2023年3月20日(月)午後1時7分 群馬県利根郡みなかみ町・水上駅
14.水上13:14発→新前橋14:08着 普通740M/新前橋行き モハ210-3037
水上に入ってきたのは211系の4両で、乗客数からして結構空きは多くなる。2023年にオレンジと緑の帯色で残るのは、JR東海を含めてもオールロングシートしかない。
水上から上牧にかけて見られる景色を、温泉街のそれとするには寂しいか。群馬県を南下する上越線と共に、川も山々から下っていく。
後閑、またの名を月夜野という。駅が前者の名、高速道路のインターは後者を名乗る。この辺りからは周囲が開けてくるだろうかと。
沼田を過ぎると、車窓はまた山々に囲われたものとなった。左側を見れば、下ってきた川が別の川と合流している。
津久田の駅近くは田畑が広がり木々も多く、まさに田舎のイメージぴったりな雰囲気を見せてくれる風景だ。
渋川が近づき、川の向こう側を望めば建物が多い。前橋や高崎まではあとどれくらいだったか…。
渋川で吾妻線が合流し、新前橋に向けて本数が多くなる。ここからの景色は以前に見ているので、軽く流してもいいのだろう。越後湯沢から比べると、もはや都市部の路線だ。
左を見るとまだローカルという言葉の似合う、穏やかな風景が広がっている。起伏にも富んでおり、見渡す景色はなかなかのものだ。
新前橋に到着し、そのまますぐ隣に高崎行きが入ってくる。ここまでと同じく211系の4両で、両毛線から来た列車だ。
15.新前橋14:10発→高崎14:20着 普通630M/高崎行き モハ210-3058
入ってきた段階で結構乗客が多く、こちらからも多く乗車。よって座れず、立ち客も多く出る程度に混雑した車内となる。この区間は8年半前になるとはいえ、過去に乗車しているため流していいだろう。
越後湯沢から3本を乗り継ぎ、待機時間を合わせて122分。在来線も実質6方向へ分岐する群馬県最大のターミナル駅、高崎に到着。折り返しは再度両毛線、小山行きとなった。本来所属している上越線は、またしても新前橋で乗り換えとなる。
思い浮かぶは、姫路からの直通が山陽本線でなく赤穂線は播州赤穂ばかりの相生。
ガーラ湯沢から1690円の片道乗車券はここまで。
高崎から先の行程も全く考えていなかった。ちょうど先延ばしにし続けていた昼食もあるので、何か探したい。ついでに高崎駅の東口はかつて収めたと思うが、別の角度からも1枚ということで…。
せっかく群馬県に来た以上、気になっていたのは『登利平』の鳥めし弁当であった。しかしどうも"夕食用"とあり、この時点ではすでに売り切れていたらしい。仕方ないので、他を探そうか。
ということで、こちらも某テレビ番組で紹介されたローカルチェーン。看板などに"3割うまい"とあるのは結局何だったのだろうか?
(S)チャーハン(ぎょうざの満洲) 500円
今回はあまり量を多くしないこととした。パラっとさせた食感と、あっさり目な味付け。かまぼこの色どりが全て。これでよく、これがいい。漬物らしきものと、かきたまスープがついてくる。
(S)焼餃子3個(ぎょうざの満洲) 190円
そしてせっかく"餃子店"なのだから、餃子も3個だけ足しておく。タレを付けない性分でそのまま食べたのか、こちらもあっさりした味わいになる。皮がもっちりしているのが、何よりこの店の特徴だろう。冷凍餃子の持ち帰りもある。
今回はこの程度でご馳走様。さあ、ここからどう乗っていこうか…?
(つづく)