2021年4月10日(土)午後4時12分 愛知県豊田市・ローソン豊田志賀町店
日進市で給油してから19.9km。これ以上進めると山間の区間となり、チェーン系どころか飲食。それどころかコンビニすら怪しくなってくる。せめて休憩なりしたく、せっかくだからと少々甘いものを1つ買っておこう。この次は心当たりがあり、松平郷の入口にある駐車場だ。
国道301号 浜居場住宅南(豊田市)→松平郷入口広場(豊田市)
再スタート後、程なくして豊田松平インターへ差し掛かる。この箇所は中央分離帯が設けられており、過ぎてからも拡幅が進められるなど"位"は高い。
松平橋から直進するように先月、新しくバイパスが完成したので進もう。対面通行で上り坂が続く形となり、低出力で速度の落ちる原付は苦しい。路側帯があれば何とか後続に抜いてもらえる。
夕方になって気温が下がる中、やや平面状となって松平トンネルへ。歩道付きで広い内部は寒く感じられた。抜けた先で少々下ってから旧道と合流し、その先も付け替え箇所が存在。以上、開通した松平バイパスの全てだ。
以後は上り坂が長く、カーブがひたすら続く対面通行となる。
7.5kmで松平郷の入口となる駐車場へ至る。4年弱前と同様、今回もほぼ小休憩だけが目的となりそうだ。トイレと案内図だけで、ベンチらしいものは見当たらない。仕方ないので立ち食いだ。
(A)3種のバター華ふわケーキ(ローソン) 295円※軽減適用
シフォンケーキ生地にはバターが含まれ、中にも焦がしバターのソース入り。添えられたバタークリームで3種類というわけだ。この手のバターケーキはあまり食べなかったが、なかなかいいではないか。クリームの後味がバターのそれで、結構癖になりそう。
国道301号 松平郷入口広場(豊田市)→国道473号分岐点(豊田市)
新城まで48km。国道は根引峠へ差し掛かり、カーブと急坂が続いている。
カーブの途中で景色が開けており、豊田の市街地。さらには名古屋市内まで一望でき、なかなかの絶景だ。せっかくなので写真に収めておこう。
もう少し坂を上がったら少し下って、以後は上りもそこそこに開けた雰囲気。
以前走行した際は無名のランプウェイから上がっており、付近にあるバス停の名称から『花沢町ヲチ合』と記している。今回はそのまま直進し、引き続き国道301号を走行したい。やがて開けた里から、山間らしくなってきた。
松平郷入口広場の駐車場から13.6km。国道473号が右から合流しており、わずかな区間の重複を経てそのまま左へ分岐。国道301号は引き続き直進する。どちらの箇所も名称は表記されておらず、信号がなければ目立った"目印らしい目印"もない。
清須市の清洲公園からそこそこ山へと上がっても、桜はすでに結構な散り具合を見せている。300m程度の標高差ではあまり気温が変わらないのかもしれないか。
国道473号 国道301号合流点(豊田市)→国道420号合流点(豊田市)
国道420号との合流点にあたる『阿蔵』まで15km。しばらくは起伏もそれなりなようで、桜の木と共に対面通行で続いていきそう。
交通量も少ないところで快調に進められそうなところ、車線縮小の標識と共に狭くなった。センターラインがないならまだしも、木々の多くなるところで1車線程度という幅しかない。おまけにタイミング悪く対向車まで遭遇した。
改良もできるところから部分程度といったもの。それこそ国道418号のうち、山県市から本巣市を走行した際に"信号場"と称した待避箇所だ。
視界が開けて集落へと差し掛かれば、早期改良を求める看板が目に入る。このような線形等ならば当然だろう。
そのままセンターラインが再び現れれば、またもやと思ったところ。狭くはならなかったが信号なく突き当たり、県道363号に対してこちらが一旦停止を求められる。案内標識のとおり右折しよう。
県道へ重複する形となってからは対面通行で走りやすく、カーブも緩い。そのまま再度突き当たるようなところで、今度は右へ道なりな急カーブをする県道に対し左折するのが国道となる。
引き続き山間らしい起伏やカーブと共に、対面通行で走りやすい道。このあたりは渓流に沿っているようで、ます釣りなどの観光でシーズンとなれば賑わうのだろう。待避可能な箇所がやや不自然にまとまって見られるのは、旧道をまとめて改良させたためだと思われる。
今回の目的となった国道473号、その単独区間走行距離は13.1kmとなった。国道420号に突き当たったら右折し、設楽町へ入ってからは新城市との境を右往左往するよう。国道257号と交差する大輪橋まで国道420号と重複する。この箇所もまた名称も信号もなく、目印がない。
国道420号 国道473号分岐点(豊田市)→大見橋(豊田市)
今回は目的も終えたので左折し、国道420号を下りたい。足助まで15km、始めの1kmほどを登れば下り主体だ。
足助まで13km。下りではアクセルを回さずとも進められるが、電子制御ゆえかノーアクセルで速度が少々抑えられる。道は道で走りやすい対面通行が続いており、これはこれで安心できるかもしれない。
国道473号と離れてから10.5km。大見橋を渡ってから旧道が気になり、閉鎖されていなかったことから侵入を試みる。路面の堆積物が残ったままで陰湿な印象も、対面通行の痕跡となるセンターラインは保存状態が良好。
何より旧道の標識類が鮮明な状態で残っているのだ。新時代『令和』2本目にして、旧原付シリーズで最後となった長距離走行の際。この大見橋から旧道の標識を目撃し、気になっていたのだ。いずれにせよ長居するところではないので、早いところ退散…。
国道420号 大見橋(豊田市)→勘八峡(豊田市)
山下りに戻ろう。旧道の痕跡はところどころ残っており、改良された箇所から確認できる。改良されていない箇所もセンターラインのある対面通行で、路側帯なしで最高速度を50km/hに指定するとはなかなか強気だ。
香嵐渓が近づくと最高速度標識は一気に30km/hへ。カーブも多く狭苦しくなるところ、紅葉シーズンに車が多ければ当然だろうと…。
国道153号の旧道へ出る際、国道420号は直進する線形ながらも一旦停止を求められる。すぐ先にある香嵐渓の信号が、"国道420号"として唯一の信号となる。今回立ち寄ると時間も遅くなりそうなのでパス。
バイパスとなった国道153号に突き当たり、左折して合流。国道420号は以後全て、国道153号に重複したまま豊田市の中心市街地へ向かう。
足助の中心地を抜けて少々すれば、開けた里地を緩やかに下っていく。猿投グリーンロードとの交差点も直進しよう。このあたりにも旧道からの付け替え箇所が存在しているという…。
(つづく)