2020年11月21日(土)午後3時前後 岐阜県不破郡垂井町
岐阜県道53号 下磯(大野町)→野上北(関ケ原町)
 程なく垂井町へ進む。途中にある踏切はJR東海道本線の下り"本線"で、一方通行状に垂井駅を迂回している。2020年現在は特別快速も全て各駅に停車するためこちらを経由せず、なかなか機会を得られない。
ひろ「ああ、だからしらさぎを快速にしろってか?」
めぐ「それもあるね…、結構先なっちゃったけど。」

 やがて県道53号は右折することとなり、直進が垂井駅と表記。県道は片側2車線分の用地を有するところ、対面通行で進んでいく。
めぐ「…はい。」
ひろ「…いや、何かあるだろ。」

 最後は関ケ原町へ。片側2車線となって少々すれば国道21号関ケ原バイパスにぶつかり、県道53号はそこが起終点。どことなく暫定的に一体化していた名残も感じさせる。
めぐ「じゃあ、右ね。」
ひろ「了解。」


国道21号関ケ原バイパス 野上北(関ケ原町)→大高(関ケ原町)
 対面通行で暫定開通している関ケ原バイパスが、滋賀県へ直通できるようになるのは何時だろうか?少なくともそれまでは拡幅されることなく、付帯設備をもて余すことだろう。2020年現在は伊吹山への入口で留まっており、そのままドライブウェイへつながっている。
めぐ「このほったらかし感。」
ひろ「これさ…、バイパスじゃない大垣までのとこも。」
めぐ「それあったか…。」

 現道との"連絡路"が交差する『大高』にて左折し、バイパスから外れよう。関ヶ原駅前も立ち寄りたかったものの、今回は県道56号へ進むためパス。


岐阜県道56号 一ツ軒(関ケ原町)→広瀬橋北(大垣市上石津町)
 穏やかな雰囲気を有する対面通行で、立ち寄れる店はほぼ見られず。ささやかな公園がある程度しかない。
ひろ「そこ入ればよかったろ、まだ食べるわけじゃないんだし。」
めぐ「もう…、通り過ぎちゃったし遅い。」

 国道365号にぶつかるので、左折して重複しよう。中央分離帯があるのは関ヶ原インターの前後だけで、以後はひたすら対面通行。
ひろ「この辺とかないぞ、入れるとこ。」
めぐ「…そうなんだよね、20kmオーバーしても。」

 国道365号の経路が変わったのはいつだったか。旧道となった箇所から旧道へ右折はできず、進んだところで現道へ進めず通行止。県道は国道から分かれてそのまま直進し、すぐ近くにコンビニがある。
ひろ「停まればいいのに…。」
めぐ「ここまで来ちゃったらさ、もう一気に行ったほうがいいのかなって。」



岐阜県道227号 広瀬橋北(大垣市上石津町)→※工事通行止箇所(養老町)
 牧田川を渡らず左折し、路上ながらとりあえず高速道路の眺められる堤防で小休止。道の駅『パレットピアおおの』を出て、気付けば26.4kmも無休憩で走行していた。
ひろ「ってか、コンビニで買いたくなかったんだろ。」
めぐ「…そうです。」



 高速道路の標識があるということは、さほど遠くない位置ということ。しばらくは堤防道を進むこととなる。(※オリジナルで画像制作。)
ひろ「あと3kmって…、さすがに30kmノンストップはダメ。」
めぐ「わかってるよ?場所そんなないもん。」

 対面通行の堤防道を進んでいく途中、何らかの工事で通行止。高速道路の高架をくぐり抜け、反対側へ出るとむしろ…?
めぐ「これ近道イケるかも。」
ひろ「あんま慌てんなって。」


 やはりイケないことは許されないらしい。スマートインターの横は塞がれて抜けられず、少々でも迂回を強いられる。
ひろ「ほら、やっぱり罰当たった。」
めぐ「…一応調べたよ?」

 

 改めて、先ほど小休止したところから4.3km。目的地となる養老サービスエリアの上り線ぷらっとパークに到着。1年半前は下り線に重点を置いたこともあり、時間的都合上あまり堪能できていない。


 上り線は下り線と異なり、スマートインターから入場後にサービスエリア施設を利用可能。出場前は利用不可となる構造だ。二輪車スペースは手前にあり、サブのトイレもこちらに設けられている。


 やはり例によって手前から駐車場は埋まっていく。下り線と比べてスペースは大きくなく、台数は大型62に小型106程度。名神草津~東名御殿場がメインルートから外された現在も、主要路線として利用客は多い。


 レストランとフードコートはそれぞれ分かれて設けられ、間を挟む形でテイクアウト品と土産物類の売店がある。そんな母屋は定期的にリニューアルされているのだろうが、いつから使われている建物だろうか?
めぐ「昔からあるタイプっていうか…、完成?」
ひろ「まさかな、開通から同じとかそう…。」

 ではこちらで何を食べようか…?
めぐ「…別行動的にね。」
ひろ「会話なしで。」



(S)飛騨牛おやき(養老サービスエリア上り/近江スエヒロ養老茶屋) 280円※軽減適用
 すき焼き風らしい飛騨牛が、味付けされたもち米に包まれた1品。どことなくスパイシーな味わいで、買ってすぐ食べればもっと美味しくいただけただろう。手軽に持ち帰って食べられる岐阜の特産品はありがたい存在。


(S)飛騨バーガー(養老サービスエリア上り/ZERO Burger) 390円※軽減適用
 レタスと共に挟まった肉は飛騨牛70%と豚30%を使用。味付けはシンプルにケチャップとマスタードで、ハンバーガーとしてはそれなりに美味しい。ただ飛騨牛を食べてるかといえば、言われてもそう感じないだろう。


 夕方とあってフードコートは空席が多い反面、売店部分の"密度"が上がってきた。バスも見られるようなので、ツアー客も多いのだろう。さあ、ここからどう組み立てようか。
(つづく)