2023年4月1日(土)午前8時21分 愛知県あま市・木田駅

 何かと憶測を呼びそうな4月1日。出発は2週間前の東京遠征と同時刻となり、そのまま名古屋までは"再放送"になることだろうと…。今回は日帰りで完結することだけは、最初に言っておこう。


0.木田8:33発→名鉄名古屋8:51着 準急/吉良吉田行き 名鉄6919
 まずはいつもの名鉄電車。いわゆる"金魚鉢"のセミクロスシート車両にして、2両編成の6800系中期型。後ろにも中期型が連なり、4両となる。


(M)名鉄運賃:木田→名鉄名古屋 300円
 名古屋まで18分乗車し、津島線から来た準急は西尾線へ直通する急行となる。このタイプで4両編成は全てリニューアルの際にオールロングシートとなったが、こちらはワンマン対応共々どうなるだろうか?


 いつものように名古屋駅は広小路口からスタートするが、どうも新幹線駅の様子がおかしい。ダイヤが少しばかり乱れている。どうも新幹線駅で非常ボタンが押されたため、ダイヤが乱れていたということ。


(現)JR乗車券:名古屋→大阪 3410円
 ともあれ今回も旅の始まり。実は当初往路に近鉄特急を選んで、大阪難波を経て向かうこととしていた。これを諸都合あって入れ替え、往路は新幹線で新大阪を経て向かうこととしよう。券売機には新大阪やそれ以外の乗車券選択のほか、大阪までという選択がある。

(現)JR新幹線自由席特急券:名古屋→新大阪 2530円
 今回は着駅が異なるためか、乗車券と特急券が分かれて出てきた。さらに駅のコンビニ売店で少々買ってから、ホームへ上がろう。


 ホームへ出ると、新大阪行きの臨時のぞみ295号が発車していた。次に出るのぞみ11号は博多行きであり、混雑するため目的地からしても回避。そうなると、前回の東京遠征で見たアレになるかと…。



1.名古屋(9:19)9:25発→新大阪(10:27)着 新幹線ひかり633号/新大阪行き 787-2021
 名古屋で退避するひかり633号に乗ることとしよう。来たのは全80本中残り半数になろうとしている、JR東海のスモールA。このX21編成は小田原から名古屋まで飛ばしてきており、ここから一転して岐阜羽島,米原にも停車していく。

 2号車は名古屋で結構降りた後、中途半端なぐらいに空きがみられる。適当に左側へ座った後、隣からのぞみ207号を先に発車させてから続いていこう。


 2面4線に通過線を有する岐阜羽島は、開業当初から新幹線単独の駅として存在してきた。この先の雪害対策で規模の大きくなった駅で、この便は2本を退避。


 米原にかけては山を越えていくため、冬になると雪が多くダイヤ乱れの要因となる。もっとも4月になれば満開となり、車窓に彩も出てくるもの。


 米原はこちらが単面ホームとなる、2面3線に通過線を有する駅。北陸へ向かう特急が接続しており、しらさぎ3号はこちらの到着遅れに合わせて待ってくれることとなった。ここから乗ってくる客も多くみられる。


 写真は失敗したのでやり直そう。ここでもひかり633号は2本を退避している。これで東京から岡山まで、同一方向で各駅に停車したこととなる。


 米原から京都は直線主体で駅間距離も長く、木々が彩られる中で最高速度を出すように上げていく。この1区間を用いて、過去には最高速度の検討試験も行われたらしい。


 米原で抜かされていたのぞみ301号に追いつくも、京都に停車する際にかわされる。ここでの下車が多かった後、今度はのぞみ61号に追いつかれる。そしてこちらもかわすよう、抜かれる前に発車。


 残すは1駅なので流してもよかっただろう。それでも五重塔を収めようとすれば、タイミング悪く建物で遮られた。新幹線で"当たり"な景色は東京から名古屋まで右側、以降は左側とされる。


 そのまま新大阪の手前で一旦停止後、ホームへと入っていく。名古屋から1時間ほどの乗車で、遅れがどうなっていたかなどはすっかりわからなくなっている。


 24番線に到着した後は回送となった。京都でかわしたのぞみ61号は別のホームに入ったため、ここから乗り換えるには難が生じている。


 新大阪の新幹線駅はJR東海が管理し、在来線駅はJR西日本…。


 おおさか東線の大阪行きは、関西空港行き特急と共に3番線から発車する。4番線は主に北陸へ向かう特急が発車し、山陰や北近畿からの到着もある。


 4番線に入ってきたサンダーバード17号は、12両のうち前6両(683系0番台)が和倉温泉行きとなる。後ろに連なるのは683系3両編成と681系3両編成であり、金沢にて切り離される。


 323系の回送も入ってきた。2025年大阪万博など、将来的に"ユニバーサル快速"として乗り入れるのだろうか?


 ということで、大阪駅に新しく完成した地下ホームへ向かったのだ。

 

 さらにその後は京セラドーム大阪で野球観戦に勤しんでいる。これで残すは、名古屋への復路だけだ。
(つづく)