南東北に愛をこめて… We're lovin' South TOHOKU.

 2016年はあくまで北海道への通過点でしかなく、実質的には2012年以来5年弱ぶりとなった東北地方への旅行企画。前4日中初日は東京への前乗りで終わったようなもので、本番は2日目から。今回は南東北をメインに、沿岸部も攻めていくルートを考案した。

 山形県を訪れたのが2006年夏、しかも山形駅近くにある1箇所で終わっていたもの。今回は山間から進み、しっかりと味わうことができた。3日目、最終日はバスがメインとなっている。そしていよいよ名古屋へ帰って…。


2017年1月10日(火)午後9時7分 静岡県周智郡森町・遠州森町パーキングエリア

(現)い・ろ・は・す・なし(コカ・コーラ) 129円
 水分補給もこれで最後。無果汁と表記されており、ナシエキスが原材料に記載されている。みかんもそうだが、果汁との違いは何だろうか?

(現)ハムカツパン(デイリーヤマザキ) 138円
 とりあえずふんわりしたバンズパンに、厚切りのハムカツが挟まっている。単品のハムカツと同じ店内製造かと思ったが、実際はそうでないのかもしれない。

(現)こっこ(ミホミ) 2個216円
 たまごのスポンジ生地に、濃厚なミルククリームが入っている。そう、甘すぎてはいけないのだ。
なぎ「これぐらいだともう結構、イケるぐらい。」
さく「ああ、もうそんななっちゃったんだ…。」



36.東京駅八重洲南口17:30発→名古屋駅新幹線口(22:34)22:45着 直行新東名スーパーライナー19号/名古屋駅行き 747-14951
 浜松浜北から名古屋までは70分ぐらい。浜松いなさを直進し、引き続き新東名高速を走行するJR東海バス。風は止まず、首都高速での混雑遅れから巻き返せない。
なぎ「…今どこ?」
めぐ「…どこだろうね?」

 午後10時1分、愛知県豊田市の豊田東ジャンクションを通過。そのまま伊勢湾岸自動車道に進むJR東海バス。
さく「…あれ、もうこんなとこ?」

 伊勢湾岸自動車道は新東名高速より設計が古く、片側3車線を基本としつつもカーブがきつい。2016年に浜松いなさから豊田東まで開通し、夢見た"未来の高速道路"は大まかな完成に至った。

 午後10時19分、名古屋南から名古屋高速3号大高線に進む。首都高速3号渋谷線の渋滞を抜けてからは特に交通障害もなく進み、名古屋高速は途中で2ヶ所工事があった程度。強いて言うなら、風に煽られて巻き返せなかった程度。

 そのまま時計回り一方通行の都心環状線に進み、南2/3程度を進む。万場線に進んですぐ、黄金出口で高速走行を終えた。
なぎ「…あれ?」
めぐ「…もう着くよ。」

 あとは黄金橋から名古屋環状線へと進み、新幹線口には15分遅れから4分ほど巻き返して到着。乗車券は回収されなかった。


 かくして東京都内から5時間15分、名古屋駅に帰ってきた旅行班。
さく「…はい。」
もも「…何も浮かばないわけ?」
さく「いや…、こういうのって最高責任者とかが締めるもんじゃない?」


 新幹線を挟んだ反対側に、3本連なって超高層ビルが建ち並んだ名古屋駅。
めぐ「じゃあ…、感想とか?」
もも「そうね…、雪は期待しちゃダメってこととか?」
なぎ「あったろ、…餅。」
さく「あと、駅の温泉とか。」


 夜行便も続々と発車していく時間。徳島から高松を回って松山へ向かう『オリーブ松山号』のうち、JR東海バス運行便には新型の3列プライベートシート車両が用いられる。
もも「ま、やっぱりバスよね。」
さく「電車みたいな…。」
めぐ「ってか、気仙沼線と大船渡線だけど。」
なぎ「それで最後長いヤツ2本と…。」

 そして忘れてならない、復興への歩み。仙石線は全線で運行を再開し、新ルートと共に新型車両も登場。岩手県は陸前高田市、1本だけ残った松の木も希望を抱く。乗りたかったものと見たもの、もう一度乗りたいものや見たいもの。終わりなき旅…。


 とりあえず今回は、銀時計で締めくくろう。
さく「それじゃ次がいつになるかわかんないけど…、この辺で。」
もも「多分次は近場ね、お金たんまり使っちゃってるもん。」
めぐ「まあ、そうなっちゃう系だけど。遠く行くのは西…、がいいってぐらいだし。」
もも「そういう決めてるのか決めてないのか、はっきりしないのをなんとかしなさいよ。」
めぐ「…あんまりすぐ決めれないの。」
なぎ「じゃあ…。」
もも「あ、いい?次こそは正々堂々勝負なさい!」
なぎ「ああ、こっちこそ備え十分で呼ばれてやろう。」
さく「…では、奈良でお会いしましょう。」
なぎ「あ、勝手に終わった…。」

(南東北に愛をこめて… We're lovin' South TOHOKU. おわり)


ビチエ「ということで~、ある意味リセットさせるアレだったかな?じゃあ、またね。」