2023年7月22日(土)午後4時56分 北九州市小倉北区・小倉駅に到着


 門司港から821系で14分。到着すると、開いたドア下左右にある照明が灯っていた。側面にあるカラーLED式の行先表示は面積が大きく、快速運転区間(福間→鳥栖)も多言語で明記される。


 JR九州の改札から出て荷物をロッカーから取り出せば、今回の九州旅行ですることはもうない。帰りの新幹線特急券を購入し、時間まで休んでいこう。



(現)新幹線のそみ指定席特急券:小倉→名古屋 7410円
 往路と同様に長丁場となるため、復路も指定席とした。新幹線の改札に入れば、もう後戻りはできない…。


27.小倉17:31発→名古屋20:34着 新幹線のぞみ54号/東京行き 746-736
 来たのはN700Sの中でもJ36編成であることから、かなり新しい車両と思われる。JR東海の所属であるため、車内チャイムも一新された『会いにいこう』となろう。


 指定したのは11号車の最後部であり、特大荷物用区画になっていなかった。このためリクライニングも気遣いなく可能となり、荷物を置くにも問題ない。背もたれそのものはかなり薄くなり、なかなか硬めだ。


 小倉の時点では空席が多かった。発車するとすぐ新関門トンネルへ入っており、5日間でじっくり回った九州を後に。抜けた先は本州となり、新下関を通過。



(現)チチヤスミルクがおいしいミルクコーヒー(伊藤園) 120円[自]
 小倉では1品購入したと共に、紙パック飲料も購入している。このコーヒー飲料は同じ『チチヤス』ブランドの品でも、缶入りのミルクコーヒーと飲み口が違う。酸素を除いてから殺菌するため、味を変化させていないためだろう。もう1品については後程としたい。


 徳山のコンビナートは沿線でも見どころの1つとされ、復路でも収めてみたが失敗らしい。往路では停車した徳山は通過。気づけば小倉で降っていた雨は、どこへやらと消えている。


 広島を挟んで、福山まで寝ていたようだ。往路で通過した福山は停車となる。


(A)銘菓鶴乃子4個入(石村萬盛堂) 475円[軽]
 小倉で購入した品をここで投入。独特な食感は何かと思ったら、饅頭の外皮がマシュマロ生地になっていたという。中身も中身で白あんとなり、何か卵のように模されていたのかと。すごく独特な銘菓だ。


 晴れた夕空と大都会の景色を見られるように、岡山ではガラス面に合わせてみる。ここで概ね中間点となり、ようやくまとまった乗車があった。


 相生まで来てしまうと並行する在来線で223系が見られ、すっかり見慣れた風景となってしまっている。九州はやはり遠かったのだろう。


 新神戸を発車する際、ジャズ音楽となっていたのを忘れかけていた。ここまで来ると日はすっかり沈み、夜間の走行となっていく。そういえばこの便、どこかで見た覚えがあるような…?


 小倉から2時間ほどで新大阪まで来た。大都市の風景を見て、山陽新幹線が終わる。


 新大阪で多く乗ってくる。ここからはJR東海の管轄する東海道新幹線となり、いわば"ホーム"の路線といえようか。隣には後を追ってきたひかり522号が入ってきており、やはり前年末に見送ったモノとわかった。


 岐阜羽島を通過すれば、残す旅路もあと少し。5日間の九州旅行はグランドフィナーレへ…。

(つづく)