2022年4月1日(金)午後3時35分 愛知県清須市・アグリマルシェはるひ

 2022年も早4月、気付けば五条川沿いの桜も満開になってきた。ところで"花見の定義"とは何だろうか?桜が咲いたのを見るのは前提として、ある程度まとまった人数が集まることなのか。それとも食事を持参して嗜む行為なのか、あるいは酒類も…?


 さて清須市五条川沿いには『アグリマルシェはるひ』なるものがある。JA西春日井の直売所で各種農産品等を販売しており、米の量り売りもあった。屋外では花類などの扱いもある。



(現)焼カレーパン(パン デ クエット) 216円※軽減適用
 新清洲駅前に構えているフランス職人のパン工房『パン デ クエット』がパン類を卸しており、せっかくだからと1つ購入してみる。そちらのカレーパンは油で揚げず、通常のパンと同様に焼き上げる方式らしい。焼きモノなので油が少なく、気にする人にとってはいいかも。食感は結構違う。


 そんなこんなで、こちらも満開の清洲公園へ。
フローラ「お花見…、で。何やるの?」
ひな「そうだね…、何しよう?」


 ということで、ここからは"過去の総集編"。今回は"1回の乗車での最長距離"にスポットを当てよう。
ひな「色々乗りましたもん、先輩方。」
フローラ「まあ、新幹線だよね。1回でロング距離ってなったら。」

 今回は2022年3月までの鉄道乗車を対象とし、高速バスは含めていない。在来線は営業キロ、新幹線は実キロで扱う。このため名古屋~東京が342.0km、東京~仙台は325.4kmとなる。では第5位から見ていこう。



5位.岡山11:55発→博多13:41着 新幹線さくら553号/鹿児島中央行き 392.8km
 2018年8月25日(土)乗車。新大阪から鹿児島中央までを結ぶ新幹線『さくら』は、新幹線にして普通車指定席がグリーン車と同様の2列2列と豪勢。106分という乗車時間は非常に快適であった。

 もっともこの日は"継投策"を取って、新大阪から岡山までは『こだま』レールスターの指定席を利用。このため岡山から博多までの乗車となり、距離自体はあまり伸びていない。
フローラ「これならグリーン車いらないよね。」
ひな「まあ…、基本低予算だもん。新幹線のグリーン車なんか。」



4位.札幌7:48発→稚内(12:53)着 特急スーパー宗谷1号/稚内行き 396.2km
 2016年1月9日(土)乗車。札幌から向かうのは言わずと知れた日本最北端の地、稚内。さすがは北海道、在来線としては唯一のランクインだ。

 札幌時点で自由席はそこそこ埋まっていたようだが、特に旭川からはかなり車内に余裕を感じされたもの。在来線気動車だけあって、乗車時間は遅延含まずとも堂々の5時間超。なお2022年3月現在、この1本と復路のみが『宗谷』として直通している。
フローラ「さすが、北海道はでっかいどう。スケールが違う。」
ひな「これ、東京から名古屋より遠いんだよ。同じ北海道だからって、距離感。」
フローラ「岡山から博多より遠いって…、おかしいよ。」

 乗車時間はともかく、4位までが400kmを割っている。ではそのままベスト3へ進もう。



3位.金沢13:56発→上野(17:06)着 新幹線はくたか594号/東京行き 450.5km
 2019年11月10日(日)乗車。首都圏から北陸へはこれまで"継投策"を強いられたところ、この北陸新幹線が開業したことで直行可能に。所要時間も大きく短縮されている。金沢ないし福井まではこれでよろしくも、2024年以降敦賀となればどうだろうか…?

 そして乗車日は災害による臨時ダイヤが組まれたことで、この便は大層イカれたものとなる。複数便を統合させたことで、全停車駅中なぜか飯山のみ通過。自由席も長野からは立ち客が通路まで埋まるなど、それはまさしく…。
フローラ「結局どうするんだろうね?北陸。」
ひな「この敦賀まで開通したら、名古屋からのはもう完成しちゃうみたいだし。」



2位.新神戸13:55発→品川16:28着 新幹線のぞみ26号/東京行き 541.2km
 2021年11月20日(土)乗車。日本を代表する大動脈にして、あからさまな"地元軽視"で2位にランクイン。この距離を2時間半で結ぶようになったことが、技術の進化というものか。

 こうなったのは関西地区の路線(+野球ユニフォーム)と、東日本の路線(+野球ユニフォーム)をまとめて制覇したかったため。さすがに詰め込みすぎただろう。
フローラ「あったね、そういえば。」
ひな「本当、阪神なんかなんであんな。ビジターをグラデーションの柄物しちゃったんだろうって。」
フローラ「だから探してたんですかね?結局グラデーションじゃなかったけど。」



1位.大宮8:44発→新青森11:19着 新幹線はやぶさ5号/新青森行き 643.6km
 2016年1月8日(金)乗車。メタリックグリーンの輝く新幹線は北上を続け、最高320km/hで盛岡。そして新青森へ。大宮からの乗車であったが、堂々たる600km超。見事最長乗車距離列車となった。

 そしてそのまま青函トンネルが"新幹線"となり、津軽海峡を越えていく。この便ははやぶさ7号として2022年3月改正でも最速を維持し、停車駅も必要最小限に絞られるほか連結運転もない。
フローラ「札幌ドームもこれからどうするかわかんないし。」
ひな「わかんないから、今年行かなきゃって言ってました。」


 旅行班による1回の鉄道乗車で、最長距離が何かという話は以上。その後も2人のお花見会は続いたという…。

(おわり)