2023年のクリスマスパーティー


「2023年もあと少し、とうとうクリスマスパーティーの時期になってしまいました。そんな2023年ですが…、特に九州の旅行でカレーが多かったと思いまして。パーティーにカレーなんかと考えました。それでは始めます。」


1.特製赤黒カレー(東京ドーム/MINGLE TANGLE) 1280円
 3月19日。東京ドーム1階の『ポップアップショップ』に期間限定で出店していたのは、神田カレーグランプリに出場した店。あまり奇をてらうのもアレだからと、赤と黒のスパイスカレーにした次第だ。

 ご飯は雑穀入り。添えられているのはスパイシーナッツらしい。赤いチキンと黒いビーフ、どちらのひき肉がいいかといわれれば赤いほうか。こういうスパイスカレーは不慣れだが、たまに食べてみるのもいいだろう。



2.牛スジカリー・中盛り(船場カリー) 870円
 4月1日の夕食。写真写りより実物が緑ががった感じになるなど、カレーとしては最初からかなり独特な色合いを見せる。そのお味はなかなか辛く、母には勧められないだろう。同時になかなか濃厚でもあり、もう1回食べたくなったかもしれない。

 今回は野球観戦のお供とした『ぼっかけ丼』が気に入ったことから、牛すじにしてみる。カットがぼっかけより大きいことで、少々噛み切るに難が生じるなど強い食感になった。そしてお味もよりダシになり、仕上がっていくのだろう。



3.豆乳仕立ての冷やしトマたまカレーうどん・大(丸亀製麺) 980円
 5月2日、トマたまカレーうどんの新作として"冷やし"が登場。今回はそれを食べてみたかった。しかも麺1玉半の大サイズで。豆乳仕立ての冷やしトマたまカレーにも、天ぷらって結構相性いいんだ。

 豆乳仕立てでクリーミーになったカレーは、赤いトマトの酸味がまず表に出てくる。讃岐のうどんはしっかり太く硬く、こういったカレーが結構飛び散ってしまう。紙エプロンが添えられており、本当に良かった。

 で、トマたまカレーはクリーミーな酸味で終わらない。後半はしっかりとスパイスが攻勢に出てきている。カレーが冷たくても熱くなってきた。麺を食べきってカレーが残れば、付属するひと口ごはんの出番。ご飯はもっと欲しくもさせてくれるのだし。

 それと…、2024年度存続の条件。共同開発したTOKIO(株式会社,グループ)が、旧ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP)と完全に縁を切ることか。



4.そばいちのカレーライス+かき揚げ+肉(そばいち) 合計980円
 7月5日。朝から豪勢な組み合わせだろうし、蕎麦店ならではの組み合わせでもあろう。かき揚げカレーにしたかったところ、肉も美味しそうに思い欲してしまった。結果的に、肉は増やすぐらいの存在となる。

 カレーはあまり辛くない。チキンは入っていないはずだが、なんとなくバターチキンカレーを思ってしまう。スープが決め手となるところに蕎麦つゆを用いるため、独特な味わいにさせるのか。かき揚げとも結構合うから、また繰り返したい。



5.バターチキンカレー・辛さなし+シークカバブ(スパイスマスター) 1475円
 7月18日、小倉駅で選んだのはカレーなどインド料理の『スパイスマスター』。今回は辛さ控えめでまろやかな、バターチキンカレーにしよう。なんだかんだで"本体"より、添えられたサラダを先に手出ししてしまう。かかっているソースというかドレッシングというか、緑色をしたそちらも辛くカレーらしい。

 ということで、バターチキンカレーは辛さなしで注文。クリーミーでまろやかなのは、確かにどこかで食べたことあるようなお味。サフランかターメリックの黄色いご飯なので、それだけでもほんのりスパイシーになる。辛さそのものは激辛まで選択可能だ。

 今回はシークカバブを1本添えてみた。粗挽き肉と野菜を共にスパイスと混ぜ、串に巻き付けて炭火焼き。肉だけじゃない独特な食感だったのは、野菜入りだったためか。全体的には満足なバターチキンカレーをご馳走様。このカレーが、この九州旅行で大きな影響を及ぼそうとは…。



6.チキンカツがメインのトルコライス(ニッキーアースティン) 995円
 7月19日。長崎駅で選んだのは全ての基本型にして、最も低価格な組み合わせ。白米のチキンカツカレーにドライカレースパゲティ、デミソースとコーンサラダという。1973年に創業してから最初のトルコライスだ。

 やはりまたサラダから手出しするのが癖になってきた。ドレッシングはフレンチ系のようで、お味はなかなかクリーミーで美味しい。それこそ、オーロラソースだろうかと。

 カレーは中辛より辛口気味となる。前夜のバターチキンカレーは甘口だったため、明確に違うものとわかった。不思議とコクのある店のカレーは辛口が多く、結構タイプかもしれない。

 チキンカツにデミソースがかかるところ、カレーも合わさっていく。これもまたトルコライスのトルコライス一面だ。食べたくて長崎まで来た甲斐あって、もっと好きになりそうだ。

 スパゲティは色が薄く、味が付いていないように見受けられる。食べてみると、うっすらとカレー風味が感じられる。実のところ米を食べきり、残ったカレーやデミソースと合わせるのが正しかったかもだろう。長崎名物は単体でボリュームがあるため、店ごとに食べ比べるならば時間を要するだろうな。



番外.日清カレーメシ・シーフード(日清食品) 215円[軽]
 5月23日の昼食が確保できない場合を見越し、購入していたインスタント"飯"。土曜午前出勤日の昼食としてようやく行使した。中身は乾燥具材と固形カレールーが入っており、熱湯を注いで5分。食べる前にしっかりかき混ぜ、ドロドロしたカレーになってきたら完成だ。


 お味はシーフードらしく、魚介の風味がしっかりと。乾燥具材はカップヌードル・シーフードのそれと思われたが、イカらしい食感というか歯ごたえはあった。カップヌードル・シーフードも、機会を見つけて1回食べておきたいか。それこそ、カップヌードル・シーフードカレーなんかどう?


「長くなりそうなので、今回はここまでにします。」
(つづく)