2023年4月1日(土)午前11時58分 大阪市此花区・西九条駅に到着
立ったまま西九条で降りるとしよう。目的地となる京セラドーム大阪へ向かうべく大正まで乗れば、徒歩移動がそこそこ残る。そしてせっかくならばと、西九条での乗り換えがどうなのかも調べたかったのだ。
もも「さっきはそのまま見慣れたほうがいいったのに。」
めぐ「これはちょっと、個人的なのも。」
(M)JR運賃:大阪→西九条 170円
JRの改札を出た後、阪神の駅は階段を上がってすぐ近いらしい。
さく「だったら、わかりやすくてよかったじゃん。」
なぎ「余計なこと考えさせんなって。」
阪神の駅は単純な相対式ホームとなる。JRと同じく高架構造ながらJRをまたぐため、位置は結構高く設けられている。なんば線として大阪難波(~近鉄奈良線)までつながる以前は終着駅だったのか、幅は結構広い。
4.西九条12:05発→ドーム前12:08着 普通/東花園行き 近鉄9621
入って来た普通は近鉄の6両であり、いわゆる"シリーズ21"のロングシート車両である。短い区間でも座れるのならば、座って休んでおく。体力は確実に落ちてきたかもしれない。
もも「そういやアンタいつも何で通ったりって。」
めぐ「基本自転車で十分なとこだけど、週1回ペースで原付回したいし。」
わざわざJRの大阪から西九条を経て、阪神のドーム前まで15分かけて到着。壁面にレンガを使用していることもあり、なかなか凝ったものとなる。エスカレーターで改札へ上がりながら、壁面を眺めていく。
さく「今、貴重な休憩時間なんだよ。」
めぐ「もう上がりたくて…。」
(M)阪神運賃:西九条→ドーム前 220円
ということで、阪神の地下駅から京セラドーム大阪はすぐ近い。特徴的な外観を見ながら、デッキにはイオンモールも面している。引き続きじっくりとエスカレーターを上がっていこう。
めぐ「…ちょっと欲しいのあるから、先入ってて。」
もも「アンタのガラクタ集めなんか付き合わなくても。」
さく「ガラクタだけじゃないよね?」
京セラドーム大阪へ入場すると先々週の東京ドームから一転し、手持ちの状態では4月1日時点で現金しか使用できなかった。そんなこともあるのである目的と兼ねて、先に"場外"となる2階の店で購入した。その後京セラドーム大阪の飲食売店では、4月4日からauPAYが使用可能と発表されている。
ということで、改めて3階の6ゲートから入場。外周の装飾からしてオリックス色が強くも、比較的他球団の主催試合を積極的に受け入れている印象。特に今回の阪神は近隣なことで、主催試合をそこそこ多めに組んでいる。
(A)パノラマシート3塁(京セラドーム大阪/阪神タイガース) 3000円
今回も例によって内野上段席を選択。中央寄りとしつつ3塁側を選択し、少々3塁に近くなった。当初予定だった2020年は中央寄りにしておらず、実現していれば外野に近かったことだろう。そして実はビジョンの左右にあった広告看板が、LEDビジョンになっていたりする。
なぎ「なんかアレ、妙に明るいと思ったらさ。」
さく「あ、そうなんだ?全然わかんなかった。」
東京ドームより後年になって完成したこともあり、座席はこちらのほうが若干広く取られていた。形状は名古屋や札幌と異なるものが採用されている。
もも「今日は間違いないわよね?」
めぐ「今日は大丈夫、しっかり見た。」
今回はバーガー2種を食べ比べて…。
正真正銘、京セラドーム大阪限定のバーガーも頂く。
ベンチ入りメンバーの発表となる。ビジョンには選手名の表示がされず、読み上げられるだけ。
さく「…はい。」
もも「…楽できるって思ってんの。」
そしてお待ちかね、スタメン発表の時間。何せ鳴り物が完全復活しており、その"音"も現地でしか味わえないものだろう。ビジター側は例によって淡々とし、ビジュアルもビジョンに出てこない。
めぐ「このトランペット響く音を…。」
大阪での阪神主催試合では、ビジター席が概ねレフト上段席の一角に過ぎないぐらいか。2023年は横浜DeNA,東京ヤクルト,中日であることから、レフト上段席全体までに拡大されることがない。
さく「こんなくっきり青く分かれるからね…。」
もも「…アンタらちょっと黙ってなさいよ。」
ホームの発表の際、演出は新しく用意されただろうか。ビジョンは全面を使用し、甲子園と同様の画面アスペクト比になるよう調整されているだろう。とりあえず日本代表選手から、中野拓夢にしてみた。
ホームの応援団はライト下段席に陣取り、チアダンスチームも応援に沿って応援する。どうもここで下段席からとなれば、上段席の天井に跳ね返って上段席より音が響かないような気がしてならない。
さく「アレは応援団の真上だからだったっけ?」
なぎ「真上にいて、塞がれちゃ聞こえんだろ。」
最後に審判団と公式記録員が発表された。オリックス主催以外でスコアボードのレイアウトは2019年以来型から踏襲しつつ、フォントは2020年から一新されている。
もも「こっちのほうが見やすくていいんじゃない?」
めぐ「まあ、前から変わんないのがね。」
(つづく)