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めぐ「民営化後、JR東日本はあるコンセプトを元に車両を開発するようになります。それは何でしょう?ついでに、ちょっとだけ近郊型が交じります。」

歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~関東甲信越のJR在来線一般車両4~


TE20.東日本209系0番台
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最高速度90km/h
性能:★★★――(電動車の割合を減らして消費電力低減を実現。)
外形:★★☆――(費用をかけていないのが目に見えてわかる。)
外色:★★★――(205系と同じく塗装せず路線色に合わせてテープを巻く。)
車内:★★★――(209系以降はドアの上に案内装置が設けられた。)
座席:★☆―――(この形状も初期は省メンテナンス性のみを重視。)
内色:★★―――(座席の青でなく壁面のグレーが低予算感を演出。)
レア:★――――(京浜東北線では絶対数が多いうえに圧倒的多数を占めた。)
状態:★☆―――(明らかに老朽化しやすいような設計ぶりを見せた。)
拡張:★★★☆―(状態の良い車両は各所へ転用されて現役続行。)
合計点:47点

「これもゲームで気になったというか、205系より新しいですし。コスト半分寿命半分というのがどういうのかなって。まあ、それなりだったけどE231系出ちゃうとね…。」

TE21.東日本209系500番台
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最高速度100km/h
性能:★★★――(性能面で変化はないもののやや安定してきたか。)
外形:★★★――(後に標準となる幅広車体とフロントマスクを採用。)
外色:★★★――(やはり基本は変わりない。)
車内:★★★――(変化はないものの幅広なため立席定員が増加した。)
座席:★★―――(後継車両の投入以降に手が入ったか。)
内色:★★―――(壁面のグレーが汚れたことや窓ガラスのグレーが寒々しい。)
レア:★★★☆―(製造数が少ないために遭遇率は低い。)
状態:★★―――(見劣るもののまだ状態がいい様子。)
拡張:★★―――(209系としては小規模な転用程度しかない。)
合計点:52点

「そして消費電力も半分でして、やはり軽くなったのが要因でしょう。後期型でも209系は209系。なんとなく汚れが目立ってきました。」

TE22.東日本209系1000番台
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最高速度90km/h
性能:★★★――(地下鉄サイドの都合で電動車の割合が増加。)
外形:★★★――(地下鉄に合わせたストレート車体と貫通扉付き前頭部。)
外色:★★★――(常磐線電車の青緑は窓下部分のみで快速線と判別を図る。)
車内:★★★――(209系以降は窓ガラスに工夫を凝らしたため日よけを省略。)
座席:★★―――(短距離乗車に特化したもの。)
内色:★★―――(209系に関しては基本的に統一された様子。)
レア:★★★★★(2本しかないため狙って乗るのは困難。)
状態:★★☆――(小田急乗り入れはかなわずも老け込むにはまだ早いか。)
拡張:★★★――(地下鉄東西線向けにE231系800番台として発展。)
合計点:59点

「これなんですけど、乗ったのは国会議事堂前から霞ヶ関で1km満たないというアレで。乗ったという事実だけで終わっちゃいました。」

TE23.東日本209系2000・2100番台
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最高速度110km/h
性能:★★★☆―(走行機器が更新されたこともあり性能が向上。)
外形:★★☆――(転用前から車体形状などは変わらない。)
外色:★★★――(従来の横須賀色と異なり青と黄色で房総地区の色となる。)
車内:★★★――(長距離運用向けにトイレが設けられるもなぜか中間電動車。)
座席:★★★――(先頭車両には長距離向けにボックスシートが設けられた。)
内色:★★★――(ボックスシートは従来と異なる青緑系のモケット。)
レア:☆――――(房総地区はこの形式でほぼ統一された。)
状態:★★☆――(車体は見劣りを否めない。)
拡張:★★☆――(新車はもう少し様子見となりそう。)
合計点:52点

「なんていうか…、もったいないようにはならずに済んだのかなって。でもどうせなら、全部ボックスシートってわけにはいかなかったのかな?…モハじゃないし。」

TE24.東日本209系3000番台
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最高速度85km/h
性能:★★☆――(八高線は路線最高速度そのものが低かった。)
外形:★★☆――(209系らしいチープな外見は健在。)
外色:★★★――(黄緑色とオレンジが湘南色に見えなくもないけど違う。)
車内:★★★――(半自動ドア用のボタンが設置される。)
座席:★★―――(慣れればいいようなものだろうけど…。)
内色:★★―――(これも長距離だと飽きるだろうか。)
レア:★★★――(数は少ないながら半数弱程度を占めている。)
状態:★★☆――(さほど悪くなっていないはず。)
拡張:★☆―――(他線区への転用はないと考えたほうがいい。)
合計点:49点

「八高線は…、たぶん相模線と同じかなって。元から川越線にいた103系が、元をたどれば72系と言う旧式でして。それと比べれば新車でしょうけど、何せ手をつける前の話。…あれ、こんなに点数低かったっけ?」

TE25.東日本209系3100番台
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最高速度85km/h
性能:★★☆――(八高線は路線最高速度そのものが低かった。)
外形:★★★――(転用車両故に形状が異なっている。)
外色:★★★――(転用後は生え抜き車両と同じ黄緑色とオレンジ。)
車内:★★★――(生え抜き車両との違いか多く見受けられる。)
座席:★★☆――(他の209系と異なり座席形状が従来品に近い。)
内色:★★★☆―(座席色はより明るい水色系など異なる印象。)
レア:★★★★☆(異なるタイプの編成が1本ずつ。)
状態:★★☆――(りんかい線時代の疲労感が大きい。)
拡張:★☆―――(おそらくこのままマイペースに推移しそう。)
合計点:58点

「それで103系を置き換えたのが、205系とこれになるわけです。一応乗ってはいるんですけど、座れたかどうかってなったらどうかなって…。」

TE26.東日本211系セミクロスシート車両
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最高速度110km/h
性能:★★★☆―(転用前は電動車の割合が低く数字より鈍かった。)
外形:★★★☆―(FRPを用いた近代的なフロントマスク。)
外色:★★★――(湘南色というよりはオレンジの割合が多いから東海色?)
車内:★★★――(国鉄近郊型電車を近代的にするとこうなるという答え。)
座席:★★★――(独特な包み込まれる感もあったが交換された。)
内色:★★☆――(内装はクリーム系で赤系の座席が似合っていた。)
レア:★★★★―(少数派なため来てほしい時に来てくれない。)
状態:★★☆――(製造から年月が経過したためくたびれてきた。)
拡張:★★★――(JR以降に各地区で同様の構造が生かされた格好。)
合計点:62点

「国鉄で考えるならば最新だったんでしょうけど、今のJRになってしまうと古くなりますよ。ボックスあるだけいいんでしょうけど、座れればね…。転用前は性能で1点引くため、61点になります。」

TE27.東日本211系オールロングシート車両
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最高速度110km/h
性能:★★★☆―(転用後は電動車の割合が高く本来の性能が出るように。)
外形:★★★☆―(ボックスシートの有無で外観に違いはない。)
外色:★★★――(房総地区では黄色と青、長野地区では淡い青と緑。)
車内:★★★――(ひたすら開放的な印象。)
座席:★★☆――(長距離には向かない座席が鎮座する。)
内色:★★☆――(壁面は交換されていないので座席の青緑が合わない。)
レア:★★―――(多数派であるため結構迷惑。)
状態:★★☆――(リニューアルもしくは置き換えの言葉が出てくる頃。)
拡張:★★☆――(転用先が悪かった。)
合計点:56点

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「…JRだとロングばっかり。混雑するのはわかるけど、そうならそうで混雑しない時間に長距離移動する人のことも考えてください。これも転用前は性能で1点引くため、54点になりました。」

TE28.東日本E217系普通車
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最高速度120km/h
性能:★★★☆―(高性能ぶりも電動車の割合が低く無理を強いている。)
外形:★★★☆―(209系と異なり高運転台や貫通扉で強そうに。)
外色:★★★☆―(今に受け継ぐ横須賀色の帯。)
車内:★★★――(これまでの近郊型電車とは全く異なる雰囲気。)
座席:★★☆――(形状はよかったものの座面がよろしくない方向に硬い。)
内色:★★☆――(昔こそ近未来感があったものの現在はグレー系で冷ややか。)
レア:☆――――(総武快速線はすべてこの車両。)
状態:★★―――(機器更新を行うも車体は…?)
拡張:★★―――(期待するだけ無駄なあがきに思える。)
合計点:51点

「それで3ドアじゃダメだったんでしょう。4ドアになってからは、一部車両にボックスシートがつきました。最初座ってみて、座面が高いかなって…。そうしたら、そもそも硬かったってこと。」
※一時期在籍していた東海道線については算出していないため、追記する形になります。

(つづく)

「そもそも満員電車の定義って、どれぐらいからを指すんでしょうかね?あえて座らないような人は座ったものとして計算し、空席がなく立ち客がわずかにいる状態を100に。パンパンでこれ以上入らないようなものを200としましょう。さあ…、どう?」