
いよいよ野球シーズンが始まります。そこで今回、オープン戦を見に行って来ました。
2018年3月17日(土)午後0時32分 名古屋市東区・ナゴヤドームへの道

昨年の今頃と同じく、前進あるのみ。ナゴヤドームはもう少し。

ナゴヤドーム横にある平面駐車場。主に団体バス向けとして部分的利用がされているものの、多くはスペースだけ余らせているような印象が否めない。

外周にはウッドデッキらしきスペースが設けられている。敷かれている人工芝は、場内で用いられているものと同じようだ。昨年まで使われた"4代目"だろうか?

改めて、春になって今年最初となるナゴヤドーム。今回はファンフェスタの招待引き換えを利用する。正面の引き換え場所に向かって長い列を成していたが、見た限りではファンクラブの招待引き換えとある。

昨年のファンフェスタにおいて、"お遊び"の野球で勝利した"昭和生まれ"チーム。抽選券の番号が偶数であれば、オープン戦1試合が無料招待となったもの。奇数であれば本来入場できないが、今回は偶数の抽選券を譲り受けたため行使する。ファンフェスタの招待引き換えは並ぶこともなく、チケットを入手できた。

(前)プライドオブBOSS第1弾(サントリー) 概ね72円×3
2ゲートから入場するが、いつものようにペットボトルや缶類は紙コップへ移し替え。今回はモノ自体でなく、紙コップの限界量を調べる意味で缶コーヒーを持参。1本は185gであるため、3本入れれば555g。これがおそらく限界量なのだろう。

指定された席へ一旦向かい、荷物を置いて何か買いに出てみる。広告用の液晶画面がコンコースに新しく設けられており、大型ワイドテレビを縦に向けて仕上げたと考えよう。

指定されたのは3塁側内野B席。今回は残席わずかとされたものであり、パノラマ席へとばかり案内されるものと考えていた。おそらくは今回、各種招待分にあらかじめ分けていたのだろう。ところで照明は今年から高輝度LEDとなり、天井にはフルカラー式らしく青色の個体が設けられる。試合終了後、テスト目的なのか場内で演出がなされるという。
(前)農協39品目の野菜&フルーツ100%(雪印メグミルク) 120円
やはり健康と野菜不足は気になるものであり、最近になって付け焼刃的だろうが野菜ジュースを飲むようにした所存。とはいえ野菜100%は飲みにくいので、フルーツを加えたものを選んでいる。これは野菜とフルーツが50%ずつ、そして場内持込を考慮して紙パック入り。しかし一度に500mlと多量摂取すると、飽きることは否めなかった。

(現)味噌カツバーガー(ナゴヤドーム/ショートストップ) 370円
名古屋らしいものだが、ホームの人間にとってはだいたい想像つくもの。赤味噌のタレとマヨネーズ、キャベツはカツに合うものだ。ボリュームは普通ぐらいだろうけど、気になるのは店によって価格にバラつきがあるということ。
(現)十勝風豚丼(ナゴヤドーム/肉のスタジアム飯) 650円
甘めのタレで焼き上げた豚肉は白飯にも合い、焼き加減もあってなかなかの美味しさ。しかしいかんせん、量は少ないものであった。同時にあった『タレカツ丼』も買えば豪勢となるものの、昨年8月の教訓があるわけで…。

(現)サンドおみすび照焼ハンバーグ&目玉焼風(東海キヨスク) 240円
最近はどうもハンバーガーの"ハンバーグ"が気になって仕方なかった。これはちょうどJR駅のコンビニ売店で、空腹に吊られて手を出したもの。食感はタマネギがなく、肉も細かく弾力あるもの。やはり"業務用ハンバーガーパティ"らしかったのだが、どうもレタスが食感を補完させていたようだ。

ナゴヤドームの人工芝は3代目以降基本を変えずに5代目となり、色合いが4代目から一層濃くなっているらしい。阪神タイガースのユニフォームも新しくなり、ビジター用は上半身が黒ベースとなった。ついでにこの際、上下黒ベースの"黒虎"となれば魅力的だろうに違いない。

さあ、恒例の時間。レフトスタンドは黄色くなり、内野3塁側も黄色が目立っている。最近ではビジターの序列が、広島東洋>阪神>千葉ロッテ>読売巨人>福岡ソフトバンク>その他となりつつある傾向と印象。

オープン戦はホームでも派手な演出がなく、シンプルに発表される。さてオープン戦では一部試合で、部分的に自由席として開放されるパノラマ席。公式戦では指定席となるものの、近年は試合によってかなり空席が目立っている。平日は部分閉鎖してもいいのではと考えてみた。

これまでに(現在所属する阪神を含めて)3球団を渡り歩いている糸井。応援歌は3球団とも前奏があり、3パターンの"組曲"ができそう。そう考えているうち、初回からセンターへホームランが出た。

いつの間にか、ホームランの打球方向と飛距離が表示されるようになっている。糸井は130m。続くロサリオも左中間へ1発放ち、こちらは飛距離125m。
そんな初回だったが、裏の攻撃。福田の1打で同点。2回裏は京田がダブルプレーにならず1点勝ち越し。さらに3回裏は平田の1打で1点追加。

さて貴賓室を見ると、なにやら黒い物体が取り付けられていた。これが何かと噂の『トラックマン』だろうか?そうであれば、打球方向と共に飛距離が表示できたのも納得だ。
気分転換に場内を1回りした4回裏、いくつかあるテレビ画面で京田のスクイズ(1点)を確認。以後、しばらく試合は動かなくなった。

改めて、導入された四角いLED照明について。モノ自体は白色の超高輝度LEDであり、2006年以降に投入されたJR東海313系電車(上部ヘッドライト)で知れ渡ったような印象。現在ではすっかり一般的になり、野球場でも既に福岡や横浜が採用している。

7回裏、福田の打球はポール内側へ巻いて3ランホームラン!

ドアラも"いつものアレ"は試みるも、場内演出はなくパフォーマンスだけな様子。今日は成功させた。
8回裏、亀澤が2点タイムリー。福田は内野ゴロでもう1点、平田も1打で更に1点。気づけば10点差になっていた。

そのまま試合終了。13安打(+相手の2エラー)で12点と効率よく大差をつけるも、オープン戦ではうまくいきすぎな気がしてならない。それはそうと、サブスコアボードは配色が昨年と変わっていた。

ともあれ勝利となれば、場内の演出が見られるもの。試合終了後に照明の暗転があると、あらかじめ予告されていた。

実際には照明が所々ウェーブするような光り方を見せたり、交互点滅といったものであった。これらは瞬時に元の明るさへ戻すことの出来る、LEDを生かしたもの。天井のフルカラー照明も用いられる。

でら楽ペアシートの増設工事箇所。今年からはエリアごとにL,1,3と付けられ、今回導入される"3"はやや価格が抑えられるという。

晴れた夕暮れの外、ウッドデッキでひと休み…。
(2018年オープン戦 おわり)
まあ、こんなところでしょう。当然ながら前後部分に1つ2つ仕組んだわけですけど、それについては後日ということで…。