2022年3月20日(日)午後1時49分 愛知県あま市・中華ファミリーレストランあさひ寿
3月の3連休中日となる日曜日。今回は前年末にあま市へ申請し、食事券を贈呈された『あさひ寿』にて昼食としたい。期限は5月末なので、このあたりで1回入れる必要を感じたのだ。時間がずれたため、店内は空きが多くなっている。
黒マー油のらーめんと豚カルビチャーハンをご馳走様。ということで今回は…、とりあえずこれまでに走行している国道にしよう。
めぐ「あんまり拡大すると、後々面倒なのよ。」
ひろ「自分から呼んどいてそれはないだろ。」
ひとまずは愛知県道155号を経て、一宮インターから国道22号へ。もし原付でなく126cc以上の二輪であれば、高速走行も視野に入れていたことだろう。もっとも現金払いか、ETC車載器取り付けの上で両親のカードを拝借するか…。
ひろ「まず免許。」
めぐ「それもだけど…、なんか今のままから動きたくないのかなって。」
国道22号 一宮インター(一宮市)→高田西(一宮市)
片側3車線の幹線国道は交通量が多くも、流れは比較的スムーズだったり。途中国道155号についてはバイパスへ移行させる際、ひょっとすると国道22号に重複させるかもしれない。
めぐ「…そうすると曲がるとき鋭角だし、右も。」
ひろ「春日井のほうつながってないのにか?」
あま市での昼食から17.5km、一宮木曽川インター手前のコンビニ駐車場で小休止。今回はかなり省略したが、国道は距離感がなかなかつかめない。
めぐ「じゃあ…、次。」
ひろ「いや…、せめて何か買っても。」
国道22号 高田西(一宮市)→茜部本郷(岐阜市)
引き続き片側3車線の幹線国道は交通量が多くも、流れは悪くならない。なんとなく自然と脳内から旋律を導き出している感覚…。
ひろ「随分とご機嫌じゃん。」
めぐ「そうでしょ、いろいろ浮かんじゃって。」
片側3車線のまま新木曽川橋を渡って岐阜県へ。山々が近くなり、雰囲気のいい景色だ。実のところ2022年、愛知県外は初だったりする。
ひろ「ああ、そうだっけ?」
めぐ「結構前…、仙台とか回ってたのが溜まってたし。それを仕上げたり。」
岐南インターでは追突事故があったようで、左の1車線分が塞がれている。
国道21号 岐南インター(岐南町)→和合新町(大垣市)
岐南インターでは国道22号から見て直進方向が国道156号となり、国道22号は信号なく左へ進んで国道21号と重複。国道22号としては名古屋市内(上更)以来続いてきた、片側3車線区間がここで途切れた格好だ。
ひろ「大垣18kmは1回じゃな…。」
めぐ「大垣の前に1回だよね。」
高架区間へ上がる際も完全に国道21号で、国道22(・156)号という印象は全くない。片側2車線にして高規格ぶりを見せつけつつ、原付は走行可能なことから気を遣いつつ。
ひろ「これ横大丈夫か?」
めぐ「多分大丈夫、何とかなってる。」
茜部本郷を前にして流れが悪くなり、むしろ後ろからはそこまで迫られなくもあったり。茜部本郷からは国道21号単独となるほか、片側3車線で流れがよくなる。
めぐ「この辺は通ってるんだよ。」
ひろ「あ…、じゃあここは軽めでいいって?」
するとどうも大きな音を鳴らすバイクが前方へ。原付は気を遣いつつも、バイクがモノを落とす。
ひろ「ああ、危ねえな。ああいう。」
めぐ「なんなんだろうね?あんまりそういう…。」
長良川を渡って瑞穂市へ。先ほどの小休憩から15kmを走行しており、そろそろ小休止としたいところ。
ひろ「ココスあったし、入れたろ。」
めぐ「あったけどもうちょっと…、ドンキってわけにもいかないし。」
片側2車線になりつつ、引き続き交通量は多い。そのまま安八町を通過する。橋の上からは大垣の市街地が見られた。
めぐ「あの大きい、ソフトピアジャパンってのが。」
一宮木曽川インターから20.2km、ようやくコンビニに入ることができた。
ひろ「結構あったのにな、入れるとこ。」
めぐ「あるにはあったけど、もうちょっと引っ張りたくって。」
トイレも済ませたいタイミングであり、せっかくならばデザートにも手を出しておこうか。ということで、パウチ入りの杏仁豆腐を購入。
国道21号 和合新町(大垣市)→関ケ原駅前(関ケ原町)
再スタート後は再度高架区間となり、JRの線路などを跨ぐ。路側幅に余裕がないため、後続車には気を遣う。
めぐ「ここちょっとなんていうか…。」
ひろ「わかる。ここパスしたいけど、クリアするなら進むしかないっていう。」
高架から降り、関ヶ原まで19km。米原は読み方が"まいばら"に修正されている。程なくしてロードサイド店舗など郊外らしい建物が増え、国道258号の起終点となる箇所を通過。ここからしばらくは片側3車線となる。
ひろ「ここも逆だけど通ったんだったっけ、関ケ原から。」
めぐ「そうそう、今日はその逆で関ケ原行こうかなって。」
片側2車線になると、国道417号の起終点となる箇所だったり。やがて断続的に高架区間を繰り返し、建物がやや少なくなったところへ東海環状自動車道の高架橋が接近。大垣西インターとなる。
めぐ「前はここ完成してなかったんだよね。」
ひろ「ああ、形できてたけどようやくみたいな?」
関ヶ原まで10km。垂井町に入り片側1車線となって、旧国道にあたる岐阜県道31号と合流する形。そのまま対面通行となった。センターラインは白点線であり、一気に幹線道路らしさが損なわれてしまっている。
ひろ「こんな一気に変わるからな…。」
めぐ「なんか、あそこの旧道じゃないけど。さっきまでのが21号で。」
交通量の多くなる夕方、流れがいいとは言えない。工場など建物が多く、拡幅は用地の面で難しいだろう。
ひろ「あのローソン看板デカすぎだろ。」
めぐ「看板はわかって…、店どこだったっけ。ヨシヅヤスーパーセンターもだけど。」
ひろ「ヨシヅヤスーパーセンターって…、あった?」
垂井町の中心部を抜け、JRの線路が並走してくる。左には『しまむら』の店舗と、隣接して商品センターがある。
めぐ「ここ、よくできてるでしょ。」
ひろ「そりゃ、直営店みたいなもんだろ。」
関ヶ原バイパスの分岐する手前では用地が広くとられ、現状は駐車スペースとして機能。今回は現道を走行するため直進しよう。
めぐ「ここも、何か使えない?」
ひろ「まあ冬はアレだけど、大きいのが夜に居座ったり。」
2022年時点でバイパスは米原へ抜けられないため、現道もそこまで車は少なくならない。信号は少なくなり流れはよいものの、次第に上っているようで原付の速度が上がらない。
めぐ「…運動公園も。」
ひろ「いやいや、運動公園って。明らかに工場向いてんだけど。」
県道56号と交差してからは関ヶ原町の中心部へと進み、線形が悪くなった。
めぐ「せっかくだし…、ちょっと駅いい?」
(つづく)