2024年1月1日(月)午後2時21分 愛知県安城市/安城駅南口
新安城からバスでJRの安城へ移動。バスはここでしばらく停車し、安城更生病院を経てデンパーク(安城産業文化公園)へと向けていく。デンパークは元日休業ということだが、ここから乗る人はいたのだろうか?
安城の駅前を見ると、周辺は建物が多く市街地らしい雰囲気。店はそこそこあるようだが、こちらも元日だけあって開いているところはほとんど見られなかった。
JRの駅は古くから橋上駅舎で鎮座し、駅前広場を覆うようにデッキが設けられている。こちらも駅前広場の中にモニュメントが立ち、地球のような銀色の球体となっていた。
やはり古くからある橋上駅舎であり、古めかしく手狭なことは否めない。エレベーターはデッキに後付けられたものの、南口にエスカレーターはどこだったか。券売機は近距離用と指定席用があり、窓口販売もある。
北口へと進もうか。自由通路も古めかしい時代らしく、窓は上部分に明かり取りとして設けているに過ぎない。装飾も簡素であり、殺風景な感は否めない。
北口の駅前広場はかなり小ぶりなものであり、一般車両の乗り降りにしか対応しない。周辺も店などは見られず、住宅は戸建てが多く集合住宅も高さの低いものばかり。少々離れた大規模マンションが、1つだけ目立つ。こちらには上りエスカレーターがあった。
駅に向かおう。改札を前にしてコンビニ売店があり、レジはすべて無人化されていた。有人改札は窓口のようにドアで仕切られている。自動改札は幅広い1通路と、IC専用を含む通常幅が5通路。もっとも、一方通行となるものが複数ある。
改札に入っても構造が古めかしく、殺風景で天井も低く狭苦しい。通常は2番線と3番線のみを使用するため、1番線と4番線の階段へは立ちれないようそれぞれモノが置かれていた。
ということで、ホームは3面4線式。先述したように、通常は島式ホームの2番線と3番線のみを使用する。ホームにエスカレーターもの上り方向のみ設けられており、幅もそこそこ取られている。発車案内は改札付近が液晶画面式、ホームにあるのは3色LED式。
快速停車駅らしく待避線を有するところ、待避線のホームを外側に設けたのが問題点だろう。このため乗り換えに支障が生じており、1番線で普通が待避するのは平日朝の1本だけらしい。小ぶりながらも律義に発車案内を設けているのがなんとも…。
旅客車が使用しない4番線を除き、ホーム上にエレベーターが設けられている。難を言うならば乗車位置から離れており、階段の位置を介することで狭い個所を通らなければならなくなることか。
なお構内配線を調べると、名古屋方向からのみ折り返しに対応しているようだ。その際は4番線を使用することとなるところ、そのような機会もなさそう。
(2024年開幕戦 おわり)