2023年7月22日(土)午後8時34分 名古屋市中村区・名古屋駅に到着


 小倉から183分かけて到着。5日中、正味4日。九州の乗りたかったモノにたくさん乗り、各地を回っては普段食べない"食"にも触れ。いつもの名古屋に帰ってきた。のぞみ54号はここから新横浜まで無停車で進み、ラストスパートをかける。


 こうして今回使った切符類は、改札を抜けて全て役目を終えたのだ。厳密には在来線を名古屋市内まで有効ながら、これ以上乗る気はもうない。何か…、食べようか。



(現)半よもだカレー半たぬきそばセット(よもだそば) 630円
 立ち食いで選ぶは、5日間で実に7杯目となるカレー。最終日だけで"猛カレー賞"を達成してしまった。後から辛くなる本格派のインドカレーでありながら、そば店らしくそばつゆを使うため和風味にもなる。フルサイズは骨付きチキンが付くため、食べづらくなるからと回避。


 セットのそばは冷たくしよう。歯切れ良いそばもまた、この店の自慢だ。ということで"最後の晩餐"もごちそうさま。

 改めて、この5日間はまさに"華麗なるカレー"三昧であった。初日は小倉のインド料理店で、辛くなくまろやかなバターチキンカレー。2日目は長崎のトルコライスで、割と辛口なカレーがかかっている。3日目は博多でドライカレーに、甘口でも辛口でもないカレーがかかった。

 4日目は熊本ラーメンのスープか、牛ホルモンのスープを使ったカレー。最終日はシンプルにして程よいネットカフェの朝カレーに始まり、チーズと共に香ばしく焼かれる門司港名物の焼きカレーで畳みかけ。名古屋に帰ると立ち食いソバの本格インドカレーで完結する。


 ということで、九州旅行はここでおしまい。費用も大いにかけたので、しばらくは編集も兼ねて休んでおこう。では次なる旅まで、また…。


 ここからは小倉から博多の在来線特急停車駅について、机上で検証してみよう。この区間は在来線と新幹線が競合関係にあり、途中駅のない新幹線に対し停車駅を設けることで対応している。(以下比較便宜上、同一の進行方向で記載する。)


 乗車した5本中、最も停車駅が少なかったのはソニック10号。途中停車駅は黒崎と折尾のみとなり、これがベースといえようか。


 続いて停車駅があるのはリレーかもめ9号,ソニック20号,ソニック57号。上記に加えて戸畑,赤間に停車する。ややこしくするのはリレーかもめ9号,ソニック57号が福間に停車。ソニック20号は福間を通過し、香椎に停車することだ。

 実のところ、福間と香椎は選択停車の形態となる。両駅とも通過する"最速パターン"は、基本的に日中運行の『ソニック』のみが対象となる。同一区間を走行する『リレーかもめ』等は朝夕の多客時間帯なので、通勤需要に応じなければならない。よって『ソニック』共々停車駅を増やしているということ。


 最も停車駅が多かったきらめき4号も同一の理由となり、戸畑,八幡,赤間,東郷,福間に追加で停車。香椎は通過となる。そんな在来線の了見が分かったところで、あくまで今回は乗車した5本のみで記載。これらのパターンに当てはまらない便もあるほか、臨時便はさらにややこしくなると思われる。

 乗車した際は停車駅パターンから推測して、スタンスを図るのもいいではないだろうか?

(2023年夏、ぐるっと九州周遊旅 おわり…?)