鉄旅リターンズプラスでございます。
 今回からまたまた懲りずに新企画を立ててしまった2014年夏。最近は予算等も集中傾向にあり、青春18きっぷ関連(東京夏の陣2014)の他は食事会関連ネタが2本で実質終わっている。


 実はこの年、携帯電話が"スマートなブツ(初代)"になっている。従来使っていた"ガラケー"が役割を失ったわけではなく、"多機能簡易デジカメ"として今回も活躍。何せ"スマートなブツ"向けに新しく導入した32GBのマイクロSDが早速機能しなくなり…。


 加えて2021年3月、今回から取り上げる『湘南ライナー』系統が特急へ格上げ。今後の情勢次第とはいえ、果たしてどうなるやら。


2014年8月7日(木)午後0時41分 愛知県愛西市・永和駅

めぐみ「…こんにちは。相変わらずこんな感じですけど、ちょっと今回志向を変えまして。午後からのスタートなんですよ。それであんまり今日は見たいとことかはないんですね。乗りたいのはあるんです。では名古屋駅でお会いしましょう。」


0.永和12:42発→名古屋13:01着 普通320G/名古屋行き クモハ313-1322
 さあ今回はどうなるか…。


 例の場所からスタート。
ももか「今日は余裕を持って来れたわね。」
めぐみ「まあ…。」
ももか「それで?」
さくら「ダメだよ、まだ食べてる人いるんだからさ。」
ももか「しかしまあご丁寧にここにしてさ…。別に中央口にしたっていいのよ?」

 改めて、メンバーは企画を持ち寄った2人に企画をまとめてルートを組んだ1人。そして例によって日数しか聞かされてない姫と合わせた、いつもの4人。(※今回は4日間で組んだ初日を取り上げる。)
めぐみ「それでだけど…。」


(IC)全国版コンパス時刻表(交通新聞社) 679円
 実のところ最新の時刻表をまだ入手できていないのだ。そこで出発までの時間を使い、時刻表を買っておくことに。これが後々この旅を大きく動かす要因となる…。
なぎさ「カードは入れたんだろ?」
めぐみ「入れたよ。」



1.名古屋13:32発→豊橋14:26着 快速2524F/豊橋行き モハ313-5
ももか「ま、この辺は何度も乗ってるんだし。アンタらも寝たいなら寝たって…」
なぎさ「そうか…。」


 矢作川をまたぐ313系の快速。ここが尾張と三河の境目といえる。

 まず54分の乗車。快速のみを接続させるものと考えるとここからは毎時3本ほどと、1本少なくなるために間が空く。
さくら「そりゃ…」
ももか「私だって座りたいわよ。」


 側線に入っている311系を見る。晴天とともに心地よい風が入ってくる。


2.豊橋14:42発→静岡16:40着 普通958M/興津行き モハ313-2503
 計算上1本少ないにもかかわらず3両と短いながらも、車端部の座席を確保できた。
ももか「やっぱりそこね…。」
めぐみ「慣れちゃってるし。」

 それなのに結構な乗車。同じ車端部に来た親子連れはここから1時間ほど乗るようで…。
さくら「なんならこれ、どこで降りるか…。」
ももか「今日の夕飯かけて勝負って?いいわよ。」
なぎさ「いいなら寝させろ…。」
さくら「はいはい。」

 豊橋を出ると消灯した。
ももか「…いいの?」
さくら「これぐらいなら大丈夫だよ、外だって明るいし。」

 壁が右側の場合は消火器があって、どうも落ち着かない。ついでに目の前の子どもは小さく、落ち着きがない。
ももか「アンタだって…。」
めぐみ「そうじゃないの。」

 2004年浜名湖花博から早10年、当時多くの客が降りていた舞阪をスルー。
さくら「この前までやってた…。」
めぐみ「花博は行ってないけど。」
ももか「行けばよかったじゃん。」

 浜松に着く前に再び点灯し、36分で浜松に着く。ここで前に211系を3両連結するため、そこそこ停車時間がある。
さくら「…見に行くの?」
めぐみ「せっかくじゃん。」

(つづく)