皆様改めまして、あけましておめでとうございます。年末に"伝説の始まり"として、2003年のお話を流したものでしたけども。今回はそれから10年後、2013年の名鉄『迎春フリーきっぷ』を見ていこうかと。
当時は1500円で1月1日から5日までのうち1日有効となりまして、前年内に前売り限定となっているのは変わってないはずです。それで直接は使えず、当日に駅の窓口で"半券"を"磁気券"に引き換えてもらう必要があるのもたぶん変わっていません。
それと雑誌で初詣特集にもかかわらず初詣の後の食事や買い物を取り上げ、初詣そのものはメインにしないものもあるようで…。ここもですけど本末転倒な心意気ですよ。
2013年1月4日(金)午前7時25分 愛知県あま市・木田駅(名鉄)
めぐみ「改めまして、あけましておめでとうございます。フリーきっぷも自動改札通れるいつものっぽいのに変えてもらったけど…、絵が入ってて。」
過去に利用した『まる乗り1DAYフリーきっぷ』と同じ様式かと思いきや、モノクロながらご丁寧に同じ絵が入れられていた。自動改札対応のための機械発券なのに…。
というわけで始まる『最初の旅』から10周年という記念すべき1年、その栄えある開幕投手は…?
1.木田7:29発→神宮前7:57着 普通→準急744/鳴海行き 6554
6500系で1本しかないリニューアルは、JR東海のドアチャイムが取り付けられた。座れこそしないが、立ち客もあまりいない。甚目寺駅前ではまた裁判…。
今回は神宮前にて、2330系と3100系を連結した特急を見送ってからのスタート。
そしていつもの旅行班。
ももか「いいけど、…蒲郡から豊川よね?」
さくら「だって…、蒲郡はIC使えないじゃん。」
なぎさ「あと、遠回りなんだよ。JRでまっすぐ行けばいいけど名鉄だと海沿いを…。」
蒲郡からJRに乗り換えて豊橋、豊川と向かい豊川稲荷へと…。
めぐみ「昔正月に行ってて…。あと、今日4日だから昨日ほどではないんじゃないかなって…。」
ももか「アンタ勝手に10周年だとか言ってたもんね。」
なぎさ「…そっからは?」
ももか「豊橋戻って特急で犬山御嵩で、…ここも?」
さくら「IC使えないよ。」
せっかく御嵩に来て、さすがにすぐ帰るのはもったいない。30分間隔なので、とりあえず30分散策しよう。
ももか「その次空港って…」
めぐみ「せっかくじゃん。見てこうよ。」
ももか「…ミュースカイ目当てじゃないの?」
めぐみ「それもだけど。」
そして岐阜に向かい、到着予定は夜8時過ぎになる。
ももか「よく乗るわよね今日。疲れない?」
さくら「…疲れずに何ができるのさ?あと、そっから考えてないから。」
ももか「岐阜でディナー…、飲み会?それで実質終わるわけね?」
幼き頃に初めて特急の指定を取ってもらった時、白帯を纏った7000系パノラマカーは現役どころか『座席指定特急』としても活躍していた。それから豊川へのお参りが楽しみとなっていき、フリー切符へと発展していった。そしてもう1つ、これは正月に限らないが1000系パノラマスーパーの展望席もまた"名物企画"だった。
しかし豊川参りは2000年、しかも2月を最後に途切れてしまう。それから豊川参りは1回だけ、展望席にもあまり乗らなくなった。でもいつかまた、昔のような豊川参りがしたい…。
『初めての個人旅行』から10周年、2013年の旅が始まった―
(つづく)