イメージ 2

めぐ「考えれば、初めての泊りがけ旅行が東北だったんですけど。…もうあれから10年経つんですよね。」

歴代に乗車した交通車両を評価してみよう~東北地方のJR在来線一般車両~

TD21.東日本205系3100番台オールロング車両
イメージ 1
(※写真:津波による浸水被害を受けたとされる編成、廃車済。)
最高速度95km/h
性能:★★★――(線形の都合もあって速度自体は遅い。)
外形:★★★★☆(中間車両の改造により新車と見間違わんばかりの先頭形状を入手。)
外色:★★★☆―(ステンレス車体に青と水色のツートン帯を巻く。)
車内:★★★――(元の車両にトイレと半自動ドアボタンが付いた程度。)
座席:★★★――(運用区間を考慮すると必要十分だったロングシート。)
内色:★★★――(山手線在籍当時と大きく変わっていない。)
レア:★★☆――(仙石線で多数を占める車両。)
状態:★★☆――(乗ってみると前時代的だとわかる。)
拡張:★★★――(山手線撤退後に各所へ転配された車両の1つ。)
合計点:62点

「顔だけ見ると205系って言われるまでわかんないぐらいですよ。まあ、乗ったら205系だったんですけど。トイレがあるので近郊型って…、そんなわけない。」

TD22.東日本205系3100番台2WAYシート車両
イメージ 3

最高速度95km/h
性能:★★★――(オールロングシート車両と同じ。)
外形:★★★★☆(オールロングシート車両と同じ。)
外色:★★★☆―(石ノ森章太郎作品のラッピングを纏った車両は2WAYシート。)
車内:★★★☆―(一気に近郊型車両を用いた快速らしいものと化す。)
座席:★★★――(ギミックを重視したためか造りそのものは薄く強くない。)
内色:★★★――(近郊型の211系になった。)
レア:★★★★―(少数派であるため狙って乗るのは困難。)
状態:★★★☆―(乗ってから10年もすればリニューアルの声も聞こえてくるか。)
拡張:★★★☆―(ラッピングを纏わない車両は1両ごとに帯色が異なる。)
合計点:70点

「クロスシートがあってこそ近郊型っていうか…、乗れるうちに乗っておこうみたいな?乗れてよかったものです。もう、クロスシートモードにならないとからしいですし。」

TD23.東日本417系
イメージ 3

最高速度100km/h
性能:★★★☆―(あくまで普通用として需要や線区に合わせた最適な水準。)
外形:★★★☆―(片側2ドアの車体を持つ一般車両。)
外色:★★★☆―(白ベースの車体に東日本らしい緑帯が入る。)
車内:★★★★―(風よけの仕切りが優等列車らしさを演出。)
座席:★★★――(あくまで国鉄のボックスシート。)
内色:★★★☆―(3両すべて座席色が変えられている。)
レア:★★★★―(3両編成が5本、合計15両しか製造されなかった。)
状態:★★★――(年期は入ったものの状態は悪くなかったような…?)
拡張:★★☆――(広範囲での運用を考慮したものの最末期まで仙台地区にとどまった。)
合計点:68点

「これね…、最初は期待されてたんだと思うの。国鉄がああなったから完全な新車が入らなくなっちゃって。私は好きでした。」

TD24.東日本455系未更新車両
イメージ 3

最高速度110km/h
性能:★★★★―(急行型らしくそれなりに性能が高い。)
外形:★★★★―(急行型らしく風格を感じさせる。)
外色:★★★☆―(417系と同様の塗装が基本であり東北地域本社色という。)
車内:★★★★―(デッキ仕切りは扉から残すなど急行型らしさを残す。)
座席:★★★☆―(急行型は国鉄型ボックスの窓側にも肘掛がある。)
内色:★★★☆―(3両すべて座席色が変えられている。)
レア:★★★――(リニューアル車両含め数は結構あったような?)
状態:★★☆――(風格と同時に年期も感じさせた。)
拡張:★★★☆―(線区によって多彩な印象を与えた。)
合計点:70点

「これ乗ったのが2006年の常磐線なんだけど…、もうわかりますよね?あの区間を通ることはもうかなわないのでしょうか?どのような形でも全線復旧…、東北太平洋側の復興。」

TD25.東日本701系通常タイプ
イメージ 8

イメージ 9

最高速度110km/h
性能:★★★★―(走行機器が進化し車体も軽くなったことで高速化。)
外形:★★―――(正面も側面も平面で安っぽい。)
外色:★★★★―(ステンレス車体に鮮やかな帯色。)
車内:★☆―――(トイレと半自動ドアがあるほかは純然たる通勤専用車。)
座席:★★―――(そもそもが長距離乗車に向かないオールロングシート。)
内色:★★★――(座席色は編成間で統一され、結構タイプだったりする。)
レア:★――――(仙台地区以外ではすべてこの電車。)
状態:★★☆――(環境が過酷なのか老朽化は早く進行した。)
拡張:★★★★―(投入地区によってカラーリングが異なり多彩なもの。)
合計点:53点

「この車両のいいところ。電車になってスピードがアップしたところ、ロングシートとしては比較的造りがよかったことと多彩な色合い。他は基本的にダメ。」

TD26.東日本701系5000番台
イメージ 7

最高速度110km/h
性能:★★★★―(標準軌用でも性能そのものは同じ。)
外形:★★―――(とにかく平面で新幹線E6系との差が激しい。)
外色:★★★☆―(秋田地区の狭軌用車両より淡い帯色。)
車内:★★☆――(まだ寒冷地の車両として物足りない。)
座席:★★★☆―(長距離利用に配慮したのかボックスシートを配備。)
内色:★★★☆―(不思議と青緑のモケットは好き。)
レア:★☆―――(田沢湖線はこの車両に統一も列車本数自体が少ない。)
状態:★★★――(車体はステンレスで耐久性がある。)
拡張:★☆―――(山形新幹線区間への転用の可能性があるかというだけ。)
合計点:56点

「まあ、ボックスシートがあるだけよかったものよね。空いてたし。1067mmのでもボックスシートがちょっとだけあるみたいだし、逆に山形新幹線だとボックスなくなっちゃってるし。」

TD27.東日本719系
イメージ 6

最高速度110km/h
性能:★★★★―(JR世代らしい性能の高さを見せる。)
外形:★★★☆―(不思議と211系と同じ形状の3ドア車両が気になったもの。)
外色:★★★☆―(417系から続く緑帯に赤線がアクセントとなる。)
車内:★★★☆―(3ドアになっても風よけの仕切りガラスは健在。)
座席:★★★☆―(211系と同等のクロスシートは座席向きが中央部寄り。)
内色:★★★――(オレンジ系に統一された。)
レア:★★★――(仙台地区で用いられる車両で2両編成の半分ぐらい?)
状態:★★★――(同じステンレスでも造りがいいのか状態がいいような気がする。)
拡張:★★★★―(磐越西線では帯色変更の他、観光列車も登場。)
合計点:69点

「同じ世代が北海道の721系とか東海の311系で、東日本と四国には転換式クロスシートが導入されなかったって話。719系も置き換え決まったそうで、確かに下は古いですし。フルーティアが残るなら、磐越西線用のも残したほうがいいでしょう。」

TD28.東日本E721系
イメージ 4

最高速度110km/h
性能:★★★★―(701系からさらに進化も最高速度は変わらず。)
外形:★★★☆―(新型らしく柔軟性を感じさせるとか。)
外色:★★★☆―(本線用の0番台は719系から基本を引き継ぐ。)
車内:★★★☆―(トイレや案内装置などハード面は進化も風よけガラスは廃止。)
座席:★★★☆―(JR東日本らしい形状の椅子は改良されたもので、配置は一般的なボックス。)
内色:★★★★―(これまでと打って変わってクールな青系にして壁面は薄く木目入り。)
レア:★★★――(結構数が多くなるも過半数には至らず。)
状態:★★★★―(仙台地区では最も新しい車両。)
拡張:★★★☆―(これからの他線区投入に期待せよ?)
合計点:72点

「仙台空港用の車両は外のカラーリングが異なり、車内に荷物置き場があります。よって、外装配色と車内設備が1点ずつ加算されます。それと、4両編成の投入も決定しました。」

イメージ 5

※500番台合計:74点

TD29.東日本キハ40系列一般車両
イメージ 10

最高速度85km/h
性能:★★☆――(エンジンは交換され出力向上も線形が悪い。)
外形:★★★☆―(良くも悪くも国鉄気動車らしく頑丈。)
外色:★★★☆―(白ベースに緑2色のツートンを東北地域本社色という。)
車内:★★★――(仙台地区はさほど寒くないためかデッキがない。)
座席:★★★――(2列1列のボックスシートか小分けされたオールロングシートか。)
内色:★★★――(シンプルな色遣いでコメントに困る。)
レア:★★★――(当時は石巻線と気仙沼線の車両が決まっていた。)
状態:★★☆――(さすがに新型と比べて見劣りは否定できない。)
拡張:★★★★★(頑丈な車体を生かしてジョイフルトレインが多数登場。)
合計点:64点

「石巻から乗ったときはロングも形よさそうだったんですけど、やっぱりボックスを選んでしまいました。それとジョイフルトレインで…、リゾートしらかみのブナ編成ってどうなるんだろうね?」

TD30.東日本キハ110系一般車両
イメージ 12

最高速度100km/h
性能:★★★★―(JR世代らしく高出力のエンジンを採用。)
外形:★★★★―(軽量化されつつも頑丈で豪華な造り。)
外色:★★★☆―(基本的にはごく薄い緑に抹茶のような緑。)
車内:★★★☆―(デッキがなく窓は固定式で横引きカーテンのある車内。)
座席:★★★☆―(1列2列のボックスシートは意外なほど座りやすかった。)
内色:★★★――(寒色系のモケットが主に使われている。)
レア:★★―――(東北の非電化路線では多く見かける車両。)
状態:★★★☆―(老朽化の波は着実に押し寄せてきているはずだが…?)
拡張:★★★――(カラーバリエーションで挙げられるのは奥の細道ラインぐらい。)
合計点:67点

「なんだろうね…、不思議といい車両っぽく思えて乗ったらそこまででもないのかなって。なのにどういうわけか座ったらキハ11よりよかったんですよ。奥の細道ラインの車両は仙石線の全線復旧まで、ヘルプに入ってました。」

イメージ 11

(つづく)

めぐ「東北まではいいんですよ、数も多くありませんし。関東からが多すぎて多すぎて。それで…、水着姿どうでした…?あんまり自信ありません。」