2023年4月1日(土)午後1時55分 大阪市西区・京セラドーム大阪
試合開始5分前になり、最終のメンバー表交換が行われる。阪神の岡田彰布監督は2023年シーズンから復帰。対する横浜DeNAの三浦大輔監督は、現役時代に登板した試合を実観戦していたり。
さく「…いつだった?」
1回表、横浜DeNAの攻撃。先頭の佐野恵太がセンターへ抜けるヒットを放つ。宮﨑敏郎が三振の後、楠本泰史が四球。牧秀悟のサードゴロで2アウト2,3塁となり、ソトが右中間へのタイムリーツーベースで横浜DeNAが2点を先制!
もも「なんかいきなりコワいんだけど。」
なぎ「わからんぞ?ここからピタって何もないってのも。」
桑原将志もレフト前へ運んでもう1点。伊藤光もレフト前ヒットで1,3塁となり、森敬斗が二遊間を抜けるタイムリーヒットで4点目。先発登板前に打席が回ったガゼルマンはライトフライで、ようやく終わった。
1回裏、阪神の攻撃。こちらも近本光司が左中間を抜けるツーベースで始まる。中野拓夢のセカンドゴロで3塁に進み、ノイジーが二遊間破るタイムリーヒットで来日初打点という。大山悠輔も右中間へタイムリーツーベースでもう1点。
さく「今日は長くなるかもね。」
もも「そういって楽しんでるくせに何をいまさら。」
佐藤輝明がフォアボールを選んだ後、新人の森下翔太がヒット。これがプロ初ヒットで初打点という。初回にして4点差が1点差となったところ、梅野隆太郎がダブルプレーで終わってしまった。
めぐ「逆に楽しみ。」
もも「本当、ワルい人ばっかり。」
2回表。1アウトから宮﨑敏郎がレフトスタンドへのホームランで突き放すも、その後はどうだったか。代表で活躍した牧秀悟にこの日、当たりが出なかったことは…。ヘルメットに採用された艶消しのメタリック塗装はなかなか新鮮だ。
さく「なかなかいいよね、メタリックに。」
めぐ「なんかバイクでこういうのあるの。」
2回裏、小幡竜平がライトへのヒットで出塁。秋山拓巳が送った後、近本光司のゴロで3塁へ。中野拓夢がライトへ抜けるタイムリーヒットで1点差に戻す。ノイジーはショートゴロに終わった。
3回表は3人で終了も、試合開始から序盤に点を取りあったことで概ね1時間が経過。開幕2戦目のデーゲームで阪神主催ということもあり、2日も合わせてチケットは完売。スタンドはしっかり埋まっている。
さく「これ、過去最多ってどれぐらいよ?」
なぎ「さあ…?よくわからん。」
さて入場後にはもう1品、丼モノを購入していた。
めぐ「これいいよ、なんか。すじとか。」
さく「じゃあ…。」
もも「多分もう店行っても遅いって。」
3回裏は1アウトから佐藤輝明が四球を選び、2塁へ盗塁を成功させる。森下翔太、梅野隆太郎が共にセンターフライで続かない。
さく「買ってきてくれるの?」
めぐ「いや、このゴミ出ちゃったのを捨てようかなって。」
4回表は3人で終了。ガゼルマンに代打を送ったため、2番手として坂本裕哉がマウンドへ。その間、席を外して追加した。
4回裏は2アウトから近本光司が四球を選ぶも、盗塁は失敗に終わる。
5回表、宮﨑敏郎がヒットで出塁。以後は楠本泰史がファウルフライ、牧秀悟はセンターフライ。ソトもショートへ高々とフライを打ち上げてしまった。
なぎ「…なんか動かんくなったし。」
さく「こういうのってやっぱり最初だけだよ。」
5回裏、中野拓夢が四球を選ぶ。ノイジーがレフトフライの後、大山悠輔がサード横を抜けるヒットで1,3塁。佐藤輝明がセンターへの犠牲フライで同点となった。森下翔太はライトフライ。5失点しながら5回まで投げ切った秋山から、村上頌樹へマウンドを交代。
もも「最初の4点がなんだか。」
6回表。桑原将志がレフトへ二塁打も、伊藤光はサードゴロで進まず。森敬斗は送りバントを決めて2アウト3塁。
めぐ「あ、来るかも。」
さく「代打のどうかした?」
代打に大田泰示が送られた。実観戦では北海道日本ハムに在籍していた2019年以来となる。この場面で見逃し三振に終わり、勝ち越しはならない。
もも「あ、そう?」
めぐ「せっかくだから、背中から形になるかなって。」
6回裏のマウンドに上がるは三嶋一輝。梅野隆太郎がバットを折りながらもセンター前へヒット。小幡竜平が送って1アウト2塁。
代打に出てきた渡邉諒もまた、実観戦では北海道日本ハムに在籍していた2018年以来。その時に1発放っていたものの、この打席は空振り三振で2アウト。近本光司がレフトへのヒットも、ホームでアウトとなりこちらも逆転はならず。
めぐ「行くかと思ったのに。」
もも「ってかアンタ、どこのファンよ?」
7回表、3番手で登板した岩崎優が3人で終わらせる。
(つづく)