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新東名高速道路開通記念企画。500回スペシャルでは豊田東から浜松浜北まで、本線を紹介していきました。今回は途中のパーキングエリアについて、見ていきましょうか。

2016年3月6日(日)

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新東名高速道路 長篠設楽原PA
 このパーキングは上下とも下り線側に集まっており、本線をまたぐ形となる。岡崎と異なり、エリアそのものは上下で分かれている。

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 駐車場の案内がある。小型車両用スペースが手前にあり、混雑状況に応じて大型車両用スペースへ誘導するようになっている。手前のスペースに大型車両は入ることができない。

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 小型車用スペースは数も多くなく、混雑とある中で程なくして満車となった。実際は奥にある大型車両用スペースのほうが、休憩施設には近い。

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 建物は長篠の合戦をイメージしたもの。上り線の"母屋"は武田軍の本陣を思わせるデザインとのことで、武田菱の家紋も入っている。中は"セルフ式食堂"と、"コンビニ化した売店"が同居。外にも屋台がある。

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 ゴミ箱も細かに分別され、中もある程度見える様子。

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 トイレも最新式で、個室の前にあるランプの色で使用状況がわかるという優れもの。この"外便所"には他に、道路状況が表示される『ハイウェイ情報ターミナル』なる端末も。

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 もちろん二輪車用スペースも、独立したところに設けられている。もっともな話50ccの原付では通行できず、125cc以上の自動二輪でなければ高速道路など自動車専用道路を通行できない。

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 芝生はまだ完成しておらず、立ち入ることができない。

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 バスは正面に横づけできるような形で専用スペースがあり、ちょうど両野交通のセレガが入ってきた。雰囲気からして、中国人のツアーかと。

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戦国コロッケ 160円
 ジャガイモや肉だけでなく、ニンジンやこんにゃくの入った四角いコロッケ。さらにおからも入っているといい、この四角い形状は武田菱の家紋を模したものだとか。なかなか独特でおいしく、おすすめの1品。次回訪れた時も購入したい。

あげもち 2個×2本300円
 丸い餅に海苔のついた、しょうゆの揚げもの。完全に作り置きだったものの、さほど時間がたってなかったのかそれほど硬くない。味もなかなかよく、結構好き。

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 長々と居座るわけにもいかないので、このあたりで失礼しよう。大型車両用スペースは比較的余裕があり、休日はトラックが少ないことから小型車両も利用可能。

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 トレーラーは専用のスペースが設けられている。

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 退出の際は休憩所の下、本線の下をくぐる形となる。前を行く二輪車は、どこか先導する白バイクのような。セーフティーカーではないはずだ。

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 そのまま本線に再合流。二輪車とは程なくして離れることとなる。

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中華料理萬来(浜松市中区)
 3年前に痛い目を見た、あの特大チャーハンの店。特大チャーハンは姿を消し、名前は分からずじまい。店自体も気のせいかリニューアルされているような…?

油淋鶏ランチ・台湾豚骨ラーメン(中華料理萬来) 700円
 油淋鶏は大きな鶏肉の唐揚げに甘酢とネギをかけたもので、さらにマヨネーズがかかりキャベツが敷かれている。肉は1枚肉であり、揚げてから食べやすいように細かく刻まれている。部位からかやや脂が少ないようで、ボリュームある品を食べる目的ならばこれぐらいでちょうどいいのかも。甘酢ともよく合う。でも、そもそも油淋鶏とは何だろうか?
 大きな唐揚げで挙げられるのは、松本で食べた山賊焼きだろう。そして、大学時代に1番人気だった山賊揚げ。松本で食べたものはタレなど何もかかっていない。大学時代の人気メニューとしてはタレがかかったもので、この甘酢とは全く異なるもの。
 そして有名な宮崎名物のチキン南蛮があるが、そもそもタルタルソースが欠かせないものとなっている。この油淋鶏にはタルタルソースが添えられておらず、チキン南蛮とは別物だと断言できる。
 よくある大きさの唐揚げならどうかと考えても、やはり何か違う。萬来の油淋鶏はこの大きさだから(ランチの1つとして)成り立つのであって、李さんの台湾唐揚げと同じ一口サイズではダメなのだ。
 さあ、話をランチに戻そう。ラーメンはいくつか種類がある中で、台湾豚骨ラーメンを選択。ラーメンでいう"台湾"とは、唐辛子やニンニクで味付けされた豚ひき肉とニラのこと。出てきたものを見た限りでは"台湾"とスープを別々に加えたタイプで、これならば醤油だけでなく塩や豚骨でも応用が利く。
 そしてレンゲは、プラスチックと金属の合わせて2つ。金属レンゲは穴が開いており、ひき肉をすくうのに役立つ。肝心のラーメンはというと、麺はともかくスープがなかなか強い。豚骨スープに辛みが加わって絶妙な攻撃性。単なる豚骨ラーメンや、単なる台湾ラーメンに飽きてしまったら味わうべき。
 さらにランチでは御飯もおかわり自由とあって、"メイン2種類"を存分に味わうことができる。他はキャベツサラダや日替わり小鉢(この日は肉団子)、漬物が付く。お茶もしくはコーヒー(アイスコーヒーを選択)まで付く。…何ですかこれ。この値段で満腹になってしまったじゃないか。

 弟の浜松生活に終わり(正確にいうと中退)が見えた今、親と共に訪れることはないのかもしれない。それでも『炭焼きレストランさわやか』を差し置いて、また食べに来たくなってしまうのが恐ろしいのだ。
(おわり)

後半は浜松市の中華料理を紹介していきました。さて今回の新東名開通で豊田~御殿場間が2手に分かれたのでございますが、第3のルートとして無料の国道があります。国道23号の蒲郡バイパスが全線開通となれば、実に四日市から箱根まで道なりというのだから恐ろしいもの…。そういうことです。
ご清聴ありがとうございました。