和倉結名さん(花咲くいろは)を長野に呼びつけた以上、対になるのが欲しい性分。ということで今度は、貴月イチカさん(あの夏で待ってる)を金沢へ呼びつけた。察しのいい方なら、北陸新幹線以外にも何かおわかりだろう…。にしても、またややこしい髪形だこと。
2015年8月7日(金)午後9時26分 石川県金沢市・金沢駅兼六園口
今日のキャンプ地となるネットカフェは金沢駅付近になく、バスに少々乗っていかなくてはならない。そのバスも金沢駅のバスターミナルから発車しない。おまけに最終も比較的早いという。福井から特急を利用した最大の理由はこのためであった。
もも「…また歩きで?」
なぎ「ちょっと遠いからな。」
もも「…今回、大荷物にしようって言ったの誰よ?」
中橋のバス停に来た。接近システムが備わっており、到着するバスの系統がどれかというもの。2つ前の停留所、1つ前の停留所と順に点滅。
さく「…なんかカチカチいってる。」
めぐ「アナログっぽい。」
かなり余裕を持たせていたとはいえ、お目当てのバスが来るまで30分近く待つこととなった。
11.中橋21:51発→久安二丁目22:11着 一般路線バス34/金沢工業大学行き 北陸鉄道バス16-692
ノンステップ車両ではないものの、見たところは古い車両ではなさそう。調べたところ日産ディーゼルのスペースランナーで、西日本車体工業製らしい。車内は結構空いている。武蔵ヶ辻を国道157号へ進むルートをとる。
もも「2日目って、…金沢観光とか?」
めぐ「せっかく来たんだし、いろいろ見たいかなって。」
もも「ふーん、アンタらがどう回るか期待してるわ。」
片町で待っている客が結構多いものの、乗ってくるのは6人ぐらい。外は暗いので景色そのものは翌朝として、国道から外れると狭い道を通っている。キャンプ地とするネットカフェの最寄となる、久安二丁目までの運賃は320円。
なぎ「これで終わりと…。」
めぐ「ごめん、もうちょっといいかな?」
(他)カラフル白桃フルーツバー(サークルKサンクス) 0円※無料クーポン
サークルKサンクスで利用する無料クーポンがあったので、消化できるうちに消化したかったということ。お味はというと、果汁たっぷりというか…。食感がいつものアイスバーと全く違うもの。中身はきめが細かいのだ。
さく「もうちょっと後まで取っておいてもよかったんじゃない?」
めぐ「でも、サークルKとかどこにあるかわかんないし。」
さあ、体が冷えてるうちにネットカフェへ入ろう。
さく「…名古屋より、そんなに暑くないよね?」
なぎ「そういえばそうだよな。」
ではフリードリンクやソフトクリームとともに、また明日までごきげんよう…。
2015年8月8日(土)午前6時 石川県金沢市・久安二丁目のネットカフェ
(後)サービスモーニング 0円
1人1回限定。トーストとコーン、ポテトとケチャップ。コーンの使い方は、ドリンクのコーンスープの中に入れるというものがあった。なかなかこれが有能。
(現)快活CLUB金沢久安店 深夜8時間1234円+延長581円
2日目、やはり暑い金沢の朝7時43分。この付近は金沢市でも、郊外らしい雰囲気。
さく「調子とかどう?」
もも「毛布とかなくって、ちょっと寒かったわね。」
さく「何か読んだとか見たとかは?」
めぐ「私、記録まとめとかしてたし。」
12.久安二丁目7:45発→中橋(8:04)着 路線バス63/大野港行き 北陸鉄道バス33-245
ギリギリで乗ることができたバス。液晶画面式の運賃表といい、車両としてはなんとなく乗りなれた感じがするものであることから、おそらく名鉄バスに多い三菱ふそう製の車両。久安二丁目に来た時点で2人ほど乗っている。
もも「本当、そういうのばっかりだもん。」
めぐ「はいはい。」
もも「そういって反省してない。」
ネットカフェのある交差点を左折してからは狭い道を通る。続く久安五丁目で4人乗車。さて、2日目は金沢観光を主としている旅行班…。
なぎ「とりあえず、まず駅行くしかないからな。」
右折して国道157号を通るバス。程なく二万堂に停車し2人乗車。旅行班が金沢駅からまず向かう先は、アニメ作品のモデルともなった湯涌温泉。
めぐ「とにかくまずお風呂入りたいし。」
もも「そりゃあ…、って。それで大荷物ってわけ?」
めぐ「一応着替えとか持っておきたいし。」
有松で1人、泉二丁目で3人。泉一丁目で2人乗車。湯涌温泉からは金沢駅に戻り、中心地を回ることとしよう。
もも「フリーパスとかあるんじゃなくって?」
さく「一応そのつもり。」
野町で1人降り、2人乗る。旅行班の昼食は、ぜひ食べておきたかった金沢カレー。
もも「…まあ食べた。それから観光よね?」
めぐ「せっかくなんだし、18きっぷも使わないからじっくりってのもいいかなって。」
犀川大橋を渡る。見物箇所はとりあえず兼六園、ひがし茶屋街といったぐらいか。
めぐ「片町の商店街とかも。」
もも「商店街?」
さく「昔、…見てるんだとね。」
片町で1人降りる。旅行班は金沢観光を終えてから、どう回るのか?
さく「新幹線はまだだよ。」
もも「新幹線じゃないなら…、JRじゃないよね?」
なぎ「18きっぷ空白の1日だ。」
めぐ「…何て書いてある?」
もも「…富山じゃないの?」
金沢から富山まで、JRから転換された第3セクターに乗る。理由としては金沢からの予定距離が201kmに満たないこと。そのため、今回は途中下車ができない。
もも「それで何をしようってのよ?」
めぐ「ラーメンだけど。」
富山のブラックラーメンもまた外せない旅行班。バスはというと香林坊で3人下車し、4人乗車。
もも「他は何か?」
めぐ「またライトレールとかあるかも。」
さく「市内電車ってどうだっけ?」
もも「いいんじゃない?私はアンタらがどういう風に動くか逆に楽しみだし…。」
(つづく)