(1)ユニバーサルDHとか試合途中からDHを使うとか

 アメリカでは2022年から公式戦で可能となり、"投手兼DH"として先発出場した選手は投手として降板後もDHとして引き続き打席に立つことが可能となる。また逆にDHとして代打・代走と交代した後も、投手として投げ続けることができる。

 このルールはこれまでDHを使用してきたアメリカンリーグのみならず、色々例外的だった2020年を除いて使用してこなかったナショナルリーグでも採用された。これによりナショナルリーグでもDHが採用されることとなった。

 日本ではどうかといわれるだろう。安直な了見でアメリカ野球に追随するのは、いい加減どうかと思う。もしセ・リーグで、現状使われていないDHを採用となれば。打撃好きな投手の意見も尊重すべく、以下の案を提唱する。


1.ユニバーサルDH
 いわゆる『大谷ルール』(Ohtani Rule)で、同一選手による"先発投手とDHとの兼任"を指す。

 先述したようにアメリカでは2022年から公式戦で可能となり、"投手兼DH"として先発出場した選手は投手として降板後もDHとして引き続き打席に立つことが可能となる。また逆にDHとして代打・代走と交代した後も、投手として投げ続けることができる。


2.試合途中からDH
 2020年の日本プロ野球練習試合では先発投手の代打に入った選手が、そのままDHとして打線に留まった事例が見られた。これは練習試合という前提のもと、両監督の申し合わせにより許可されたものである。

 いわゆる『大谷ルール』と異なるのは、"先発投手とDHとの兼任"ではないということ。先発出場した選手は投手として降板後、DHとして引き続き打席に立つことはできなくなる。現状公式戦では認められていないが、解禁されるならばと思いついた次第。


3.DH不使用
 現状のセ・リーグみたく、試合中全てDHを使用しない方式。先発出場した選手は投手として降板後、DHとして引き続き打席に立つことはできず。試合途中からDHを使用することはできない。


 この3方式を、一定期間内で1試合ずつ以上義務化したい。例えば開幕から交流戦前までに1方式ずつ計3試合、交流戦期間で1方式ずつ計3試合。交流戦後からオールスターまでに1方式ずつ計3試合と、オールスター後から全日程終了までに1方式2試合ずつ計6試合。こんなところか。

 本音を言うとセ・リーグにおけるDH部分採用と、パ・リーグにおけるDH部分廃止を提唱したかった。公式戦全日程のうち概ね半数、70試合程度のみDHを採用できるというルールとして。

 いずれの場合も主催を問わず、チームごとに使用可否を判断する。よってどちらかのチームのみDHありということは、頻繁に起こりうるということ。これも年間通じたチーム戦略だ。


 ということで、一時期ほぼ打撃結果が全くアレだった大野雄大投手。かっこいいからという理由でフェイスガード付きヘルメットをかぶって打席に立ち、ヒットも出て打撃に力を入れると投手成績も急上昇。セ・リーグの投手は打席での活躍も見たい。

(おわり)


(2)アメリカのオールスターで統一デザインのユニフォームが採用されたし、日本でやったらどうなるんだろうかと
 

 

 

 各球団からスターが集まり、色とりどりのユニフォームと共に共演するのが魅力なオールスター。しかし2021年から、アメリカでは統一デザインのユニフォームになってしまった。2022年も継続されたが、シンプルなデザインと前開きボタン型で比較的好評価らしい。
 

 


 そこで考えたのは、日本でやったらどうなるかと。2022年のプラクティスウェアを参考にしつつ、各球団の個性を尊重して考えたい。ユニフォーム本体はマジェスティックブランドで手掛けることになるだろう。


 まずはセントラル・リーグ。プラクティスウェアでは黒地にシルバーとなるが、黒は共通の差し色とするためダークグレーに白を使用。ロゴ文字と帽子,アンダーシャツ,ベルト,スパイクは各球団のモノを使用する。(帽子ロゴとスパイクの色付けは省略した。)


 パシフィック・リーグ。プラクティスウェアでは白地にゴールドとなっており、概ねそれを継承した。黒は共通の差し色とし、同じくロゴ文字と帽子,アンダーシャツ,ベルト,スパイクは各球団のモノを使用する。(帽子ロゴとスパイクの色付けは同じく省略した。)

 背番号フォントはAgency FBとしたが、背ネームはともかく。番号は現在の東北楽天のような、メジャーリーグらしい角ばったフォントのほうがよさそうだ。要するに、現在使用しているパソコンに入ったもので組んだということ。


(おわり)