2023年3月19日(日)午後4時11分 東京都文京区・東京ドーム
さて2022年に一新されたビジョンは外野の広告看板とも一体化されたのみならず、7回裏の前等それらをフル活用した演出もなされる。外野フェンスのLEDパネルもまた同じく、演出等に用いられる。
やはり代打で出てきた三馬鹿の3人目、丸佳浩がFA移籍してきたことは何かと元凶になるだろうか。2019年からレギュラーシーズン連覇も、移籍前からポストシーズンで不振に陥るのが治らず…。
2022年パ・リーグ首位打者、松本剛。ところでとりあえず北海道日本ハムは2023年、札幌ドームをオープン戦のみで使用。以降は地方開催や東京ドームもなくなり、全て新球場『エスコンフィールド北海道』で行われることとなった。
こちらも代打で登場したのは清宮幸太郎。高卒1年目となる2018年に大きな1発を見せてくれたものの、その後は2021年までしっくりくる活躍が見られず。2022年に出場機会を増やしたが、2023年はどうなるか。
この試合は北海道日本ハムが4-0で勝利。実質は上川畑大悟の1発が決め手となったことだろう。今回はオープン戦だけあり独断と偏見でところどころ取り上げ、あとは軽く流す程度としている。
東京ドームの座席が多いので、空きが多くとも26475人がこの日入っている。ビジョンを見ればしばらくスコアが出てこず、分散退場に協力を促す表示になっている。
しばらくしてようやくスコアボード表記になった。ではもう少しだけゆっくり過ごしていこうか。
2021年以降のリニューアルで多彩な小団体向け区画が設けられ、内野上段部も1塁側と3塁側それぞれに『スカイテラス』を設置。4人掛けのソファーは座ってみた心地も上々なもので、テーブル付きだけあり快適そのものだろう。オープン戦では比較的安価だったことに、購入時点で気づいていなかったり。
下段へ降りて、外野席近くの『クラフトカウンター』は実質的に3種類が存在。最も外野寄りにあるのは立見席となる。古来の立ち見スペースのみだったのが一変し、木質調のカウンターテーブルを有する"指定席"となった。
内野へ少し寄れば、木質調のカウンターテーブルと共に椅子を有する席となる。やや座面位置を高く設けているため、グラウンドを見渡すにはよさそうだ。
さらに車いす席も『クラフトカウンター』と同様、木質調のテーブルを有するものとなった。ただしこちらはカウンター形状でなく、介助者用と合わせて2人分のサイズとなる。2023年のオープン戦、現地視察はここまで。
ここからは妄想交え、考察などしよう。やはり一般座席の狭さが今となっては致命的。下段席は背もたれと座面、上段席は座面のみ。それぞれ少々クッション性のあるパッドが貼りついたものの、モノは1988年完成時から同じものだろうと。当時の基準そのままならば、横幅が狭くとも仕方ないだろうが。
そうなればやはり一般座席全てを、横幅の拡大されたモノへ交換したほうがいい。名古屋(バンテリンドームナゴヤ)や札幌ドームで使われるものと同等なものと考えれば、話も早いだろう。前後間隔の調整等も、正直もう少し余裕が欲しかった。
そんなこんなで座席を交換すると、ほぼ必然的に定員が減少する。このため必ずしも、東京ドームだから集客重視という了見も通じるとは限らなくなるだろう…。とりあえず外野はそのままとしても。
何せ同形状の座席(但しクッションパッドなし)を使用する、近隣の明治神宮野球場。あちらは座席交換以前に、全面的な建て替えが決定している。それこそ完成後の想定観客数を5万人規模にすることだってできるし。
ともあれ、一体の"大改造"はようやく始動したところ。まず第二球場の解体が始まっており、跡地と軟式グラウンドを用いて新しくラグビー場の建設へ。一旦完成してから現在のラグビー場を解体し、その跡地が新球場となる。工事開始は2028年以降の予定だ。
…またグダグダになってしまった。桜の満開になった季節、相変わらずまとまらない。
(東京ドーム緊急調査記録 おわり?)