2018年7月21日(土)午後5時37分 東京都新宿区・明治神宮野球場

 シリーズに併せてか、この方も名古屋から来場。4回転ひねりを求められ、無理難題だからと聞こえないフリをするドアラ。


 一方でこちら、相変わらず自らは動きの小さいものを宣言するなど畜生な方。つば九郎も今回は緑色のユニフォーム、背番号2896を着用する。


 予告先発は東京ヤクルトが4月の甲子園どころか、3年前と同じ石川。対する中日が、4月の"昇竜祭"と同じ小笠原。スタメン発表は例によって淡々とするビジターと、派手な演出のホーム。東京ヤクルトの"1-9"はスタメン発表と同時に行う方式。


 続いて、ベンチ入りメンバーの発表。ビジターとなる中日は、色はともかく背番号と名前だけ。それでも、見られないよりはいいだろう。


 対してホームの東京ヤクルトは顔写真も表示される。まずは投手と捕手。


 内野手と外野手。このように1回では収まらないため、2回に分けて表示される。


 中日の"1-9"は発表後に行う方式。今回はユニフォーム配布日とあり、レフトスタンドも8区画分がホーム用に割り当てられる。そのためビジター席がそれなりにあるようで、かなり少なくなっているのだ。


 今回のスタメンと審判団。ビシエドの市民権取得は早々に終わった模様で、不動の4番に揺ぎ無し。セカンドに荒木が入っている以外、打順はともかく4月とほぼ同じ顔ぶれ。加えてユニフォームにあわせ、文字が緑色となっている。


 突っかかるように見えて、実は動作がシンクロしているマスコット2方。年末に恒例となりつつあるディナーショーは、速やかに完売するほど人気だ。

 1回表、1アウトから京田が自打球を受けるもそのままプレー続行し三振。平田はデッドボールで出塁も、ビシエドはファールフライ。1回裏は2アウトから山田が四球を選ぶも、バレンティンが三振。


 2回表、1アウトから荒木が両チーム合わせて初安打。続く福田が2ランも、一瞬の出来事に見逃してしまった。さらに大野奨太もヒット、小笠原が送って2アウト2塁。大島はファーストの攻守に阻まれた。

 2回裏は2アウトから西浦がチーム初安打も、中村はセンターフライ。3回表は1アウトから京田がライト前ヒットも、平田が三振。盗塁も失敗、ビシエドはまたファールフライ。3回裏は青木が四球を選ぶも、山田はキャッチャーフライ。


 4回表は1アウトから荒木が2安打目も、福田と大野奨太が三振。黄緑色のスコアボードはどうも、デジカメで黄味が強く出てしまう。携帯端末ではしっかり黄緑色になる反面、ズームアップすると画質が悪くなってしまう。

 4回裏、1アウトから畠山が四球を選ぶ。川端は1,2塁を抜けるヒット。西浦がセンターフライ、中村も当たりはよかったもののセンターフライ。


 5回表、1アウトから大島がレフト前へ運ぶ。京田はファーストゴロで進塁。平田がレフト前ヒットでタイムリーになり、1点追加。ビシエドは専用チャンステーマが聞けないまま、内野フライで終了。


 東京ヤクルトの公式チア『Passion』とダンスする、つば九郎の妹『つばみ』。つば九郎のヘルメットは着脱可能であり、芸事にもイタズラにも用いる。そして今日はドアラカメラマンも構える。そんな5回裏は石川に代打、谷内が送られる。ピッチャーゴロに終わるなど、両チーム合わせて最初の三者凡退。


 5回が終わり、いよいよ"光のセレモニー"の始まり。しかし緑色透明シールを貼ったところで、どうも携帯端末のライトを点灯させることができない。周囲は点灯させ、スタンドが緑色に光る。


 そして花火が打ち上げられる。とりあえず形にはなったものの…。


 基本的に屋根が遮り、あまり花火が見られない2階席。とりあえず神宮球場に関しては、当ブログが重ね重ね主張する"アッパーデッキ万能説"が通用しなかったといえよう。

 6回表は風張がマウンドへ。三者凡退に終わり、小笠原は続投する。外野はアルモンテから工藤へ交代。


 6回裏、山田がセンターへ1発放った!バレンティンがレフト前ヒット、畠山ファールフライで1アウト。川端がセンター前ヒットで1,3塁になり、西浦のレフト前タイムリーで1点差。


 小笠原は104球で交代、佐藤がマウンドへ。代打の雄平はセカンドゴロで2アウトとなり、さらに岡田へ交代。代打を続けて上田はショートゴロ。


 7回表の前にドアラはバック転を4回連続し、ビジターで『燃えよドラゴンズ』が流れる。


 登板した中尾と、キャッチャーの井野。1アウトから代打堂上は凡退するなど、3人で終了。


 満員御礼となったこの日、ビジョンに表示されたもののカメラが間に合わなかった。場内で発表されず、後で調べた観衆は31182人。


 場内最大規模で、日よけに適さないビニール傘が舞う。つば九郎は『エッサッサ』を"F難度"で決める。

 7回裏、3番手は祖父江。先頭の坂口がバントヒット、青木もライト前ヒット。山田は三振も、バレンティンが四球で満塁。畠山がレフト前に運んで同点、川端のゴロは2塁だけアウトとなって逆転。西浦はかなり浅いセンターフライ。


 メキシコからやってきた、トルクーヤがやってきた。以前は『燕太郎』が動き重視の役を担っており、飲み会の席で意気投合したらしい。

(つづく)