めぐ「こんばんは、鉄旅リターンズプラスです。今回は2018年7月の話。大阪市内から紀伊半島を1周した行程ですけど…、この年も結構猛暑だったんですよね。それが一気に…、って。ラストは大好きだった、あの車両が出てきます。」

2018年7月26日(木)午前6時51分 大阪市住吉区・快活CLUB長居駅前店

 この前日は大阪で野球観戦にいそしみ、例によってネットカフェを"キャンプ地"として一泊。

 

 長居駅前で迎えた翌朝は前日までと一転して、曇り気味な空模様となっていた。今日はJRの駅から乗る計画である。


 改札で青春18きっぷ、1回目の入場印を押してもらおう。今日は大阪市内から、紀伊半島を1周する行程としている。名古屋からでは紀勢本線を(ほぼ)全線乗りとおしても、日帰りで終わらせるのは難しいのだ。
さく「じゃあまず、東羽衣…。」
もも「なんでよ?」
めぐ「最近行ってなかったし?」


 相対式ホームをもつ高架駅であり、普通のみ停車するJRの長居。反対側を通過する快速天王寺行きは8両にして、相応な混雑を見せている。
めぐ「次あるならあっちもかな?」
もも「また…、アンタが法の範囲内で何してもいいけどさ?」


 当然のように駅名標を押さえる旅行班。駅番号R24は縦式のそれにだけ入っている。関西本線(大和路線)と同様、これは大阪環状線を1周してからの番号だ。



21.長居7:04発→鳳7:28着 普通3519H/和歌山行き モハ224-5118
 来た普通は225系5100番台の4両で、座席はなかなか埋まっている。幸先いいといえばいいだろうし、そこまででないといえばそうでもないようで…?
さく「適当でいいでしょ。」
なぎ「もう座ってるし…。」



 杉本町は2面4線式のホームであり、通過の待避が行われるという。幅が狭く事故防止のため、それぞれ片面を柵で閉鎖。現在停車する普通は、全て待避線へ入っていく。


 快速が最初に停車する堺市。大阪環状線方向は、平日朝にだけ『直通快速』が運行される。紀州路快速と異なり和歌山から快速運転を行い、逆に大阪環状線では各駅(今宮,芦原橋,野田)に停車する。
めぐ「これ何色がいい?」
もも「いや…、色って何の色よ?」


 続く三国ヶ丘にも快速は停車。相対的に空きの多い和歌山行きから、大阪市内へ向けて混雑する様子を見る。話はノートに記載する"色"を、快速,紀州路快速,直通快速で同じオレンジ色になってしまうもの。
もも「…そりゃ、アンタのさじ加減よ。毎回だけど。」


 上野芝で通過を待つ225系。車内案内の液晶画面も駅番号が入っており、多言語対応となっている。


 長居から普通に乗り続け、24分で鳳に到着。東羽衣行きの発着するホームは"本線"から少々離れた位置にあった。
さく「4分しかないよ!」
もも「そんなもん最初から見りゃわかるっての!」

(つづく)