2023年9月9日(土)午後4時15分 名古屋市東区・バンテリンドームナゴヤ

 まだ明るいうちに終わるのもよくないだろうが、何せ今回は2000km毎のオイル交換まで50km程度しかない。ところで無性に迂回する際、愛知県道30号を少し経由していたり。そちらも押さえておこうか。


愛知県道30号 谷口(名古屋市)→下条町(春日井市)
 県道215号から左折して進もう。片側2車線となり、砂田橋の駅までは集合住宅の多いところ。以降は名古屋ガイドウェイバスの高架下を進んでいく。そういえばガイドウェイバスからガイドウェイを廃し、自動運転方式となるらしい。新交通システムの"駅"となっていた停留所はどうなるか。

 県道15号と交差する手前では名鉄瀬戸線の踏切があり、流れを途切るように悪くしていた。すぐ近くに守山自衛隊前の駅があり、名古屋ガイドウェイバスの守山駅も近い。徒歩移動扱いなしで両者を結ぶならば、大曽根を介せばよかったり…。

 以降は起伏もそこそこに、快調な流れで進んでいく。周囲は住宅が多くなれど、なんとなく"名古屋市内"という雰囲気のまま。松川橋南で県道202号と交差し、左折となる。

 庄内川を渡る松川橋は対面通行であるため、流れが悪くなりやすい。設計も古いので、そろそろ架け替え工事が検討されるのかもしれない。渡った先は春日井市となる。そのまま少々で国道302号と交差し、名古屋第二環状自動車道(名二環)の松河戸インターも近い。

 国道302号からは再度、片側2車線となる。流れは良好なまま、あっという間に県道25号の起終点。県道30号はここを右折し、以降はしばらく走行済みなので一旦離れよう。


 なんやかんやでJR中央西線にぶつかり、春日井駅南口に出てきてしまった。こちらは橋上駅化と合わせて設けられたほうらしく、雰囲気が新しいほかバスの発着も少ない。ひとまずここで立て直すべく小休止としたが、ナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)を出て10.2kmしか進んでいなかったりする。


愛知県道30号 ※表記なし(春日井市)→関田町(春日井市)
 春日井駅南口から続く通りから県道30号へ進む際は案内もなく、進行方向に向いた一方通行となる。名古屋市内から松川橋を除いて片側2車線だったのに、一転して貫禄のない住宅地の細道だ。


 細いまま一方通行でなくなった。そのまま堤防に出てきてしばらく直進し続けるうち、内津川を渡る箇所となる。ここまで来てしまえばもはや建物も少なく、穏やかな風景となってきている。渡って進んだ先で突き当たるところ、左が県道だが前年は右折していた。

 左に進めば、すぐに踏切だ。線路用地がやや広くあるのは、JRが中央西線だけでなく瀬戸線(現:愛知環状鉄道線~城北線)と合わせた複々線で計画された名残である。広いとはいえない対面通行で橋から下り、建物が多い中『関田町』のバス停近くで県道30号は起終点。



愛知県道204号 八事南(春日井市)→春日井駅北口(春日井市)
 さあ、今回はまだいろいろとまだ余裕がある。県道508号(かつての国道19号)を経て、県道25(・75)号から春日井駅北口へ続く短い県道も押さえておこうか。この入口も安全地帯を設けて一方通行となっていることから、駅から制することができなくなっている。

 県道そのものはJR中央西線にぶつかるまで対面通行となり、突き当たったら左折してセンターラインなし。


 春日井駅の北口に来た。こちらは市役所に近く、以前から栄えていたほうか。各地へ結ぶバスも、多くはこちらから出ている。原付の走行できる残り距離は少ないので、そのまま帰るとしようか。

 それはそうと、駅前広場から続く道は県道204号より広い。かつての国道19号(現在の県道508号)と直接交差しており、何か選択肢を誤ったのかとも思う。少なからず、経路を選択した理由はあるのだろう。

 ということで、今回は県道508号(かつての国道19号)で帰ることとした。往年の1級国道らしく、対面通行となる区間でも比較的広々としている。


 春日井駅南口を出て11.3km。県道508号は国道302号と交差して、勝川町4丁目東が起終点。国道19号の旧道としては、直後に突き当たって途切れている。ここまで存続してきた1級国道だが、この先は区画整理されて宅地化。痕跡は全く残らず消滅していた。

 ということで、あとはそのまま国道302号を左回りに走行。こちらもかつて対面通行だったのだが、その道路風景はどうだったかのか。写真等でご存知の方は、是非コメントなどお話を伺いたい。

 今回の合計走行距離は60.4kmとなり、前年にオイル交換してから2000kmの"目安"まで残り7kmほど。こうなれば通常の行動パターンから大きく外さず、原付を購入した店まで持っていくことができることだろうと…。



(現)50ccオイル交換 1170円
 そして9月15日。原付のオドメーターが9000kmを突破し、5回目のオイル交換となる。どうやら交換用のオイルが1リットル1800円となり、その量分から算出した額が請求されたらしい。距離的にはやや早目らしいが、1年以内にはどちらにせよ交換が必要だったり。
(2023年野球観戦の番外編 おわり)