3月改正で敦賀発着となる『しらさぎ』について、改正前の時点で行路パターンがある程度見えてきた。今回はこれを基にしてパターンを分けてみようかと…。前提として、名古屋を発着する際の折り返しは原則として熱田まで一旦回送。再度送り込む方式をとる。
(パターン1)
大垣→名古屋 ホームライナー大垣2号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ1号
敦賀→米原 特急しらさぎ54号
米原→敦賀 特急しらさぎ53号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ8号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ11号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ14号
名古屋→大垣 ホームライナー大垣1号
大垣から始まり、大垣で終わる1日を過ごすパターン。名古屋発の折り返しは米原止まりとなるなど、必ずしも統一できるわけでないようだ。敦賀では降車専用ホームから一旦引き上げ、乗車専用ホームに入って発車という方式。
(パターン2)
大垣→名古屋 ホームライナー大垣4号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ3号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ6号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ9号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ12号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ15号
同じく大垣から始まる1日というパターン。このホームライナー大垣4号からしらさぎ3号として折り返す場合のみ、名古屋で直接行うこととなる。
敦賀からの折り返しは米原までしらさぎ64号が可能だが、敦賀から始まるパターンが2本分必要となっていた。ここでは運用を明確化する意味で、あえて敦賀で運用を終えるパターンとしたい。この場合、米原発着の運用に入らない1日となる。
(パターン3)
敦賀→名古屋 特急しらさぎ2号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ5号
敦賀→米原 特急しらさぎ56号
米原→敦賀 特急しらさぎ55号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ10号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ13号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ16号
名古屋→大垣 ホームライナー大垣3号
敦賀から始まり、大垣で1日を終えるパターン。上で述べたパターン2を敦賀で終えた場合、3パターン分の運用を完全に分けることができるのだ。この措置により、当該分+予備をJR東海所属編成で置き換え可能と考えている。
ということで、西日本主導のまま置き換えないパターンと分離させた。以下は不明瞭な点が多いことも合わせ、面倒な表現になるためご容赦願いたい。
(パターン4)
米原→敦賀 特急しらさぎ51号
敦賀→名古屋 特急しらさぎ4号
名古屋→敦賀 特急しらさぎ7号
敦賀→米原 特急しらさぎ58号
米原→敦賀 特急しらさぎ57号
敦賀→米原 特急しらさぎ60号
都合上、米原から始まるパターンも用意する必要があった。このパターンが存在するため、完全にはJR東海へ主導権が行き渡らず。逆にJR西日本の主導権が残るとも。そして面倒な表現となる理由にして、厄介な要素があった。以下4パターンまとめていこう。
(パターン5)
米原→敦賀 特急しらさぎ59号
敦賀→米原 特急しらさぎ62号
(パターン6)
米原→敦賀 特急しらさぎ61号
敦賀→米原 特急しらさぎ64号
(パターン7)
米原→敦賀 特急しらさぎ63号
(パターン8)
敦賀→米原 特急しらさぎ52号
実は米原での折り返しが少時間の場合、そのままなのか一旦回送するかはっきりしない。このためここでは判別を避け、それぞれ別のパターンとして分けたのだ。またしらさぎ52号は米原での折り返しが該当しないため、米原着をもってこの日のパターンが終わってしまった。
改正前に推測したところでは以上となる。実際どうだったのかは…、またの機会としたい。
(おわり)