前回は大規模なトラブルで停止してしまい、失意のまま中途半端に終わってしまいました。今回直らなければ、原付シリーズ最終回になってしまいます。

2017年12月23日(土)午後6時9分 岐阜県岐阜市・名鉄岐阜駅に到着

 後は"流れ"でよかったところだろう。ところがまた、いたずら心をくすぐらせるから困り者だ。

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2.名鉄岐阜18:16発→名鉄名古屋18:46着 快速特急186・豊橋行き 1163
 いたのはリニューアル編成。それならば、いっそ乗ってしまうのも一手。特別車こそ、狙って乗れるものではないのだ。

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(S)特別車利用(名鉄) 360円
 車内は雰囲気を一新。壁面はダークグレー系の木目模様となり、高級感を感じさせるもの。小型液晶画面となった案内装置も、一般車と同じ埋め込まれた形状となっている。カーテンは薄青系のプリーツタイプに。座席は2000系と同等品に交換され、ブルーグレー系で独自色を出している。待望の背面テーブルも、座席下は従来品を用いたために空いていない。

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 デッキも壁面は濃色の木目模様になり、照明が暖色のダウンライトとなっている。ドアは折戸のままJR東海式ドアチャイムが付き、これはJR西日本キハ120のリニューアルも同じらしい。洗面台は配置からして一新。トイレも洋式となった。全体として床も壁面にあわせた色合いになり、カーペットは用いられなくなった。

 それでも客室の仕切り扉はモノが変わっておらず、天井周りなども施工前の面影を残している。走行機器も以前と変わらず、界磁チョッパ制御のままだ。考えれば原付が大規模修理等を施そうと、2ストロークエンジンから変わることなど考えられない。

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 ひとまず30分の乗車で調査終了。頻度の表現はともあれ、原付も顔を合わせたもの。リニューアルされた1000系『パノラマスーパー』に憧れていたのかもしれない。

3.名鉄名古屋18:50発→木田19:13着 準急・弥富行き 6464
 今回の一件は原付シリーズとしても、一呼吸置くいい機会だろう。何せ鉄道旅行モノも、まだ"夏休みの宿題"が終わっていないのだ。継続可能性については翌週以降となる。

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(現)オーバーサングラス(ダイソー) 108円
 ついでにサングラスも割れていた。これは買い換えればいいので探すも、べっ甲風の茶色系しかない。そして水曜日、修理完了の連絡が入る。さすがに雪が降るようでは支障が出るので、翌日に…。

2017年12月28日(木)午前10時43分 愛知県あま市

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 翌日は雪上がりの冬晴れ。年末といえどまだ平日ダイヤであり、名鉄津島線は本数が少なくなっている。

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 さて木田駅は2018年、名古屋方向駅舎が改良工事に入るという。期間は6月末までといい、全体像が気になるのは不思議でない。とりあえず、丸型ポストは早めに見ておくのがいいだろう。

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4.木田10:55発→栄生11:18着 普通・吉良吉田行き 3576
 そもそも34本ある3500系。リニューアル向けと思しき試験に用いられたであろう1本と、その結果を踏まえてか施された1本。他は32本、特に補助席撤去で統一されて以降はほぼ変わり映えしない。

 須ヶ口で先に発車する急行も、6両全て"お目当て"でなし。そのまま乗車を続けたところ、すれ違った準急新可児行きは前2両が後期型。狙えるものでないのが困りモノ。

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5.栄生11:19発→犬山11:58着 普通・犬山行き 3581
 こちらもやはり来ない。年末といえど普通は空きが多く、冬休みとあって家族連れも目立つ。時間がゆっくり流れる中、西春で追い抜いた快速特急は2330系。特別車となる1700系は、特急幕の擦れが目立ってきた。

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 以降は犬山までこの普通が先着する。扶桑は現在も反転フラップ式の発車案内が用いられており、エレベーター設置後も変わっていない。

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 珍しく1番線に到着した普通。始発の急行が1番線であることから、一旦引き上げられて再入線する運びである。急行新鵜沼行きが、1番線を先に用いるためであろう。

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 橋上駅舎の犬山。改札口は自由通路を挟んで分かれており、2011年完成のほうにエレベーターが備えられている。今回は犬山からも普通に乗りたいので、1本逃せば30分後となる。

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 駅前にあったイトーヨーカドーが閉店し、ヨシヅヤが"居抜き"で出店。さあ、そろそろ来る頃合だ。

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6.犬山12:22発→市民公園前12:42着 普通・名鉄岐阜行き 5057
 実質は新可児から直通する形となる、各務原線の普通は5000系。そもそも1800系との連結でエラーが出たとからしく、その理由をどうにかして欲しいもの。オールロングシートの車内といい、どうも(3300系にクロスシート車がある現状では特に)もったいない。

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 新鵜沼から新那加まで、各駅に停車するのは30分おき。共に当時周囲の民家軒数が駅名由来となった、二十軒と六軒。急行の停車しない二十軒と、停車する六軒。いつしか立場が逆転している。

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 今回は市民公園前で降りるため、じっくり待って普通を選んだということ。両隣の駅はそれぞれ600mほどしか離れていないため、さほど需要はないのだろう。それでも、他に誰もいないわけではなかった。

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 駅名の由来となった『各務原市民公園』。元々は岐阜大学の敷地であり、移転した後に公園として整備したという。

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 公園から11分歩いて、預けていたバイクショップへ。

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(現)修理費等(バイクショップトライ) 合計25091円
 品目についてはよくわからないが、要するに内部パーツ磨耗もあってチェーン等が破損していたということ。元々中古で結構使い古されたこともあり、状態はよくなかったもの。しかし今更スタンス等は変えられないので、とりあえずはこの状態を"完了形"としておく他ないだろう。同時に交換されたプラグは、なんとなく時期だったかと。
(つづく)

ひとまず少々経費は要しつつ、無事に存続となりました。次回からは予定した物事を再開、消化しましょう。