2019年12月31日(火)午後4時5分頃 愛知県大府市
国道366号 有松インター(名古屋市緑区)→惣作(大府市)
国道366号そのものは起伏ある対面通行で進んでいる。これだけならばともかく、問題は国道155号との交差点。手前で車線が増加しており、2段階右折を強いられるのだ。
ひろ「…じゃあ尚更、県道57でよかったんじゃん。」
めぐ「なんか…、そういう気分じゃなかったっていうか。」
やむなく迂回に用いる県道も、片側2車線への拡幅が進められている。カルバートも工事中で抜けられず、一旦外れた箇所でそのまま戻る形になるしかない。
ひろ「これ突っ切るのは危ないよな。」
めぐ「悪いのはうちだから謝る。」
国道366号半田大府バイパス 惣作(大府市)→工業団地入口(東浦町)
県道からはそのまま直進して国道へ。この短区間のみ国道155号に重複しており、国道366号が分岐する交差点には案内標識が設置。迷うことなく左折しよう。
片側1車線対面通行となり、そのまま高架橋へ上がっていく。後続車以上に強風があり、新機種とはいえ原付ではなかなか苦しい道のり。
ひろ「これは…!」
めぐ「逃げ場ないのが…!」
地平へ下りると中央分離帯で隔てられ、現道の分岐する交差点に至る。過去走行時は右折したため、今回は直進しバイパスへ。意外にも片側2車線となっている。
めぐ「わかんなかった。」
ひろ「…通ってないなら言うな。」
拡幅されていたのはイオンモールがあったため。過ぎれば再び片側1車線対面通行となり、信号も少なく流れが速い。これら含めて、バイパスは片側2車線分の用地が確保されている。
ひろ「こんな…、一気に変わるもんか?」
めぐ「わかんないけど、最果てっぽいような。」
ひろ「最果てじゃない、ってか。北海道の何もないとこ行ったんじゃなくってか?」
建物も一気に見られなくなり、対面通行のままほぼ直線で結んでいるバイパス。進んでいくと、上下線が分離した。
めぐ「夕日に向かって走れ!って。」
ひろ「これが今年最後だもんな。」
対面通行に戻ったところは工業団地で、大晦日の夕暮れ時とあって車ばかりがそこそこ行き交っている。以降は用地も確保されていないようだ。
めぐ「こんな大晦日の夕方にいないよ。」
ひろ「…誰が今日、昼から呼んだか教えてほしい。」
工業団地の信号交差点でバイパスは途切れており、現道へは短い"渡り線"を介して行き来できる。直進すれば引き続きの対面通行で、線形も良好。せっかくなので進めよう。
めぐ「まあ、前にも通ってるし。」
ひろ「それでいいんならいい。」
右はひたすら木々、左に工場や倉庫といった景色が続く道。そのまま県道46号にぶつかった。ここは右折して現道へ戻りたい。
ひろ「県道は広いんだよな…。」
ルートを再確認してから16.4km。コンビニで小休止し、暖房効果のなくなってきた缶コーヒーを消化。しかし調べついでにメモ書きしたいところ、寒々しい屋外の駐車場ではよろしくない。
めぐ「買いなおすだけってのもよくないし。」
ひろ「…コーヒーにコーヒー重ねるけどいいんだな?」
(現)ブレンドS(ファミリーマート) 102円
店内でホットコーヒーを1杯頂くとした。この場合は軽減税率の適応外とされ、コンビニにおけるイートインの席料みたいなもの。今回はメモ用の指定席料金と考えたほうがいいだろう。申し出るほうが煩わしいのはどうかしてほしい。
めぐ「袋とかなしで、トレーそのままとかどう?」
ひろ「言うのが煩わしいったろ。」
そこで"レジ袋不要カード"よろしく、店が"店内飲食カード"を用意するのはどうだろうと。その際はモノによって、繰り返し使用するトレーも用意したい。それこそ『ミツウロコグローサリー』が導入すべきものだろう。
めぐ「それもだけど。ビニールの袋余るし、最近マイクロプラスチック問題。」
ひろ「まいくろ、…プラスチック?」
マイクロプラスチック問題に対処すべく、レジ袋(+ストロー)の削減に取り組むこととなっている昨今。それを理由に有料化する流れであることから、軽減税率を適用する代わりに"袋代"とすればいいのでは?
めぐ「あくまで個人的な意見だけどね。」
ひろ「…いいから、ここから話続けろよ。」
私案はここまでとして、ルートを確認しよう。
めぐ「とりあえず、国道366から247進んで。」
ひろ「それで行けるとこってか。」
めぐ「原付が2段階右折になるとこまで走って。」
ひろ「そこからはまたのご機会とな。」
国道366号 亀崎北浦(半田市)→祢宜町(半田市)
日も沈んだので再スタートを急ぐとして、むしろ国道366号における諸悪はここから先。狭苦しい対面通行から一方通行になっており、通しでは半田方向にしか進められない。
めぐ「亀崎の駅がこの辺で、回り込めばいいんだけど。」
ひろ「国道の話じゃなかったっけ?」
対面通行に戻った後少々で右折。センターラインなどなく、狭い上に一方通行となっていない。国道標識が古いことから、指定されて長らくこの状態が続いていることだろう。
めぐ「これでレベル3かな?」
ひろ「何のことかわからんけど、国道らしくはない。」
狭い箇所を抜けて、広くなれば残りは少ない。大晦日の日没を迎えて、運動がてら出歩く人も少々。国道247号にぶつかれば、そこが国道366号の起終点だ。
国道247号 祢宜町(半田市)→成岩橋(半田市)
そのまま合流するように、片側2車線となる国道。このルートは元日の"逆向き"であり、10月にもリメイクしているようなもの。JRの踏切から隔てて、名鉄も踏切。
10月に直進した交差点は左折し、国道247号をさらに可能なだけ南下しよう。対面通行を基本にしながら、時折車線が増加する。
(つづく)