2023年5月2日(火)午後5時30分頃 三重県津市
国道23号 藤方(津市)→西豊浜町3丁目(伊勢市)
 連休の谷間とはいえ、むしろ平日の夕方。午後5時半を回って、流れはあまりよろしくない。中勢バイパスは市街地を避けており、位置もかなり離れて通っている。そのまま国道165号の起終点となる交差点へ。久居インターはそちらへ進んで向かうこととなる。

 引き続き国道23号は片側2車線となる。また1つ大きな橋を渡って、松阪市に入った。市街地まではどれだけの距離があるだろうか。

 中勢バイパスとは立体交差となる。国道23号は常時左折可能な方向であり、以降はバイパスに完全移行している。旧道となる直進方向は国道166号となっており、かつては国道42号であった。

 伊勢までは28kmと、残す距離を着実に減らしてきた。合流後は南勢バイパスとなっており、片側3車線分の用地を片側2車線で運用。車道から離れて林立する電柱には『赤福』と、絶えず表記が出ている。



国道42号 西黒部町1丁目(松阪市)→快活CLUB伊勢店(伊勢市)
 バイパスは線形がよく、松阪の市街地も通らずして進められる。そのまま国道42号が交差、合流してしばらく重複。伊勢までは残す距離からして最低でも1回、できるならば2回の休憩が欲しい。


 原付のオドメーターが8000kmを突破していたタイミングで、明和町へ来た。こうなれば伊勢まで一気に進んで、日没までに内宮へたどり着き。国道23号の終点を押さえたい。

 そのままとうとう伊勢市に入ってしまった。途中で休憩は必要ながらも、しっくり来る箇所やタイミングがない。内宮着が日没に間に合うかというのと、何より先ほど食べ尽くした回転寿司がある。


 そのまま津藤方のくら寿司から、29.5kmも引っ張ってしまった。ようやくあった『へんば餅』の店だったが、すでに営業時間外らしく駐車場も閉鎖されている。とりあえず小休憩のみで、伊勢内宮まで進めるとしようか。


国道23号 西豊浜町3丁目(伊勢市)→内宮(伊勢市)
 とりあえず小休憩だけで再スタート。宮川大橋を渡ると、その先はロードサイド店舗が多く見られる。鳥羽まで18km、気づけば内宮も10kmを切ってきた。

 伊勢の市街地から外れたところを片側3車線で進んでいる。入る予定としたネットカフェをひとまず通過して、内宮を目指そう。そのまま片側2車線となる。

 国道42号が鳥羽のフェリー港に向けて分岐し、国道23号も残す距離は少ない。周囲の明るみが残るうちに、内宮までたどり着くか。


 内宮に向けて片側2車線のまま、起伏の少々あって緑多くなったところを進めていく。伊勢インターでは渋滞情報が少しだけ確認できた。その先で旧道が合流してくる。


 三重県道32号からはいよいよ対面通行となる。こちら向きは内宮まで2車線が確保され、動線をある程度確保している。もっとも3日からは交通規制も実施され、自動車は内宮まで進められない。


 へんば餅の宮川店から12.2km。とうとう国道23号の終点、伊勢内宮までたどり着いてしまった。日没は過ぎていたこともあり店も閉まっているようで、周囲に人はあまり見られない。


 四日市市で国道25号が分岐し、この内宮前まで70.9km。元来から国道23号だった"生え抜き"区間を、今回原付で走破したのだ。中途半端なようなところで1級国道の終点となっているのは、この伊勢内宮が"国際観光上重要な地"であるため。


 そんな内宮への夜間参拝はできないようなので、そのまま後にするしかないだろう。神様は朝早く起き、夜も早く寝静まる。参拝そのものは過去3回ほどある上、今回のメインでもないだろうし。


三重県道32号 宇治浦田町(伊勢市)→外宮北(伊勢市)
 そのままネットカフェまで引き返してもアレなので、県道を回るようにして向かおうか。内宮から戻るように県道32号へ進み、外宮のほうも通っておこうかと。片側2車線で地形には起伏があり、周辺は住宅が多くみられるようだ。
(つづく)