名鉄でもJRなどと同じ3月16日、ダイヤ改正を行うこととなった。今回は気になった個所など、触れていくとしたい。


1.朝間帯、深夜帯の中部国際空港アクセスの利便性向上
 平日朝の急行中部国際空港行きについて、金山始発(7:12発→7:11発)の1本が弥富始発となる。名鉄名古屋までは普通として運行され、名古屋から急行として乗車可能(7:07発)となるようだ。

 津島線内で調べると、現行ダイヤにおける普通河和行き(木田6:42発)と一致した。要するに名鉄名古屋までは現行のまま、山王は通過して金山からは現行の急行中部国際空港行き。現行の普通河和行きは金山始発になるといったところか。

 夜間帯は中部国際空港始発の快速急行が1本増発される。1月に公表された時点で行先は示されていない。そうすると…、イベント開催時も快速急行を増発すればいいのでは?合わせて東岡崎行きの最終となる全車一般車特急も、現行から5分繰り下げられる。


2.朝間帯、夕間帯の一部列車で輸送力増強
 まあ…、編成数増やしてより多く乗れるんならそれがいいな。詳細は割愛。


3.名古屋市交通局との相互直通列車の輸送力の見直し
 大きいのはこちら。平日日中(10~16時)と休日の日中以降(10時以降)は、地下鉄鶴舞線から犬山線へ直通しなくなる。この分は単純な減便と考えれば早そうだ。…ってかまさか、これで未更新の100系を廃車しようとしてないか?


 上飯田線については完全な減便だ。特に休日夕方は小牧発着の分を削り、毎時4本とも犬山発着とするだけの話。


4.ワンマン運転区間の拡大
 前年に各務原線と知多新線をワンマン化させ、3500系リニューアル車や9500系による線内折り返し運行とさせた。これを広見線に拡大させるといえば早い。これにより新可児発着の犬山線直通は、平日朝を除いて全廃止となる。

 何ならいっそ、小牧線で使う300系の運用範囲拡大もどうだろうとも。どうせ犬山発着で線内折り返しのワンマンなわけだし。先述する減便で余剰となろう、更新済みの100系も考えた。まあ、要は見たくなっただけの話。


5.その他
 河和線に新しく『加木屋中ノ池』が開業。やはり普通のみ停車となり、準急以上は無視されるようだ。そこから先、前年の改正で知多半田から河和が普通となった件について。今回晴れて『上ゲ』が快速急行の停車駅となったため、わざわざ種別変更することがなくわかりやすくなった。


 知立の高架化が進行する一環により、『三河知立』が現在位置から900mほど離れて移転する。現在の駅を前年に視察しており、工事風景などは動画サイトで見ていたり。完成して改正後、改めて出向こうか。


 以上、詳細については名鉄の公式資料などを参照したい。詳細なダイヤは2月以降に検索可能となる予定。
(おわり)