2023年11月4日(土)午後4時30分 愛知県岡崎市
国道473号 本宿町沢渡(岡崎市)→※国道301号(豊田市)
そしていよいよ本格的に山道へと進んでいく。この時点で上り勾配がなかなかとなっており、この先が思いやられそうでもある。とりあえず、防寒対策は備えていてよかっただろう。
集落を過ぎると上り勾配と共にきついカーブが多く、木々にも囲われて日差しが届かない。日中ならばもっと明るい時間帯でも、かなり暗い中だったはずだ。何とかセンターラインを設けた程度の幅ながら、ガードレールはしっかり備わっているのがいい。これでも既視感あるのは、国道473号だからだろうか。
額田ゴルフ倶楽部の案内が現れると下りに転じている。ところどころ野焼きもされているようだが、原付はスピードが上がりすぎないよう気を付けたい。
そのまますると突き当たるも、ここはまだ国道301号から遠い山中。国道473号は右折となり、左は県道335号となる。信号など当然のようになく、こちらが一旦停止となる。
引き続き対面通行となっており、しばらくは開けた田舎風景を進む。
再び上り勾配となり、また木々に囲われ暗くなる。そのままトンネルへと進んでおり、長さはそこまででないものの結構な狭さ。抜けると急なカーブが続く山道で、木々に囲われ日差しの届かず狭い中を今度は下っていく。
右の景色が開けてきた。眼下には棚田越しに集落があり、山々と合わせた眺めはなかなかのモノだ。
さらに国道は下っていき、突き当たるような箇所を道なりに右カーブすると集落へ。開けて広々としつつカーブはまだ多い。
対面通行のまま道幅が広がり、起伏もありつつ走りやすくなった。愛知県道35号と交差する箇所に標識があり、直進の国道473号には国道301号とある。日没も迫っており、残す距離はどれぐらいだろうかと。何せしばらく信号がなく、連続走行も止まっていない。
道の駅『藤川宿』から23.9km。まだ先にカーブや勾配の多く、雨量規制のかかる区間が5kmほど続くという。標識の『岡崎市桜形町』以外に目立つ表記はないものの、ここから引っ張るわけにいかなかった。よってこの待避可能な箇所で小休憩としよう。
この箇所もよく見ればなかなかの勾配に位置している。周辺にあった家を目安にすれば、傾斜角度がなんとなくきついとわかるだろう。ひとまず国道301号にぶつかれば達成なのだが、明るみの残る間に間に合うだろうか?
国道は国道らしく、引き続き対面通行で幅も十分。上り勾配は続きカーブも多いが、走りにくいということはなさそう。集落を結んでいることもあり、しばらくは開けた中を進んでいる。
カーブがきつくなったところ、県道331号が左に交差している。以降も上り勾配共々続いており、またも木々に囲われ暗い雰囲気となった。
周囲が開けてくると下りに転じており、直線状に進んでいる。どことなくどこかのラリーカーレースで見覚えがあるようで、そういえば世界ラリー選手権がこの西三河地区で開催されると…。
国道301号とぶつかる箇所で豊田市に入り、そのまま信号もなく突き当たった。国道473号はここを右折し、少々だけ重複している。ここから先は以前に走行しており、空を見てもすでに日は沈んでいる。ひとまず今回の目的は以上として、明るみの残るうちに間に合ったため大成功だ。
国道301号 ※国道473号(豊田市)→拳母町1丁目(豊田市)
箇所を左へ進み、帰宅の途に就こう。名古屋までは54kmあり、なかなか遠くまで来てしまっている。豊田の市街地もまだ24kmあり、最低でも途中1か所は小休憩が欲しい。
道路そのものは同じ対面通行にして、より"格上"なのか線形等ややよさそう。日没も過ぎており、次第に景色は見られなくなる。この区間も逆向きながら過去に走行しているので、軽く流していいだろうか…。
先ほどの小休止から16.5km進み、トイレにも入りたくなっていたところ。まさにタイミングよくコンビニ(デイリーヤマザキ)があったりする。ただ何か欲しいというタイミングではなく、何か買っておくという"マイルール"で困った。
デイリーヤマザキのトイレに入ろうというところ、店内飲食でそこそこ過ごすこととなった。
再スタートして、国道301号でそのまま流すことができるかといえばそうならない。途中にある根引峠はカーブの多くきつい下りになっており、加えてカーブの途中で眺めがいいのだからどうすべきか。日没後は夜景が美しく、停止できれば収められただろうが。
速度が上がりすぎないよう気を遣いつつ、時には後続の車両に先を譲り。バイパスのそこそこ長いトンネルを抜ければ、後はもう大丈夫だろう。外環状線(豊田市道)と交差してからは片側2車線となり、市街地へと入っていく。
世界ラリー選手権でもメイン会場となる豊田スタジアムを横目に、矢作川を渡って国道153・248(・419・420)号と交差する。ここが国道301号の起終点であり、豊田市役所も近い。
(つづく)