今回はいきなり大阪です。目的はいくつかあるのですけど、まずは鉄道系で未乗車路線を押さえていきましょう。

2019年9月21日(土)午前10時25分 大阪市北区・JR大阪駅

 今回は地下鉄御堂筋線と、一体化している北大阪急行電鉄を制していきたい。案内は出ているので、沿って行けば問題ないはずだ。


 地下1階へ下りて、案内によれば商業施設『ルクア』を通り抜けることとなる。


 通り抜けると大理石調の壁面になり、やがて突き当たる。案内は見当たらないが、雰囲気で左へ…。


 そのまま地下鉄の改札へ出てきたので、案内に問題ないことが証明できている。


2.梅田10:33発→千里中央10:53着 千里中央行き 21002
 地下鉄御堂筋線は北大阪急行電鉄へ直通する全区間運転便と、天王寺~新大阪の区間往復便が交互に運行される方式。ホームに来れば前者が発車するタイミングであったため、慌て気味に飛び乗った。


 地上へ出ると淀川を渡るが、写真は失敗。ステンレス車体を持つ20系列のうち、御堂筋線の10両編成は21系という。


 新大阪でホームに人は多くも、ほとんどは梅田(,難波,天王寺)方向への乗客。こちらも降りる客が多いため、車内は空きが多くなっている。


 江坂からは北大阪急行電鉄の路線となっており、そのまま千里中央へ直通する21系。方向を無視すれば、これにて地下鉄御堂筋線を制覇したこととなったかと。


 高速道路を上から跨ぐ北大阪急行電鉄。


 相対式ホームを持つ緑地公園。その周辺やこの路線は地形の都合もあって、高低差がかなり大きい。


 桃山台の島式ホームは国道423号(新御堂筋)本線と共に、半地下構造となっている。


 20分で到着。現時点ではひとまず方向を無視すれば、北大阪急行電鉄もクリア。地下鉄御堂筋線で見かけないホームドアが整備されている。


 10出入口から外へあがろう。少なくとも大阪市中心部と比べて、上品なイメージがあるとされる北摂地区。駅周辺はニュータウンらしく、高層建築物も目立つ。


 11出入口から12出入口へ回ってみた。バスターミナルはこちらにあり、各地への路線が出ている。千里文化センターも実質的に併設しているようなもの。


 2階のデッキからも眺めておこうか。ニュータウンの中核駅だけあって、駅そのものも商業施設として機能。駅周囲だけでもある程度、生活に必要なものは揃っているだろう。


 大阪モノレールの駅は南広場を抜けて、もっと先らしい。建物を見る限りかなり年季が入っており、開業当時(1970年)からのものだろう。


 トイレへ入って滞在時間が過ぎていた。ひとまず駅に戻るとして、吹き抜け状にエスカレーターを下っていく。これもなかなか古めかしい。


 地下も吹き抜けになっており、上層は店々が並ぶ。下層は北大阪急行電鉄のホームになっており、相互に眺められる構造。

3.千里中央11:25発→心斎橋11:51着 なかもず行き 21005
 乗るのは往路と同様、地下鉄御堂筋線の新車でないステンレス車両。この北大阪急行電鉄は延伸工事が進められており、やがて千里中央は"中間駅"となるもの。開業の際は乗り直しになりそうだ。


 左側へ座ったところで、景色そのものは往路とほぼ変わりない。そのまま地下鉄御堂筋線へ進み、乗客は乗ってくる流れ。新大阪の南口にあるロータリー等は、新幹線開業時からの姿を色濃く残している。


 梅田を挟んで、車内が混雑したまま心斎橋に到着。長堀鶴見緑地線への階段は、進行方向から見て最後部にある。


 階段(,エスカレーター)を上がってから案内に従い、また階段を下る。エスカレーターは踊り場も方向別に分かれており、ホームの位置がつかみにくい。桁や梁、柱といった構造体がわかる…。


4.心斎橋12:00発→ドーム前千代崎12:05着 大正行き 7071
 小断面構造の長堀鶴見緑地線について調べれば、日本初のリニアモーター駆動式地下鉄路線と出てきた。この70系は4両編成で、思いのほか空きスペースが心斎橋で生じている。


 乗ったのは未更新車両らしく、車内にはやや古めかしいLED案内装置。表示内容は多彩であり、興味深いのは『リニアモーターカー』と主張しているもの。この区間自体は過去に乗っているので改めて取り上げることもなく、5分乗って終了。
(つづく)