ナゴヤドーム改め『バンテリンドームナゴヤ』。中日ドラゴンズ共々久々のAクラスで満足してはならず、まだまだ改革も必要だ。そこで以前提言した内容含め、勝手ながら提言させていただく。(※画像は6月5日分を加工。)


提言1:ヴィクトリーショーで使うLEDライトをグッズとして販売すべし。
 公式戦で中日ドラゴンズが勝利した際、カラーLED照明と共にファンがLEDライトで彩るヴィクトリーショー。今やすっかり名物イベントと化すほどに成長した。

 ただ肝心の"ブツ"はグッズとして扱われていないようで、ファンクラブのポイント引き換え。もしくは2020年当初ホーム開幕戦で配布予定だったとされる。…そう。ファンクラブ会員にならない人は球場での入手手段がなく、完全な形で楽しめないのだ。

 ということで2021年開幕からグッズとして販売しなさい!で…、配布予定だったとされる"ブツ"はいずこへ?


提言2:食料と700ml以下ペットボトルの持ち込みを解禁し、再入場を許可すべし。
 これについては提言3でも触れるのだが、隣接するイオンモールで購入することを求めるのでない。休日の試合日に場外駐車場でグルメパークが開かれるので、そちらで購入した品を持ち込むためである。(※2020年は開催されず。)

 ペットボトルについては2020年から移し替えが廃止され、飲料を確保するには場内で購入しなければならない。貴重な売り上げ分と考えるに越したことないにせよ、こちらもタイミングによっては…。瓶や缶は落下させると危険なので、引き続き持ち込みを禁止させたほうがいい。


提言3:場内外の飲食も1軍と2軍を設け、競い合うべし。
 場外駐車場でグルメパークが開かれる以上、そちらで購入した品を持ち込むことも想定しなければならない。そのために持ち込みを解禁することは先述した。ここで述べるのは、場内外の飲食で競争原理を求めているということ。

 現状は再入場できないため、入場後に購入可能な飲食物が限られている。後年になって新規参入店舗が少々見られるも、基本的に入れ替わりが乏しいもの。これこそ典型的な"だろう運転"。

 ならば場外駐車場のグルメパークも組み込んでしまおう。客席に近い場内の店が1軍、客席どころか外周からも遠く再入場の必要のあるグルメパークが2軍と考えれば早い。他にも場内だけで2階と5階があり、さらには外周の壱番屋と山ちゃんもある。

 ただ1軍とされる場内店舗は消防法の関係で火力が使えない。逆に2軍は屋外でキッチンカー主体となり、火力も使用可能。昇降格を伴う際、この格差をどうするか…?


提言4:外野は広いままで個性を見出すべく、縦式ラッキーゾーンとすべし。加えて縦式ラッキーゾーンの命名権をも公募すべし。
 以前から当ブログの見解は、広いからこそのナゴヤドーム。命名権で『バンテリンドームナゴヤ』となろうとも、それは変わらない。逆にフェンスは高く、長打に消極とさせる要因ともなっていると。

 これも以前から当ブログの見解で、フェンス高さを変えたらどうかと考えている。完全に下げるには大規模工事が必要で、資金面からしても現実的でない。ラバー部分の高さを変え、色分けして上部をホームラン判定とすればいいだけだ。

 手前に仮設フェンスを設けるなどし、それを先駆けて導入し成功した福岡の"ホームランテラス"一辺倒はダメ。そもそも目的が新座席になろうとしており、名称も独り歩きしがち。古来は甲子園の"ラッキーゾーン"だが、前にせり出すだけが答えなのか?そうではない、上下にだってできるはず。

 そう、まさに"縦式ラッキーゾーン"。加工直後は黒系で塗られることだろうが、将来的には横浜みたくLEDパネルを埋めるのもいい。そういうアレそうな見た目にこそ、広告効果を見込んでいいと思う。


提言5:対パ・リーグ球団重視という姿勢を全面に押し出すべし。
 誰が言ったか、これからはパ・リーグの時代だと。特に近年はセ・リーグの凋落傾向が著しく、まさにそのとおり。ただ交流戦以前、パ・リーグ公式戦を(ナゴヤ球場→)ナゴヤドームで定期的に行っていたことも記しておく。

 それと悪しき慣習なのか、読売戦にだけ対応が異なっているというか。ジェイ・スポーツで放送されず、CS放送ではTBSチャンネルやフジテレビONE(TWOだったかもしれない。NEXTではないことはわかる。)ばかり。無料BSもBS-TBSとBSフジは読売戦にだけ…。

 それだから(地上波キー局たる)TBSやフジテレビ共々、成長が妨げられる。多様性の時代は加速し、いくら金銭になるからとこういうことばかりでは未来もない。他球団、特にパ・リーグ球団にそれらを振るべきだ。(※あくまで個人の了見。ただし実製作はそれぞれCBCと東海テレビが担当。)

 ということで、媒体問わずTBSとフジテレビは読売戦の中継を禁止。その分を残り10球団に振り分けよう。案外キー局からしても、放映権料はコストパフォーマンス面で優位かもしれないし。

 そしてファンの方には申し訳ないが、いっそ読売戦は当面(感染症問わず)無観客でやるべし。そうすることにより10球団分で利益を出さなくてはならなくなる。どれだけ依存していたかはっきりさせるのだ。

 読売戦をナゴヤ球場(現2軍本拠地)へ移すなら、状況次第で最大3000人動員できる。競争率が非常に高いことから、抽選販売だけになるか。あるいは2020年暫定有観客時点(最大5000人期間)と同様、購入手段を『ドラチケ』に限定させるか。ネックは指定席扱いとするための…、アレか。

 いずれにせよ営業面で読売を捨て、残り10球団。特に交流戦は注力すべき。少々長くなりそうなので、今回はここまで。
(第2夜はないかも?)