(1)315系の豊川出場に合わせて、313系の前面ホロを撤去してみた

 

 

 11月6日に帰宅した深夜、日付は7日なっているが。とうとう315系が出場という。オールロングシート8両固定編成で、やはり神領所属だったか。電気連結器はやはり非搭載らしい。編成番号は"C1"とあるようだ。2021年度分7本が全て神領ならば、C1~C7で間違いなさそう。

 クハ-モハ-モハ-サハ-サハ-モハ-モハ-クハとなり、電動車両もユニット方式…?実質は4両ユニットとなる。ステンレス車体の側面形状はやはり凹凸がなく、ワイドボディで"ブロック構体"を採用と。先に小田急5000系で導入できてよかったのだろうか。

 正面のLED種別表記は英語と交互表示された様子。側面のLED表示も号車が併記され、313系とやや異なる様子。HC85系とも異なっており、グラデーションにはなっていない。

 中央西線でオールロングシートなのはいいとして、やはり10両運転できないのはどうだろうか。神領の2両編成は313系しかないため、連結は可能であるべきだし。逆に211系などとは連結できなくてよさそうだが。以上某SNS等からの情報をもとに、速報版で流した内容(+部分追加分)となる。


 ということで大垣の313系5000番台も、機器更新並びに敦賀直通を見越し指定席連結で8両化。こちらは東海道本線名古屋地区のホーム有効長等から、8両が限界とみた。そこで前面の"ホロ"を撤去してみれば…、なんだコレ。ひょっとして315系って、それを見越していたのか?

 あとは実車両の報道公開、そして一般公開で見ていきたい。2024年北陸新幹線開業以降の敦賀直通が特急である必要に乏しいと思うので…、まあJR西日本が683系をどうするかだけど。
(おわり)

(2)カーボンニュートラル社会実現に立ちはだかる壁

 大層なことを言っているが、今回はJR東海の気動車について。しかもこのブログで幾度となく焼き直した話である。

 ハイブリッド特急車両、HC85系。64両投入するだけでは、従来の液体式特急気動車たるキハ85を完全に置き換えられない。そこで1両単位で増結可能なことから弾力的に…、臨時用や団体用などに一定数残すべきだと。加えて快速用のキハ75は一切処遇が不明。

 そこでキハ75共々、エンジンをハイブリッド特急車両と同じものへ交換。キハ85とキハ75はリニューアルさせ、完全に混成編成を組成できるようにするのだ。それこそ処遇不明な、快速『みえ』の指定席として。

 キハ85で残すのは、バリアフリー対応工事を施工させた1100番台がよろしいかと。後期型をバリアフリー対応させた1200番台と合わせて19両となる。


 そして同様に1両単位で増結可能なキハ75の"整理"と、運用の適正化を図りたい。ホームとの段差が理由とはいえ、せっかく山岳向け設備も十分なキハ75が生かされないのはおかしい。

 そこでクロスシート搭載のキハ25を12両(200番台2両×6本)新規製造して投入させよう。5本は紀勢本線南部で運用させ、1000番台4本を美濃太田へ転用しキハ75を置き換え。1本は既存の0番台と共通運用を組み、主に高山本線北部へ。両者は相互に"貸し借り"可能としたい。

 出力450psのエンジンを1基搭載し、やはりハイブリッド特急車両と同じもの。0番台で装備していた緊急時出力520ps機能は省略してよさそう。なおこの12両をもって、JR東海は液体式気動車の新規発注を打ち止める。

 置き換えられたキハ75はリニューアルさせ、快速の自由席とする。指定席にキハ85を採用し、合わせて組もう。外見も凹凸が激しく、バケモノ臭さは隠せない。そう。エンジン出力も450psで、2基搭載となれば単純に合計900ps。それこそ"ラスボス"にふさわしい域に到達する。

 …ってかただ見たいだけだし、クロスシート車両の運用が不適切だといいたいだけ。ついでに言うと行先表示のLED化で、種別表記と完全分離させたいだけ。

 そしてキハ85とキハ75、キハ25やキハ11が完全置き換えを迎えたときどうなるか。電気式ハイブリッドなのか、燃料そのものが軽油から変わっているのか。

 

 追記。管轄内各路線で検測を行うキヤ95についても、特に第1編成の機器更新がらみで該当するのではと。こちらは少数派なことからむしろ直接ハイブリッド…、ないか。
 

 JR東海が新規投入するハイブリッド車両は2両ユニット。対するキヤ95は中間付随車を挟んだ3両編成で、中間付随車は着脱可能。そうすると、1両単位で増結可能なほうが有利かと。

(おわり)