2021年9月22日(水)午後3時30分 名古屋市中村区・名鉄名古屋駅

 JR東海が315系を導入するにあたり、どうしても名鉄9500系と比較したくなるもの。実際はどうも315系が"4両ユニット"らしく、9500系とは異なる構成になってしまう。


 名古屋駅の改札部分にある発車案内は、2021年半ばになって液晶画面式へ交換された。他の駅と異なりフルカラー表示となり、新幹線で先に導入されたレイアウトが基となったようだ。


 英語表記では駅番号の表示もなされ、快速系は特に東海道本線で停車駅に大差ないことから"Rapid"で統一。米原行きとなれば東海のCA83に加えて西日本のA12も併記されるらしい。東京行きになれば、東日本のJT01と出るのだろうか?


 各ホームでの発車案内については、現状そのままLED式となっていた。



1.名古屋16:13発→桑名16:39着 快速2315M/亀山行き クモハ211-5047
 快速は211系の4両。2021年度に導入される315系は全て8両とされ、関西本線へは入線できない。このため4両のまま、もう少々の活躍が見られるといったところか。


 オールロングシートは半数程度が埋まり、下降式開閉窓は一部が開けられた状態で発車。2021年は名二環の高速道路部分が全線開通し、春田の景色も変わっていく。


 桑名まで時刻表上は無停車も、単線であるため八田と蟹江で停止。蟹江からは桑名まで一切停止せず進むのだが、弥富までは構内配線の都合があって駅を通過する際に減速する。

 乗車時間は26分。四日市までの停車駅は特急と同様にして、近鉄特急も同等。この間、車中で会話する人はほぼ見られなかった。

(つづく)