(5-1)山陽新幹線、西日本のスモールAを8両化改造して500系置き換えへ

 

 

 JR西日本は新規で"16両編成のN700S"を4本投入する。合わせて既存のスモールAを"8両編成化改造"することとなり、500系『こだま』編成を4本置き換えると発表した。西日本は所有するスモールAは置き換えない(全編成を改造して現役続行)と発表しただけに、そう来たのかと。

 8両編成では九州直通用の編成があり、西日本が7000番台。JR九州も所有し、8000番台を名乗っている。それと区別する必要があり、さらに現行の編成(5000番台)もいくつか残存する。とりあえず6000番台が空いているので、それを使うしかなさそうか。

 車内設備として、全車両が普通車となる。自由席が(1~3,7,8号車)現行そのままとして、指定席(4~6号車)はグリーン車からの改造。床の絨毯敷がなくなり普通車と同様となりつつ、座席はグリーン車の座席を流用という。なかなかとんでもないことになりそうだ。

 このほかバリアフリー関連の改正もあり、車椅子席を従来から増加させるとあった。合わせてJR東海からの座席数統一条件がなくなることから、大型荷物スペースを設けるのではないだろうか?

(5-2)せっかくなので、外装を0系ないし100系風にしてみた件

 今回の改造で外装は基本そのままという。ただやはり山陽新幹線完結『こだま』専用となることで、何なら『こだま』らしい装いを見たくなった。思い浮かぶのは、晩年に0系や100系が短編成化されて山陽完結『こだま』に従事していたこと。ということで、ペイント3Dにて加工。


 さらに0系へと近づけてみよう。カバー部分は青色としつつ、窓回りなどを除いて車体塗装は現行のホワイトのまま妥協。アイボリー調にすることなく、天井もシルバーにしない。それでもある程度"らしくなった"と思う。
(おわり)