魔女になればどこへでも行ける。魔女になり切る少女、リタは上半期にいろいろな景色を見て回ってきた。何せここ2年間、基本的に近場で留まっていたのだし…。クリスマス関連企画としていたものが、大晦日まで引き延ばし。
大改修工事を終え、新たに『ベルーナドーム』という名で再オープン。野性的な色味のユニフォームが配布されたこともあって、久々の満員御礼で盛り上がった。それでも27000は割り込むから、収容数そのものが下がったんだと。
帰りは新幹線のグリーン車で豪華に。お値打ちに利用できる『ぷらっとこだま』だから可能だったこと、12月以降はネット販売限定になり遠ざかる。
大阪も3年ぶりになるだろう。こちらもユニフォームがお目当てで、こちらもこちらでゴールデンブラウンといった色味。配布用は上だけなんだけど、上下で色をそろえるってなんかいいかも。
場所は変わって、三河にある道の駅『筆柿の里・幸田』。国道23号のバイパスだと片方向しかなうパーキングで、旧道からだとぢちらでもOK。美河ハムのフランク屋台を見つけたら買って食え、飛ぶぞ!
祖父江町のイチョウも、秋の風物詩。紅葉もいいけど、黄色いのもいい。秋は一身上の都合もあって遠方へ出かけられなかったので、近辺で何とかまとめようとした。
疑問をぬぐえなかったのは、北陸新幹線敦賀開業後に名古屋からどう直通させるのか。特急とするには、特にJR西日本の管轄区間があまりに短すぎた。新幹線の駅そのものは順調に形が現れてきている。
循環式ロープウェイと懸垂式モノレールを足し合わせたような『スカイレール』は、日本国内で広島市瀬野にしかない。近未来的で先進的だった設備も、その独自性ゆえに維持管理は苦心したことだろう。2023年までに廃止が決まり、乗ってみたくなったのだ。
最後はやっぱりクリスマスらしく、きらびやかなイルミネーションで締めくくりたい。そして2023年へ、物語は続いていく。
(おわり)