2023年8月31日(木)午後9時24分 名古屋市東区・バンテリンドームナゴヤ

 2023年シーズンのプロ野球現地観戦は東京で3試合、大阪で1試合。名古屋では3試合になった。今回はそれらを一気にまとめていこう。




 始まりは3月のオープン戦。7月の東京ドームで必要なチケットは実質上、現地購入に限られていた。よってそのついでとして、結果的に"東京ドーム3部作"の第1作となった次第。




 大阪も外さない。主催する4球団中、阪神のみまだ観戦実績がなかったのだ。加えて阪神のみ、これまで勝利を見届けたこともなく。初の現地観戦から実に22年。ようやく勝利を見届け、目指すべき"アレ"へ突き進む…。


 なぜか2020年に埼玉西武は東京で主催を組み、結果的に開催自体が延期で取りやめ。3年越しの主催試合では豪華ゲストを召喚し、新しい"白獅子"が勝利を飾った。こちらは一転して諸都合あり、福岡ソフトバンク共々苦しいシーズンを送る。




 名古屋での交流戦を入れることにより、パ・リーグ6球団がいずれも重複しないこととなった。9回まで非常にペースが速かったところ、延長でグダグダムード。そのまま12回引き分けとなる。




 そして"東京ドーム3部作"の第3作。東北楽天が主催試合を組んだ際、年間通じて不調なシーズンほど勝利する傾向だったり。この試合までは不調だったところ、対戦相手が首位のオリックスだったこともあり敗戦。しかし以降チームが上向き、まさかのフラグ回収となった。




 遠征費等の都合上、残り2球団は名古屋で8月にそれぞれ見届けることとした。広島東洋には勝ちきれず、名古屋で2試合目の延長12回引き分けとなる。大阪も延長12回サヨナラなので、3試合目となっては疲労度合いもなかなかだ。




 そして最後に残った東京ヤクルトと、もはや消化試合のように流して終える。何とか延長戦にはならず、しかしながら野球そのものの"質"は面白くないものとなった。いい加減、勝利の儀式でLEDライトを使わせてほしい。


 ということで、主催したチームは2勝3敗2引き分けと負け越し。東京と大阪では、満員御礼を見せてくれた。2024年は何を見せてくれようか…、と。実はもう少しだけ話が続いたり。

(2023年野球観戦の本編 おわり)

2023年9月9日(土)午前11時18分 愛知県あま市

(S)エザキ・セルフ甚目寺南店(アポロステーション/愛知県あま市) 180円×4.05L
 9月になり、原付で回るにはまだ余裕があれどガソリン残量の不安もあった。そこで入れようとすれば、いよいよリッター価格が180円。これでも補助金を(削ったかもしれないが)削っていないらしいので、なければどうなっていたか。一応タンク容量が小さいことと、燃費はそれなりにいいことが救い。

 今回も愛知県道200号から名古屋城を経て、県道215号を進む。どこへ向かいたいのかだいたい決まっているようなものだろうが、同時にオドメーターから見て次回のオイル交換も迫っていたり。今回はあまり遠くまで飛ばすことはできなさそうだ。


 ということで給油してから、最後は無性に迂回して15.4km。バンテリンドームナゴヤ(ナゴヤドーム)で、2023年の野球ネタは8月31日で終わりにしたはずだったことだろう。11球団が重複しなかったし。


 今回は第5回『世界身体障害者野球大会』。プロでなく、番外編みたいな形だ。入場は無料で、入退場も自由となる。1ゲートのみが使用され、手荷物検査は一応行われていた。今後の大会運営のため募金が行われており、先ほど給油した残額から271円を入れておく。


 開放されるエリアも制限があり、使用されるのは概ねネット裏の前方~中程度のみ。来賓席や関係者席を含めてなのか、約6000席となる。よって密かに潜入してみたかった『エクセレントダイヤモンドシート』は、通路から見上げて終わる。


 とはいえ、プロの1軍公式戦ではなかなか縁のないエグゼクティブエリア。2軍戦で堪能した座り心地を、再度となることか。幅は従来の座席とあまり変わりないぐらいだったか。ちょうど入場した時間(2試合目)に日本チームが出場していたことから、なかなか席が埋まっていた。

 さて"身体障害者野球"は通常と異なるルールがいくつか存在している。下肢障害を持つ選手には打者代走が認められ、専用の位置が示されている。DHを採用する際も、投手に限らず可能。盗塁やバント(バントのような動作しかできない選手のみ可能)、振り逃げはできない。


 スコアボードはアマチュア用のレイアウトとされ、ポジションの表記は数字。また国際大会であることから、選手名など英語表記となる。プロ1軍用ではスコア部分が黒背景となったところ、白背景のままとなっていた。


(A)ピーチ(バンテリンドームナゴヤ) 250円[軽]
 この日開いている店は『BigDogs』のみであった。ひとまず通常のペットボトル持ち込みを認めない姿勢から、飲料が尽きている状態だからと1杯購入。場内売店ではauPAYのキャンペーンがあり、追加ポイントというのも目的。


 一応試合に目を向けると、日本チームが着実に点を重ねて8得点。そのまま逃げ切ると思いきや、最終的に韓国チームが1点差まで追い上げて何とか勝利した格好となった。この試合が終了した後は10分の間隔を置き、次の試合(3試合目)を行う。



(A)プレミアムローストアイスコーヒーM(マクドナルド) 180円[軽]
 入退場自由なことを利用し、近くにあるイオンモールで昼食としたかった。今回もマクドナルドのモバイルオーダーとしたが、店内は空席がない。ということで2品とアイスコーヒーを持ち帰り、再入場する際に持ち込むこととした。購入品の詳細は別で記載している。


 後半は一塁側、カメラ席の後方に座ってみよう。開放エリアが限られフィールドシートも当然のように閉鎖される中、ここが最もグラウンドに近くなる。3試合目はアメリカとプエルトリコの対戦にして、両チームともビジター用準拠なのか下半身がダークグレーとなる。この色かぶりはなかなか新鮮だった。


 この身体障害者野球ではDH(特別指名打者:EDH)を1人入れながら、投手も打席に立つ10人制が可能となっている。スコアボードもDH制と同様に10人並ぶものの、10人目の打者としては対応していないようだ。


 後攻となるアメリカチームがリードした状態で5回裏に入っており、7点差が付いたところでちょうど1時間半。コールドゲームという形で試合終了となった。同じく試合が終了した後は概ね10分の間隔を置き、チャイニーズ台北(台湾)と韓国が対戦する次の試合(4試合目)を行う。

 気づけば午後4時になろうとしている。もう少し原付で目的ができており、4試合目は冒頭のみで席を立つこととした。なお今大会は5か国による総当たり戦となり、日曜日と合わせた2日間で合計10試合を行う。最終的には過去3回優勝している日本が、前回大会に続いて連覇を果たしたと…。

(2023年野球観戦の番外編 つづく)