2023年7月18日(火)午後3時15分 愛知県あま市
95.甚目寺15:15発→名鉄名古屋15:36着 普通/豊明行き 3212
猛暑下では乗り換えも面倒になってきた。今回は時間に余裕もできたことなので、須ヶ口からも乗り続けるとしよう。この場合、名古屋到着は急行より8分遅くなる。名古屋からは新幹線で一気に九州入りを図った。
さて実際は小倉まで、のぞみ41号で直行したところ。当初計画ではひかり515号から、さくら565号へ乗り継ぐこととしていた。その狙いはどこにあったのだろうか?
A1.名古屋16:03発→岡山18:02着 新幹線ひかり515号/岡山行き
実のところ初旬の"東京ドーム3部作最終章"にて、これまで車内チャイムとして使われた『AMBITIOUS JAPAN!』を実車内で聞く最後の機会としていた。ところが諸事情あって、8月あたりを見越していた九州旅行が繰り上げとなる。これにより、今回が今度こそ最後だ。
そして岡山到着をもって、旧チャイムは旅行班にとっての役目を終える。乗車時間はほぼ2時間となり、特に新大阪からは各駅停車となることもあってゆっくり過ごすことができただろう。なお実際に乗車したのぞみ41号は、西明石でひかり515号を抜かしていく。
A2.岡山18:10発→小倉19:42着 新幹線さくら565号/鹿児島中央行き
岡山からは同じホームで、後続のさくら565号へ乗り継ぐことができる。このパターンは指定席利用を見越しており、スピードのそのものは待避もないことで最高300km/hと『のぞみ』に匹敵。
明確な違いは『さくら』が無条件で福山に停車し、『のぞみ』や『みずほ』は選択停車なること。実際に乗車したのぞみ41号は徳山に停車するかわり新山口を通過するが、さくら565号は新山口に停車するかわり徳山を通過する。
普通車指定席も2列2列となり、『のぞみ』の3列2列と比べグレードが高い。これでいて『のぞみ』や『みずほ』に設定される加算料金がない。車内販売が『のぞみ』にしかないことや、東京へ直通するという点を含めてもどうかと思ってしまった。
そんな指定席へ長く乗りたいのは当然だろう。ただ今回はJR東海所属車両で20日まで使われた、旧チャイムの『AMBITIOUS JAPAN!』を実車内で聞きたく。このような選択が示されたのだ。
ところでこのパターンを示しつつ、実際に指定が取れたのかは不透明だ。実例はあり、2018年8月は指定席の残りが少なくなっていた。こうなれば自由席に乗るしかなく、岡山からでは着席に至れるか不透明。
B1.名古屋16:03発→新大阪16:57着 新幹線ひかり515号/岡山行き
ということで再度名古屋に戻り、自由席だったパターンを示していこう。名古屋から新大阪であれば、このひかり515号は速達パターンに位置づけられる。このため新神戸までのぞみ41号に先着し、新大阪でさくら565号へ乗り換えていくのもよさそうだ。
ただしひかり515号は京都で停車時間が設けられている。これはのぞみ393号が運転される日に待避を行うためであり、運転日には新大阪行きのこちらが新大阪に先着するのだ。運行日は少なく、乗車当日は運転されていない。
B2.新大阪17:20発→小倉19:42着 新幹線さくら565号/鹿児島中央行き
新大阪でじっくり待ち、さくら565号の自由席を確保しよう。自由席は東海道新幹線と同様、3列2列の座席が並ぶ。座ってしまえばこっちのものだ。先述した指定席でグレードの高い2列2列とし、より乗車時間を長くするという了見でも当てはまる。
このさくら565号は姫路,福山,新山口にも停車し、徳山を通過する。対して実際に乗車したのぞみ41号は徳山に停車し、姫路,福山,新山口を通過する。さらにこのさくら565号は熊本から新八代,新水俣,出水にも停車するタイプで、さらに熊本までは1日1往復だけという新大牟田に停車する便だった。
なお今回示したパターンはA,Bとも同一便となる。実際に乗車したのぞみ41号と比べて、名古屋の出発は7分早く。小倉の到着は29分遅くなる。なおのぞみ393号が運転される日に乗車したところで、新大阪から先へはつながらないため気を付けよう。
さて今回もネットカフェ『快活CLUB』をキャンプ地としている。ベースキャンプとしたのは小倉駅南口店だったのだが、比較的近い位置に小倉鍛冶町店が新しくオープン。あちらであればオープン記念で7月中、ブース席でも1時間100円(12時間で1200円)となっていた。
さらに同じ『快活CLUB』であれば、福岡市内まで移動して福岡天神駅南口店という選択肢もあった。AOKI福岡天神本店の上3~5階にあり、受付は4階にある。天神駅南出口からは徒歩2分らしいが、実際はどうだったのやら。
(ぐるっと九州周遊旅 2日目につづく)