2023年8月16日(水)午後4時9分 名古屋市中村区・名古屋駅広小路口
夏休みの後半は"民族大移動の復路"がある。ただ本格的に復活を遂げた2023年は、相次ぐ台風に翻弄された。実際に休暇の最終日となる8月15日は、台風が上陸して交通機関も計画的に運休。店舗も不定数が休業した。一過した16日もまだ大雨が残り、交通機関に影響が出ている。
ということでまた悪趣味にも、名古屋駅で視察しようというのだ。翻弄された14日から15日に加え、この日も静岡県内で大雨があり翻弄される。発車案内にある『のぞみ』は通常現れない900号台も現れ、そちらは全車自由席となる。
払い戻しは1年間受け付けるとのことだが、当日の変更や新規購入もあるようで窓口には列を成している。一応、この日の指定席はそこそこ余裕がありそうな表記をしている。もっとも発車時刻と遅れ幅から見て、実際に乗車可能となるのはかなり遅くなりそうだ。
(M)JR入場券:名古屋 150円
新幹線の改札口は入場制限こそ解消されているものの、混雑が続いている。入場券のみを購入した身分で強行突破するのもアレなので、在来線の改札から回り込むこととしたい。
東京行きのホームから見ていこう。やはり新横浜ないし東京へ向かう客が多く混雑しており、発車案内の表記も時刻が意味を成していない。来るのはのぞみ322号が先か、ひかり644号が先になるのか。いずれも2時間どころか、6時間以上遅れている。
先に入ってきたのはひかり644号で、豊橋に停車すると新横浜までノンストップという便。自由席は5号車までとなるが早々にデッキまで満杯となり、指定席のデッキが開放される。
発車したタイミングで、反対側にはのぞみ17号が入ってきた。どうもその便が、再開後に東京を出た1本目らしい。あちらもホーム上に待つ客が多く、ここからどうなることかと。そしてのぞみ17号も自由席はデッキまで満杯で、4号車以後の指定席デッキへ誘導する。
新大阪行きのホームへ上がり、新大阪行きとなったのぞみ17号を見送った後。ひかり635号も2両多い自由席はデッキまで満杯だ。
発車案内に表記があるのはこだま713号ながら、入ってくるのはのぞみ117号であった。こちらも自由席はデッキまで満杯で、指定席のデッキへ誘導される。こだま713号が実際どこにいたのかというと…、まだ三島を出たぐらいだったという。
ということで天災に翻弄された、夏休みの東海道新幹線はひとまずここまでとしよう。
考えれば名古屋駅に到着可能でさえあれば、東京へ最も混雑なくスムーズだったのが15日とは…。この日は名古屋から東京まで全て自由席となり、のぞみが毎時4本とこだまが毎時1本。そもそも在来線や名鉄は運休しており、かなり条件が限定的だったとはいえ皮肉そのものだ。
在来線は名古屋地区について、特に見所はなかったためパス。強いていうならば、中央西線のしなのが発車に手間取ったのか発車案内から10分程消えなかったことか。
金山の名鉄乗り換え口にある発車案内が一新され、液晶画面式となっていた。フルカラー対応なばかりか細かな表示も可能となり、液晶画面そのものは市販品を使用できたりと。先週はこちらを利用せず、見逃したという話。
(おわり)