2021年7月30日(金)午前7時16分 愛知県海部郡大治町・苅屋橋交差点
めぐ「おはようございます。今回は久々、本当に久々。朝7時という早い時間からスタートするわけですけど、実は原付免許が満了を迎えまして。今回はその更新というわけです。前回が2016年のちょうどこの時期だったんですけど、…そうです。5年はあっという間でした。」
この日は朝から愛知県道79号、同200号からさらに進む。平日朝という時間帯だけあって、交通量はさすがに多かった。名古屋の市街地らしい多車線道路は、国道19号と交差するまで続いた。以後は対面通行となる。
海部郡大治町、苅屋橋交差点から11.1km。建中寺東のバス停にコンビニがあったので、早めの小休憩としておこう。
愛知県道79号からは道なりのまま、名古屋市道環状線と2度目の交差を迎えるまで進められる。環状線は右回りに進み、国道153号へ進むべく進路を変えよう。名古屋市内ながら丘陵地を縫うこの区間は指定区間外で、名古屋市が管轄する。大学はまだ休みにならないようだ。
直進して愛知県道56号に進んでもう少々、県道58号との"分岐"がいやらしい。左折の県道56号が道なり状に片側2車線、直進と左折は合わせて1車線分。県道58号は直進なので、2段階右折などの手法は取らなくてよかったのだ。名二環を過ぎた先から、運転免許試験場への案内が出てくる。
建中寺東のバス停から13.2kmで愛知県運転免許試験場に到着。二輪車の置き場所は自転車と同じで、押し歩きして入れることとなる。四輪の駐車場は有料となり、1日500円だ。(写真を収めるつもりだったところ、すっかり失念。旧庁舎で代用する。)
今回こちらで原付免許を更新する目的の1つに、昨年完成した新庁舎の"視察"があった。民間資金等を活用した"PFI方式"で建設され、旧庁舎にあった"堅苦しさ"を感じさせない。
試験コースは建物の構造体と関係ないだろうが、一応興味本位で確認しておく。どことなく舗装が新しくなっていたことから、改修工事はされたのだろう。旧庁舎時代は試験を行わない日に、外周路を駐車場として開放したことがあるらしい。
2021年時点では庁舎内の"密度"を下げるため、免許更新で入場する際に整理券を配布。5分ごとに記載された時刻で呼ばれ、係員の指示で入場する方式となっていた。待合所は自由席となっており、椅子が前後左右間隔をあけて配置されている。(以下、更新完了まで画像なし。)
入場後は2階の受付エリアへ上がろう。ここで整理券が回収される。受付窓口までの間に暗証番号入力用端末があるため、各自設定することとなる。更新案内のハガキにも記載箇所があるため、あらかじめ決めてから訪れたい。
(現)運転免許更新手数料(愛知県公安委員会) 2500円
受付窓口で運転免許証とハガキを確認し、更新手数料と講習手数料をお支払い。申請書を受け取る際に金額分の収入証紙が貼られており、実質は"手数料分の収入証紙を購入した"形。ブログ主は優良運転者講習(後述)なので、合計3000円だ。
申請書を記入する際に住所や本籍に変更があれば、変更内容も記載しなければならない。更新案内のハガキはここまででお役御免。
視力検査は5人分のスペースが用意され、うち1人分を試験受験者用に割り当てていた。常時裸眼であり、片方の視力が0.7以上あったため"通過"。その後は免許証の写真を用いて、本人であることを確認。
続いては更新受付の窓口へ向かい、更新内容の確認や登録等を行う。特に現代の免許証はICカード方式で、係員によって内容が入力されなければ使えないようなもの。
次の写真撮影を行う際、暗証番号を入力した後の"用紙"が必要となる。厳密にいうと、暗証番号"用紙"に印字されたバーコードを使用する方式。この写真撮影をもって更新手続きが完了し、ほとんどの用紙類が旧免許証と共に回収される。
暗証番号"用紙"と講習時刻の"標"を持って、3階の講習エリアへ上がろう。待合の整理券時刻が9時15分で、受講する優良運転者講習は2回目の9時50分。概ねの所要時間は35分としておこう。
(現)優良運転者講習手数料(愛知県公安委員会) 500円
会議室のような広い部屋に、テーブル付きの椅子がやはり間隔をあけて設置。入口で交通教本を受け取った後、こちらも自由席で各自着席しよう。
この交通教本は以前から父が持ち帰っており、巻末の道路標識一覧目当てで幼少期から見ていたもの。内容そのものは法改正等により随時改訂され、道路標識一覧も然り。密かな期待は『東京大会関係車両専用通行帯』だったが、そもそもページ数の都合からか全標識までは網羅できなかったり。
さて優良運転者講習そのものは映像15分と、座学15分。前者は事故などの様子や対処法、啓発が主。ドライブレコーダーからの映像も活用されていた。後者は交通教本のうち、法改正等による"改訂箇所"のうち重要事項が主。
合計30分ほどの講習を終え、(市区町村と)名前が各自呼ばれる。"時刻の標"と新しい免許証を引き換え、予定事項は全て終了となった。
せっかくだからと4階へ上がれば、試験エリアとなっている。こちらに用はないので、トイレだけで退散。しばし小休憩で落ち着かせよう。
ついでに愛知県在住である以上、東三河運転免許センター(豊川市)でも免許更新は可能となっている。自宅最寄りの管轄は津島警察署となり、2021年時点では庁舎建て替えのため仮庁舎(愛西市佐織庁舎東)に移転。間違えないようにしよう。
(つづく)