2023年4月1日(土)午後0時32分 大阪市西区・京セラドーム大阪

 東京ドームでオープン戦を観戦してから2週間後。野球世界一への興奮冷めやらぬまま、日本プロ野球が開幕。開幕2戦目にして、大阪で現地観戦にいそしむこととなった。



(A)パノラマシート3塁(京セラドーム大阪/阪神タイガース) 3000円
 今回も例によって内野上段席を選択。中央寄りとしつつ3塁側を選択し、少々3塁に近くなった。当初予定だった2020年は中央寄りにしておらず、実現していれば外野に近かったことだろう。そして実はビジョンの左右にあった広告看板が、LEDビジョンになっていたりする。


 東京ドームより後年になって完成したこともあり、座席はこちらのほうが若干広く取られていた。形状は名古屋や札幌と異なるものが採用されている。



(A)トロピカーナエッセンシャルズ鉄分(キリンビバレッジ) 131円[軽]
 さて前回(前年8月中旬)の大阪遠征では、同じトロピカーナエッセンシャルズでも誤ってマルチビタミンを買ってしまっていた。今回の大阪遠征でもトロピカーナエッセンシャルズを仕入れ、さすがに間違えない。マンゴーみたいなとろみある補給飲料だ。

(A)野菜生活100オリジナル(カゴメ) 114円[軽]
 今回も食前の野菜フルーツジュースを購入し、場内で仕入れた以下のモノを食す前に飲んでおこう。紙パックはどこへでも持ち込むことができるのでいい。

 京セラドーム大阪へ入場後は先々週の東京ドームから一転し、手持ちの状態では現金しか使用できなかった。そんなこともあるのである目的と兼ねて、先に"場外"となる2階の店で1つ買っておいたのだ。(京セラドーム大阪の飲食売店で4月4日から、auPAYが使用可能と発表された。)



(A)和風チキンカツバーガー(ケンタッキーフライドチキン) 400円[軽]
 ケンタッキーフライドチキンの和風チキンカツはてりやきらしく、甘辛い和風のソースが特徴で何度も欲したくなる。全粒粉を使用したバンズも特徴だろう。で…、今回は別の店にあるモノと食べ比べるのが目的であった。


(現)和風チキンバーガー(京セラドーム大阪/モスバーガー) 450円[軽]
 ということで、ドーム店舗限定の品。こちらは福岡でも見かけ、東京やそれこそ北海道の新球場にもある品だろう。こちらは普通のバンズで、挟まるキャベツもこちらが多い。結論からして、味はケンタッキーフライドチキンの和風チキンカツと違った。こちらのほうがなんとなくあっさりしている。


(現)お好み焼き風ロースカツバーガー(京セラドーム大阪/モスバーガー) 650円[軽]
 こちらは正真正銘、京セラドーム大阪限定の品。大阪らしくお好み焼きらしいソースにロースカツをくぐらせ、キャベツとマヨネーズ。厚焼き玉子で"らしく"体現させた。まあボリューミーに分厚く仕上がったものだから、食べづらくなってしまうことこの上ない。せっかくの具材が若干ながらこぼれてしまった。

 とはいえお味は上々で、アイデアとして最高の出来だ。こういったオリジナリティある品を、チェーン系の飲食売店でもっと出してほしい。


 ベンチ入りメンバーの発表となる。ビジョンには選手名の表示がされず、読み上げられるだけ。


 そしてお待ちかね、スタメン発表の時間。何せ鳴り物が完全復活しており、その"音"も現地でしか味わえないものだろう。ビジター側は例によって淡々とし、ビジュアルもビジョンに出てこない。

 大阪での阪神主催試合では、ビジター席が概ねレフト上段席の半分に満たないぐらいか。2023年は横浜DeNA,東京ヤクルト,中日であることから、レフト上段席全体までに拡大されることがない。


 ホームの発表の際、演出は新しく用意されただろうか。ビジョンは全面を使用し、甲子園と同様の画面アスペクト比になるよう調整されているだろう。とりあえず日本代表選手から、中野拓夢にしてみた。


 ホームの応援団はライト下段席に陣取り、チアダンスチームも応援に沿って応援する。どうもここで下段席からとなれば、上段席の天井に跳ね返って上段席より音が響かないような気がしてならない。


 最後に審判団と公式記録員が発表された。オリックス主催以外でスコアボードのレイアウトは2019年以来型から踏襲しつつ、フォントは2020年から一新されている。

(つづく)