2023年12月27日(水)午後3時31分 愛知県清須市・枇杷島橋
愛知県道67・190号の枇杷島橋は架け替える工事が進められており、2023年10月後半から仮設橋へ移動している。合わせて名鉄名古屋本線を跨ぐ高架橋と一体化されることとなり、今回の仮設橋から一体化。高架橋部分は引き続き小型特殊,原付,軽車両が通行できないため、交差点を設けて迂回させた。
ところで旧高架橋から同様に、歩行者は通行禁止の標識がない。歩道そのものは途切れているため、通行は物理的にもできない。完成形もそうだが、どうするつもりだったのだろうか?
以前の橋はやや低い位置にあり、仮設橋からは少々見下ろす形。新しい橋もこの高さで設けられる予定となる。橋脚も小ぶりで数が多かったため、増水の際に支障が生じていたことだろう。そんな古い橋も舗装がはがされ、解体が着実に進んでいた。
歩行者向けには新しく動線が確保され、交差点から堤防下へ下る動線(歩道付き)の他。直接降りられる階段が設けられた。造りからして土とコンクリートで固めたらしく、なかなかしっかりしているようだ。壁面に鉄筋らしい金属部が露出するなど、装飾は簡素だがどうだったか。
高架下となる、西枇杷島の駅から見上げてみる。2023年末現在、古い高架橋は解体されずに残っていた。この高架橋は1935年から構えており、今となってはかなり幅が狭かったり。
続いてJRの枇杷島へ。こちらは無人化が予定されるのか、無人駅用のシステムの導入準備が進められている。指定席券売機は2月1日より使用開始とあり、インターホンや読み取りカメラといたものはまだ用意されていないようだ。近距離用券売機も一新され、ICカードは液晶画面のある読み取り台へ置く方式。
(S)JR往復乗車券:枇杷島←→名古屋 380円
駅にポスターがあったにもかかわらず、わざわざ名古屋駅まで往復することとした。この年末年始(28日~翌年1月4日)の"民族大移動"では新幹線『のぞみ』が全席指定となり、関連して調べたくなったということだ。
名古屋駅にある指定席券売機で調べたところ、初日となる28日は余裕があるという。近距離券売機は従来のままなようだ。新幹線駅の自動放送については27日時点で、従来のままであった。
枇杷島から名古屋の往路は313系前期型、復路は311系であった。後者は特に廃車も進み、15本中の残存数が半数を切った。車内のプレート類も撤去されており、そろそろ来るのかとも思わせる。
かくして2023年は暮れていった。2024年はいかなる1年になろうか…。
(おわり)