2023年11月4日(土)午後6時24分 愛知県豊田市・セブン-イレブン豊田市小川町店


 豊田花沢町のデイリーヤマザキから18.3km。とりあえずセブン-イレブンに入ったはいいものの、特に今すぐ欲しいモノもない。とりあえず翌朝食べられるパンでごまかそうか。


国道153号 拳母町1丁目(豊田市)→浅田町平子(日進市)
 この国道は豊田市から名古屋市に向けて、不思議とそそられる片側2車線。豊田市内は駅付近が中央分離帯あり、国道155号まで(実際は愛知県道491号まで)の市街地区間が中央分離帯なし。以降は高架区間や中央分離帯の広くとられた区間が続き、規格が高い。

 しかし実際は高架など立体交差区間も挟みつつ、平面交差区間では中央分離帯が広く。緑化も進んでいるほどに違和感を感じるかもしれない。この『豊田西バイパス』は片側2車線で開通してから長らく年月を経ながら、実のところまだ"完全体"でなかったりする。

 それこそ国道23号(名古屋市以東のバイパス。原付通行不可)のように、連続した高架区間としたかったことだろう。あるいは側道の用地を使い、現行の平面交差をベースに片側3車線とする計画もあることかと。

 現状は見た限り、片側2車線で何とか持っているように思える。予算面では他に優先事項があるようなので、しばらくはこのまま"進化"することもなさそうだ。

 そういえば以前に一度利用し、2020年に閉業した和合温泉の跡地はどうなっただろうか?夜間走行をしている中ではよくわからなかった。調べたところ、その跡地は病院になったらしい…。


 豊田市小川町のセブン-イレブンから11.4km。国道バイパス沿いにセルフ式のスタンドがあるようでなく、日進市でようやく見つけられたり。残量から見ると…、絶妙な頃合いだったのかもしれない。

 バンテリンドームナゴヤからは124.4kmを走行した。今回のゴールは思ったより遅い時刻となりそうだが、ひとまず夕食まで組み込むことはなく終わるとしたい。それはそうと…、なかなかトイレでスッキリしないんだ。


国道153号 浅田町平子(日進市)→植田一本松(名古屋市天白区)
 再スタート後しばらくして名古屋市へ。国道153号のうち、豊田西バイパスは国道302号と交差するまでとなる。ジャンクションのように幾層にも折り重なる中、国道153号はトンネル状に通過する。


 照明はナトリウム灯と蛍光灯が交互に配置され、特に外が夜間帯で絶妙な明るさを持つ。暖色となって雰囲気もよく、通過のみながら居心地がよかったり。カクテル光線ってこうだったのかと。


 さて国道153号は植田一本松で左折となるも、続くように造作のよさそうな道が続いている。厳密には名古屋市の都市計画道路『山手植田線』で、国道でないはず。ただ雰囲気はどうも怪しい。国道も国道で0キロポストの位置からして、国土交通省直轄区間が中途半端な箇所で途切れているのだ。

 そして都市計画道路も昭和区に入ったところで途切れ、道なりに右折を余儀なくされる。以降山手グリーンロードまでは都市計画が存在していたところ、中止されたらしい。さらにその先、国道153号へは都市計画すらなかったという。

 現状でも中型以下に限れば、国道153号に対する短絡経路として成立している。ネックだったのは周辺の宅地化が進んでいたことと、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(八事日赤)が立地していることか。開通させれば交差形状が複雑になり、より混迷を極めたに違いない。


国道153号 杁中(名古屋市昭和区)→吹上公園(名古屋市昭和区)
 さらに原付はこの短絡経路によって、この間は2段階右折という手間がかからない。むしろよかったりするのだ。川名公園のあたりでは県道56号が左に片側2車線で分岐しており、都市計画が"完全体"となっていたならばここにつながるのではないかと。

 まあ以上の話は引用やら、推測を多々含む。詳細は各機関が知るところだろうし、なんなら某道路番組で取り上げて欲しい案件でもある。

 さて国道153号は若宮大通(名古屋高速2号)で左折し、少し進んだ後の吹上公園で右折となり外れる。今回は直進して若宮大通を西向きに行こう。名駅通へ至るまで直進し、名駅通でも2段階右折の必要がない。


 加えて名古屋高速2号の工事で、入口が閉鎖されている様も見たかったのだ。厳密にいえば都心環状線で迂回可能な区間であり、吹上東からは迂回路となる都心環状線へ進むことができる。吹上東の入口を閉鎖したのは、合流などの車線変更がイレギュラーとなるのを避けたのかのだろう。


 給油してから17.5km。笹島での進路を誤り、旧名鉄レジャックのビル跡を回り込む形となる。ここで一旦小休憩として、締めくくるとしたい。

 今回の走行距離は171.2kmと、5月の原付合宿以来となりそうな大台に乗ったか。

(原付ラリー西三河2023 おわり)