2023年3月20日(月)午後3時10分頃 群馬県高崎市・イーサイト高崎フードコート
 青春18きっぷとできるだけ重複しないようにしつつ、高崎から新幹線で大宮まで飛ばすとした。さらに大宮から新宿を経て、前日に続いて相鉄直通へ。もう1度乗り換えて、湘南台へ行けるだろうか。


16.高崎15:41発→大宮16:03着 新幹線とき326号/東京行き E725-131
 すでに何度か述べたように、上越新幹線はE7に統一された。よって乗るものは決まっているが、5両ある自由席はここにきて空いていない。

 景色が過去どころか、往路にも見ていたのは幸いだった。よってここは流してよかっただろうが、何せ旅行開始から31時間が経過。野球オープン戦に始まり、以降の鉄道移動では立ち席乗車もある。さらに最高275km/hとなり、結構きつい…。



(S)フロムアクア・谷川連峰の天然水550ml(JR東日本クロスステーション) 110円[自]
 高崎から大宮まで22分の立ち続け、ほぼ体力の限界を迎えた。とにかく椅子があれば座るしかない。補充した水分と共に、少々の休憩だ。

(S)タッチでGo!新幹線:高崎→大宮 3210円
 この新幹線移動も、結局は"骨折り損のくたびれ儲け"そのもの。ならば高崎から在来線を選び、グリーン車でくつろいでよかったことだろう。ただ新幹線飛ばした分、所要時間はかなり短い。


 ここからは湘南新宿ラインに乗りたい。そこで座れさえすれば、まだまだ攻め込むことができる。



17.大宮16:27発→新宿16:58着 特別快速4833Y/新宿経由小田原行き サハE231-1011
 座れるのならば距離もあまり長くないので、オールロングシートにして何ら問題はない。それ以上に湘南新宿ラインは最近、特に大宮から新宿という利用がご無沙汰だったりした。


 当初は浦和に停車する湘南新宿ラインのホームがなく、普通といえど赤羽までノンストップで飛ばしていた。その頃はこの区間でグリーン車を利用して、高みの見物としていたことが多かったか…。


 荒川を渡って、埼玉県から東京都へ戻ってきた。


 赤羽を出て少々すると上野東京ラインが分かれる。付近で見られるのは新幹線の車両基地らしい。以降は線形が複雑なものとなるようで、あまり速度を上げていかない。


 そろそろ新宿につく頃。主要路線が多く集まる大都市の駅にして、西武新宿線のみは統合された駅から離れて単独で位置している。


 大宮から新宿まで31分。ここから相鉄へ直通するモノに乗りかえ、前日向かわなかったいずみ野線を制していきたい。目的の駅へはJRから直通しないので、相鉄に入ってから乗り換えることとなる。



18.新宿17:12発→西谷17:57着 普通265M/海老名行き 相鉄12404
 乗り入れる相鉄の車両は外観からしてすぐにわかる。フロントマスクはグリルも有して高級感があり、塗装もメタリックが混じった濃青の1色塗り。


 車内も前日に乗った車両と同様、仕切りやポールなどに"簡易個室"らしさを感じさせるもの。一方でドア周りや天井の造作などは、JRのE233系に合わせている。


 やはりここまでかなり欲張ったのか、疲れも来て眠くなってきたようだ。新宿から武蔵小杉までは湘南新宿ラインと同じ線路。さらに羽沢横浜国大までも既に通っており、景色も朝に乗った特急『湘南』で見ている。


 鶴見の付近で貨物線へ進み、やがて長大なトンネルへ。貨物線は地上に出る箇所もシェルターで覆われており、景色が見られない。地上に出るのは貨物線から分かれる手前、横浜羽沢の貨物駅付近だけだ。

 羽沢横浜国大で新横浜線に合流し、相鉄の区間となる。もう少しだけ地下区間の後、地上に出ると西谷となる。前日は海老名まで夜間の乗車となったが、今回はどうか…?

(2023年春の直通探訪記 つづく)