歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~中部地方のJR在来線一般車両2~




TG11.東海313系0・300番台
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(最高速度はそのままに加減速性能を強化。)
外形:★★★★―(373系を近郊型アレンジさせたようで113系らしさも。)
外色:★★★☆―(快速用車両として311系の帯色を継承。)
車内:★★★★☆(特急型らしい固定窓と、全てのドア上にあるLED案内装置。)
座席:★★★★―(内折れ式ヘッドレスト等更なる進化と引き換えに前後間隔縮小。)
内色:★★★★―(ポップで鮮やかな青系モケットは700系譲りなのか。)
レア:★★★――(登場時点においてさほど多いわけでもなく快速優先で…。)
状態:★★★☆―(老け込むには早いけどリニューアルが見たくなる。)
拡張:★★★★★(多種多様なバリエーションと共に番台区分が複雑化。)
合計点:80点

めぐ「最初乗ったときの印象が強いのはこれですよ。何がって…、373系っぽい顔でしょ。それに座席も、ヘッドカバーが特急っぽい形で。昔はこれに乗りたくて乗りたくて、…そういうことです。」
粗品:カラ松のブロマイド

TG12.東海313系1000・1500番台
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(通常において運用される線区では最高性能を発揮しない。)
外形:★★★★―(373系を近郊型アレンジさせたようで側面窓の処理が滑らか。)
外色:★★★☆―(東海道線快速用の0番台と同じく311系の帯色を継承。)
車内:★★★★―(混雑対策のためか車端部はロングシート化。)
座席:★★★★―(座り心地そのものは進化系とあって良好。)
内色:★★★★―(0番台と同じくポップで鮮やかな青系モケット。)
レア:★★★☆―(4両編成と3両編成が3本ずつしか製造されなかった。)
状態:★★★☆―(乗りたがってたあの頃から15年以上も経過してたのか…。)
拡張:★★★☆―(観光列車として使うには物足りない。)
合計点:77点

めぐ「中央線だとこれになりまして、3両と3両の6両で快速だと結構見ものだったりしたわけですよ。でも数あんまり多くなかったわけですから、乗れたらよかったみたいな?」

TG13.東海313系1100・1600番台
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(※左側の3両編成)
最高速度120km/h
性能:★★★★☆(走行機器に小変化が生じるも全体として変化なし。)
外形:★★★★―(行き先表示がフルカラーLED式に変化した程度。)
外色:★★★☆―(帯色そのものは311系から変化なし。)
車内:★★★★―(2010年以降のロングシートは袖仕切りが大型化。)
座席:★★★★―(座席そのものは1000番台からやや軽量化した程度で変化なし。)
内色:★★★★―(全体的な色調に変化はなく青色の座席が並ぶ。)
レア:★★★――(中央西線より東海道線での活躍が目立つ。)
状態:★★★★★(2006年から2014年の3度にわたって増備。)
拡張:★★★★―(増備時期に応じてLED照明などを導入。)
合計点:80点

めぐ「段々と増え始めるに当たってLEDの行先など改良が加えられます。それからどうなったかといいますと、東海道線の混雑対策でしょう。ちょっと目的が変わってしまったと言うのか、なんて言うか…。」
粗品:金沢湯涌サイダー柚子乙女

TG14.東海313系1700・1300番台
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(発電ブレーキ等を搭載し山岳部の閑散路線でも運用。)
外形:★★★★―(2両編成のみワンマン対応のため専用装置がある。)
外色:★★★☆―(帯色そのものは他の313系と変化なし。)
車内:★★★★―(準備工事含め半自動ドアやワンマン装置などを設置。)
座席:★★★★―(座り心地はそのままに転換時の操作を軽量化。)
内色:★★★★―(0番台から貫通扉部分も青系で統一されている。)
レア:★★★☆―(運用線区によって必ず来たりほぼ運任せだったり。)
状態:★★★★★(武豊線の電化に合わせて新車として投入された2両編成が8本。)
拡張:★★★★―(全編成2パンタグラフなので静岡地区でも活躍できるはず。)
合計点:81点

めぐ「飯田線とかですと半自動ドアとか、色々必要なので取り付けました。そのために結構他と比べて重みがあったりするんですよ。前は長野まで行ってたものですから、他がアレなだけに結構貴重なものでして。2両となる1300番台もモノ自体があまり変わりませんので、こちらのバリエーションとして考えます。」
粗品:木村カエラでSnowdome

TG15.東海313系2300~2600番台
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最高速度110km/h
性能:★★★★―(現状、静岡地区では最高運転速度がやや低い。)
外形:★★★★―(転換式クロスシート車両とは窓割が異なる。)
外色:★★★☆―(快速列車の定期運転がないのに快速用と思しき帯色。)
車内:★★★★―(トイレは車椅子対応型洋式で全ての編成にある。)
座席:★★★――(改良されたものの長距離に適さないオールロングシート。)
内色:★★★☆―(同じ青系なので別の色を用いて欲しかった。)
レア:★★★――(静岡地区ではよく見かける車両。)
状態:★★★★―(まだまだ新車と言い張っても通用する。)
拡張:★★★★★(細かなタイプ違いで番台区分が複雑化。)
合計点:76点

めぐ「せっかく静岡に313系を入れるってのに、どうしてオールロングになってしまったんでしょうね?確かに短距離乗車も多いですし、混雑はわかります。それこそクロスシートでも補助席ないから、ドア部分が広く取れてますし。逆に大垣とか神領に入れてください。」

TG16.東海313系3000番台
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(山岳路線だけでなく幹線の快速運用もこなす。)
外形:★★★★―(ロングシート車両の窓割りはこちらから流用された。)
外色:★★★☆―(転換式クロスシート車両と同じオレンジ帯。)
車内:★★★★―(115系を正常に進化してワイドビューを実現。)
座席:★★★――(ヘッドカバーが特急車両の雰囲気を出すもボックス席は…。)
内色:★★★★―(このタイプだけ座席や貫通扉等が青緑系。)
レア:★★★☆―(飯田線のワンマンよりも東海道線の快速運用で出会えたら幸運?)
状態:★★★☆―(新しく見えるも実は313系で最初に登場したタイプ。)
拡張:★★★☆―(愛知環状鉄道向けの新車に応用される。)
合計点:74点

めぐ「これも結構いい車両だと思ってました。ボックスシートなのに、313系らしいヘッドカバーとかしっかりありますし。他が青なのにこれだけ青緑ってのがいいんですよ。改良型の3100番台は乗れてないんですけど、なんで2本しか出なかったんでしょうね?」

TG17.東海313系5000・5300番台
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最高速度120km/h
性能:★★★★☆(6両編成のみ更なる乗り心地改良を実施。)
外形:★★★★―(引き続き固定窓の側面処理が美しい。)
外色:★★★――(せっかくの快速専用車両なのに工夫が見られない。)
車内:★★★★☆(全ての座席が転換可能となったクロスシート。)
座席:★★★★―(2006年以降の座席でありレベルが高い。)
内色:★★★☆―(バリエーションに乏しく慣れるか飽きるか。)
レア:★★★☆―(編成数は結構多いものの2両編成では運次第。)
状態:★★★★☆(21世紀の在来線フラッグシップとして20年は安泰か。)
拡張:★★★★★(デザインの違いを見せつつ液晶画面式の案内に期待。)
合計点:81点

めぐ「そうですよ、これが快速用として最高傑作と言われるようなタイプ。モノはそれでいいんですけど、ワンパターンで面白くなくなったって言いますか。ハイテクとか、カラフルとか。もっと欲しい。ください!」
粗品:冷凍五目チャーハン
(つづく)