2023年6月11日(日)午後4時41分 愛知県北名古屋市・西春駅

 今回は北名古屋市、名鉄犬山線の西春駅を見ていこう。急行(快速急行)が停車する駅で、2面4線式のホームを持つ。名鉄名古屋本線から来て待避可能な最初の駅であり、日中は半数ほどの普通が快速特急などを待避している。


 橋上駅舎を有しており、地上にあるホームからはエレベーターや上りエスカレーターでも結ばれる。発車案内は2段タイプの3色LED式となっており、急行の停車する駅らしい印象を覚える。


 改札は有人通路のほか、自動改札は無人システム対応(緑色)の幅広通路が1つ。他は通常の自動改札が2つと、ICカード専用(黄色)が2つ。中堅駅としてはこんなものだろうが、どうも見た目的には何か物足りない。それはそうと、無人対応可能な通路が一方通行とはどういうことか。

 ということで、やってきたのは…?


リタ「今日は西春に来てみました。ちょっと大きい駅で、気になってるのに降りないってのをね。見ていきないかなって思いました。」


 券売機は改札を挟んで、左右に1つずつという程度。双方とも2022年以降に導入された最新式であり、特別車の指定は座席表から見て選択可能となっている。トイレは改札の中に設けられているが、内部は確認しなかった。


 橋上駅舎となった西春は、東西にそれぞれ駅前広場を有している。改札の外にあるエレベーターは後から施工されたものだろう。東西を結ぶ自由通路として自転車も通行可能なよう、階段にはスロープが取り付いている。(この画像のみ2019年撮影で、各種加工を施している。)


 西口の駅前には家など建物が多くあり、雑然とした印象から古くから駅前に位置していたと思われる。飲食店はともかく、コンビニはなかったと。幹線道路たる県道63号は遠くないので、そちらのほうが充実していることだろう。


 自由通路となる橋上駅舎の内部はやや殺風景に思えた。コンビニは改札の前にありつつ、他は銀行ATMと英語教室だけ。日曜日で特に英語教室が休みだったことが、余計に寂しくさせていたかもしれない。


 東口の駅前広場からは名古屋空港へバスが発着し、2005年に県営となってから本数を減らしつつ現在も続いている。駅ビルがデパートのように構えているのはこちら。


 東口の駅前も家など建物が多いものの、雰囲気が新しく後から開発されたのだろうと推測できる。こちらは高層マンションが1つそびえ、低層部に予備校やコンビニを構えている。


 西口と同じく階段には自転車用のスロープを備え、エレベーターも追加設置された。加えて東口にのみ、改札外の上りエスカレーターを有している。また駅ビルへ直に結ぶ連絡通路もあった。


 この駅ビルは名鉄系列の『名鉄パレ』としてオープンし、後に名鉄が撤退し『パレマルシェ』となっていた。2022年に閉業後はヨシヅヤが入り、1階のスーパーを『Yストア』として再オープン。2階から上は専門店として存続するも、3階は全面閉鎖されてしまっている。飲食は5階に3店ほどといった程度か。

???「ところで、とある旅行記の元となり。その冒険譚を書いたのはどこの魔女でしょう?」


イレイナ「そう、私です。」

リタ「え…!なんで…!イレイナ!?」


 2020年にリタが"イレイナの旅行記"を見て以降、真似を試みていた。ところが2020年は例の事象があり、旅行ムードにはならず。本格的に動き出すのは、2021年も秋になってからとなる。


 そしてそれらを半期に一度のペースで、まとめていこうというものだ。旅する魔女と、そのファンが遭遇した時。何かが起こるような気がした。しかしながら、今回の話はここまで。どうなったかは…、またいずれ?

(おわり。…ってか、駅は!?)