2023年5月3日(水)午前10時12分 愛知県田原市・伊良湖港を出発
国道259号 伊勢湾フェリー(鳥羽市・田原市)→宇津江(田原市)
伊良湖の港を道の駅『伊良湖クリスタルポルト』として再スタート。少々だけある片側2車線の区間は、実質的に敷地内といっていいだろう。突き当たったところで左右に分岐しており、国道42号が右折。今回は国道259号へ進むため、左折しよう。
田舎の国道らしい国道として、対面通行ならば必要十分であろう。周辺は温泉地でもあるようで、旅館やリゾートホテルも多い。豊橋までは45kmと、そこそこの距離を有している。
リゾート地らしい雰囲気のところを抜けると、海を見つつ建物がないひたすらの農地。対面通行で歩道がなければ、なかなか狭く感じられる田舎道だ。大都市名古屋と同じ愛知県内で、ここまで違うモノだろうか。
歩道が現れるとやや広く感じられて走りやすい。直線状で続いており、信号も少なくペースは快調そのもの。時折行き交うバイク集団も、連休に晴天の下では上機嫌そうだ。
建物が増えてくると、そこはかつて渥美町の中心部だったところだろう。豊橋まではあと37km、渥美半島の景色を楽しんで見ていきたい。渥美の中心部を抜けたようで、再び周辺には農地が広がってきた。
やがて左にきつくカーブして突き当たる。国道259号は右折となっており、ここまで通ってきたのはバイパスだったのだろうと。旧道らしき道と合流してからも対面通行だが、やはり旧道らしく狭苦しさは否めないか。
歩道の設けられている箇所はやはりやや広く感じられた。この区間にバイパスをつなげる計画は、やはりあったのだろうか?
やがて海に面するようになり、線形がよくなると同時に地形の起伏が大きくなる。海側にはどうやら旧道が通っていたらしく、そちらはさらに海が近いことから景色もいいことだろう。
道の駅『伊良湖クリスタルポルト』から18.6km。次にある『田原めっくんはうす』まではまだ11kmあるので、程よきところで小休憩としよう。
国道259号からは時折海を眺められたため、少々の休憩と共に景色を味わいたくもあったのだ。この海岸沿いに旅館はあるものの、他は建物らしい建物がなく開放的。ただどこか"最果て感"ある寂しげな雰囲気でもある。
国道259号 宇津江(田原市)→老津町沖田北西(豊橋市)
再スタート後はもう少々の間、海に沿っており走りやすい。やがて分岐する県道2号について、1993年までは現在の国道42号が愛知(・静岡)県道2号となっていた。
国道259号は内陸へ進んでおり、また農地が広がった風景となる。進んでいくと建物が増え、周辺に農家が密集しているようである。豊橋までは残り25km。家並みを抜ければ、また農地の中を進んでいく。
このあたりからは旧道らしき痕跡が見られ、並走もしていることから国道がバイパスといえようか。直線状となっており、広々とした雰囲気からも移行したとわかるだろう。
中央分離帯のある交差点が1つある。その先は対面通行のままとなっていながら、片側2車線に拡幅可能な用地は確保済み。この雰囲気もまた国道のバイパスらしい。農地は引き続き広々としており、ビニールハウスも目立つ。
豊橋までは21kmとあり、国道1号もあと21km。距離標識の地名は基本的に市町村の役所までの距離を指しており、豊橋市役所で間違いなさそう。国道1号との西八町交差点もほぼ同じ位置に有しており、国道259号の起終点でもあるはず。
やがて建物が多くなってきたことから、田原のまちに来たのだろう。渥美病院と共にあるのが、道の駅『田原めっくんはうす』となる。さすがは連休だけあり、車や二輪など多く来ていた。
特に欲しいものがあるわけでなく、休憩するにもタイミングが早いので通過。付近にはロードサイド店舗の居抜きと思しき、明らかに大きすぎる看板を持つコンビニもあるが同じくスルー。何せ前日にたらふく入れた回転寿司が、なんとなくまだ残っている。
国道はまだまだ対面通行で続いており、交通量もそこそこといったところを快調に流れている。そのままやはり農地が広がって、もう少しすれば豊橋市。建物が集まってきたところで、何やら拡幅工事が行われているらしい。川を1つ渡る橋も、車線を移動して設けられ…。
田原市宇津江から17.5km。国道259号が片側2車線となったところ、ローソンがあったのでとりあえず小休憩ついでに入っておこう。以後も原付合宿という名の珍道中は続くところ、ひとまずはここで区切っておこうかと。この続きはしばしお待ちいただきたい。
(連休と原付合宿の旅 つづく)