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「こんにちは。前回お知らせしたように、今回からは7月3日分をひとまずベーシック仕様で作成して流していきます。相変わらず読みづらいとは思いますが、お付き合いを…。」


2021年7月3日(土)午後3時27分 愛知県豊橋市・豊橋駅

 共和から42分、快速は遅れることなく豊橋の5番線に到着。接続する浜松行きは8番線。、折り返しは米原行きの快速となり、7番線に来る普通からの接続を待つ。これら全て階段を介して乗り換えなければならない。


 豊橋の"エキナカ"も随分とオシャレになっている。以前は古典的な立ち食い店がたたずんでおり、他客の少ない夜間帯に入ったこともあったもの。立ち食い店は現在も位置を変えて営業しており、テレビ番組で取り上げられたことも。


 飯田線は大雨で運休となっている。豊橋から新城までは19:00頃を目安に運転再開予定という…。


 来た以上は駅の写真を収めるのがお約束。1970年に豊橋ステーションビルとして開業し、改築や増床を経て2020年に50周年を迎えた駅ビル『カルミア』。奥に建つのはホテルアソシア豊橋だ。

 ではペデストリアンデッキを下りて、市内電車乗り場へ向かおう。



3.駅前15:45発→運動公園前(16:09)着 運動公園前行き 787
 いたのは元岐阜市内線~揖斐線の車両で、過去の乗車したことのあるタイプ。目的地となる運動公園前行きだったため、そのまま乗り込むとしよう。運賃は180円でICカードに対応し、全区間均一料金であることから前払い式となる。


 下りる際は降車ボタンで知らせる方式。乗り降りのない停留所ではドアが開かず、バスと同様に通過することとなる。駅前大通から複線で進み、国道259号へ。国道1・23(現道)・247号と交差し、国道1号に向けて進路を変える。


 東八町からは県道4号へ。前畑から東田坂上にかけては、名称のとおりに坂を上がっていく。競輪場前で運転士が交代し、駅前から続いてきた複線区間もここまで。


 井原から分岐するカーブが"曰く付き"で、半径11mと日本の鉄道路線で最も急なもの。このため運用車両には制約が生じるのだ。そしてここから分岐した1区間だけ、未制覇のまま愛知県内に残っている。


 駅前から概ね25分乗車し、運動公園前を制覇。これにて愛知県内の鉄道路線は全て乗車済みとなった。


 …写真を収めるのがお約束。単線にホームとなる安全地帯は1面だけで、単純な折り返しに徹している。調べれば臨時便の増発が可能らしく、3両分の長さを有しているという。もっとも井原のカーブがあるため、入線可能な車両は全て単行だ。


 運動公園前の"運動公園"こそ、岩田運動公園である。球技場やテニスコートを有するほか、遠目に照明塔がそびえたつ。それこそ、今回せっかくならばと行きたかった場所だったりする。


 中日ドラゴンズが毎年1試合、主催試合を組んでいた豊橋市民球場。2020年も当初組まれており、東京ドームでの埼玉西武主催試合と同じ4月21日。両者とも第1次日程変更後は開幕戦となるはずだったが、再延期で共に"消失"。2021年も共々組まれていない。


 外野へ回って、スタンドの"切れ間"からグランドを覗き見た。内野は土、外野は天然芝という典型的な地方球場だ。スコアボードはやや右寄りに配されている。両翼93mに中堅115mと狭く、全体的に7m後退させれば理想的。問題は外野の芝生席で、そもそも奥行きがないことか。


 場内に売店はなく、プロ野球では正面広場にテントなりキッチンカーなり出店となるのがセオリーだろう。この日は高校野球の試合が中止され、公園内で市民らが各々過ごしていた。時間もないので、トイレに入ってから後にしよう。


 停留所に戻れば、待望の"ヌシ"が佇んでいた。

(つづく)