2023年7月22日(土)午後0時36分 福岡市博多区・博多駅


 博多の在来線ホームには立ち食いの博多ラーメンがあり、なかなか美味しいらしい。2009年に食べていたところで、味もあまり覚えていないので…?



(現)白旨ラーメン(まるうまラーメン) 600円
 博多ラーメンといえばタレもスープも白い豚骨だ。極細麺もこってりスープによく合っており、硬めにしても噛みきれる。具材はチャーシューやネギ、キクラゲなど。

(S)替玉(まるうまラーメン) 100円
 残額の都合上"本体"は現金、替え玉にICカードを使って決済。残っているスープからやや変化をつけるため、ニンニク,胡椒,擦り胡麻を少々ずつ加えたい。シンプルにしてこのお味、普通に好きだ。


 早々に昼食のラーメンをごちそうさま。小倉から博多の"延長戦"はここまで。最終日にわざわざ博多を目的にしたのは、新しく開通した地下鉄があるため。


 地下鉄らしく地下へ進もう。JRの駅からは案内が出ているので、そのまま従って進めていけばいいはずだ。


(現)1日乗車券(福岡市地下鉄) 640円
 さて当初はICカードでそのまま入場し、片道340円の往復分となる見込みであった。券売機と運賃表があったので見れば、1日乗車券のほうが安価ではないか。ということで七隈線の往復乗車のみを予定したところ、また欲が出てくるか…。


 案内に従ってさらに進めていくと、新しい開口部が現れた。これから乗る七隈線は新しい路線であるため、基本的には地下深くに造成される。まだ何かあっても不思議でない。


 まだまだエスカレーターを地下へ深く進んでいく。そこそこ長いモノが幾重にもあるため、ちょっと異質な光景に見られる。


 ようやく七隈線の改札まで出てこられた。最新の路線らしく、発車案内は液晶画面式となる。改札そのものは空港線と分けられたものの、内部では繋がっているため乗り換えに支障が出ない。


 七隈線のホームは全区間通じて、1面2線の島式で統一されている。車体などは専用の設計となるため、他線との直通はなく線内で完結するのだ。


 これから乗る七隈線の車両は、屋根上にかけて丸みを帯びた小型車体。緑色をベースとした塗装が目を引く4両編成となる。



22.博多13:14発→橋本13:43着 地下鉄七隈線/橋本行き 福岡市3108
 海外のデザイナーが手掛けたという車内は、こちらも旧来の日本になかったオシャレな雰囲気をしている。薄ミントグリーンのロングシートは背もたれが高く造られ、1席ずつ個別に分かれているタイプ。座った感はリニモのように、成形品らしいものであった。

 荷棚は設けられておらず、車端上部が鏡面仕上げなこともあって天井を低く感じさせない。車端下部は木目色となるため、視覚的にやさしく仕上がっている。仕切り扉は全面ガラスタイプ。車内案内装置は車端部の液晶画面と、ドア上にLED式と行燈式が交互なった。

 運転席は客室から仕切りなくオープンな構造。ということで4番線の車両は、3番線に折り返しの車両が入ってから発車となる。乗客はいつしか多くなってきていた。

 天神南を経て薬院から先は接続路線がないため、基本的には乗客が降りていく流れにある。全線地下を通っているため、外の景色を見ることはできない。


 金山は愛知県名古屋市と異なり、総合駅にあらず。空港へも乗り換えを要するものの、空港が都心近くにあるため距離そのものは短い。

(つづく)